誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

花畑を訪ねて

2014-09-12 19:22:52 | 山歩き
  五ヶ瀬の白岩山(岩峰)と水呑み頭(本来の白岩山?)

  家を出発するときは、白岩山の花畑から椎葉のまぼろしの滝へと考えていた。
 コースは、ごぼう畠から杉ヶ越へ登り、霧立ち越しから白岩山を経て水呑み頭へ。
 水飲み頭から石楠花の群生地を経て白岩林道へ、林道を歩いてまぼろしの滝へ下る。
 まぼろしの滝からは白岩林道を歩いて(4kmほど)ごぼう畠の出発点に戻る。

  出発地点のごぼう畠、我が目を疑うかのようにガラーンと空っぽの駐車場
 花の時期には珍しいなと思いながら、静かに歩けることに喜びを感じる。

  ゆったりとした傾斜を歩いて行くと、早くも可憐?なツルリンドウがお出迎え
 一方には、焼酎漬けにすると、ワインレッドのオオカメの実がたわわに
 
  花が終わった後の実は、鮮やかな真紅なツルリンドウ          焼酎漬けでワインレッドのオオカメの実

  歩き始めて20分で、霧立ち越の起点となる、杉ヶ腰に到着する。
 さあ~ここから、花園へ快適なトレッキングロードが始まります。
        
        西郷さんも足休めした杉ヶ越(左=扇山、右=向坂山)
  おっ! 大岩の陰にちっちゃなちっちゃな白い花が揺れている。
        
        咲き始めたばかりの、ヤクシマホツツジです。
  もうここから、言葉はいりませんね~♪
 見かけた花達を紹介しますので見てやってくださいな。
 名前が間違っていたら、教えてくださると嬉しい限りです。
            
                 可愛くも ちょっと怖いキノコ達
   
       アキチョウジ               アオハダ、まるでコーヒーの実ですね。゛          咲き初めアキノキリンソウ
        
  オオバショウマ?                可愛かったイワギク          イシズチカラマツでしょうか?
           
 キリンソウは終っていました。      花は可憐だが、実はエグイ山芍薬       6mmくらいのちっちゃなコフウロウ
   
 風車の様なシオガマギク            シコクママコナ                     蜂に大人気のツクシアザミ                       
 ソバナです、ツルニンジンと区別してね。  後姿も可愛いねっ              覗いちゃ~ ダメヨ~ダメダメ!
   
  ツクシカラマツでしょうか?           ツクシクサボタン                  御髭になったツクシクサボタン
   
 ツクシトウヒレンかな?               ツクシミカエリソウ                  まだ蕾の猛毒、タンナトリカブト
   
 ツクシノダケ                  花を終えたホソバノシュロウソウ            メタカラコウ(オタカラコウもあります)          
 ヤハズハハコ                 ユキザサの美                  甘~いヤマボウシの実              
          レイジンソ(ウ伶人草)
   そんなこんなしていると、白岩山(白岩岩峰)に到着する。
          
 ここまでは天気に恵まれて、素晴らしい展望があり、360度のパノラマを楽しむ。
          
        地元に人は、切株山と呼ぶ『行縢山』です。
  昼食に時間になっていたが、もう少し足を延ばして、水呑み頭へと向かう。
          
 先の白岩岩峰から扇山へ向かって歩くと、10分ほどで分岐があり左に登ると水呑み頭
          

          
        国土地理院などでは、本来の白岩山?三角点があります。
  12時15分、ランチタイムとなりました。
 いつもの様に、yamahiroシェフが御馳走ランチを作り調理15分食事8分で終了
 さてと、ここから石楠花の群生地を通って、白岩林道へ下るとするか!
  
  この時、初めてお空の変化に気が付く
 南西は明るくて雲の隙間に青空だが、南東はどよ~んとした雲が漂っている。
 風も何だか湿っぽくなってきたような・・・・
 ”まぼろしの滝”まで下って、ごぼう畠の駐車場に戻るには、最低3時間は必要だが・・・
 俄かに、最近のゲリラ豪雨が頭を過り始め、滝は逃げないから、また今度の機会に決定。
 
  食事道具をザックに押し込むと、用は済んだとばかりにスタスタと来た道を戻る。
 来るときは、花達に可愛いねぇ~と声を掛けながら必死にカメラを向けたものだったが、
 『釣った魚に餌与えず?』の如く、殆ど見向きもせずに登山口へと戻った。
 
  登山口に戻ったあと、まぼろしの滝へのアクセスを下見する。
 ごぼう畠から白岩林道=約3.5kmで三叉路で通行遠慮下さいの表示とロープ
            普通車でも走行可だが、若干のダメージを覚悟でどうぞ
 三叉路から告265号= 約5.5kmだが落石が多くていつ通行不可になるか判らない。
           紅葉観賞路となってはいるので、普通車でも走行可です。
 ***yamahiroは、ごぼう畠から白岩林道の往復を推奨します。
    
 
  
 
コメント
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