大崩山は難易度が高いため、身体の調子を見計らっていた。
袖ダキ周辺のササユリは見頃だろうし、上湧塚~小積ダキは腕の状態から無理だし
エイヤッ!登れるところまで登って、きつかったらリタイヤと出かけてみた。
登山口の手前から大崩山の岩峰群
7:45祝子川登山口をスタートする。
出掛けに天気予報をしっかり見てこなかった事だけが気掛かりだったが
登っても袖ダキまでと言う気楽さで、ゆっくりした歩調で歩く
3つ目の小さな沢で渡渉に手間取りながらも靴を濡らすこともなく大崩山荘く
丸木橋を恐々わたる。
大崩山荘(登山口から30分ほど)
大崩山荘から左に折れて渡渉すれば、30数回の梯子と格闘して小積ダキへ
涌く塚や三里河原へは、馬酔木の林を直進して進むことになる。
登山道は狭く至る所に露岩があって、気の抜けない歩きが続く
ロープを握っての大岩トラバースは、スリリングだが神経をすり減らす。
大岩のスロープをトラバース
登山口から約50分ほどで、三里河原(直進)と別れ湧く塚へ川を渡渉する。
渡渉点は、10数年前は丸太の1本橋で女性泣かせの橋、その後に金属製の橋が架けられた
しかし、毎年の様に祝子川は大荒れして、橋は掛けられても掛けられても流された。
2年前の流失で橋は掛けられなくなり、自力で渡渉するしかなく女性など難所になった。
この日も、前々日の大雨で水量が多く、相棒さんは岩を跳ぶ決心が付かず数分立ちんぼ
遂に後続の4人組さんに追われるように、靴を脱いでの渡渉となったのだ。
(後続の4人組をアシストする羽目になり、約10分の時間を消費、
難所のアシストだけで最後までフォローしなかった為?、1人の女性がドボン)
渡渉後は小さな支流沿いに登りながら、袖ダキに向って本格的な登りが始まる。
最後の水場を過ぎるといよいよ傾斜が増し、急坂ガレ場の難所が待ち受ける。
メタボ判定岩の後に、ガレ場が待っている。
長い梯子、今の時期はキイチゴの御馳走があるよ♪
梯子を登ると登山道は、山肌をジグザグに縫うように登って行きます。
尾根に登りつめると、大きな木の根が張り出していてもってこいの休憩場がある。
谷から気持ちのいい風が吹いて来て、汗ばんだ体に涼風が吹いて来て心地が良かった。
(ここまで登山口から2時間10分)
チョット長めの足休めをしたら、最後の急傾斜を登って袖ダキへまっしぐら
ん?新たに『展望所へ1分』の案内板があり、誘われる様に寄り道をする。
ほんの1分だから許せるが、とんでもない展望所で2度と行く事はないだろう。
長い2連のロープ
崩壊して剥き出しの岩場に長いロープが現れ、ロープを登り詰めると絶景の袖ダキに着く
いやはや、大崩山の湧く塚岩峰群の一角、袖ダキはいつ来ても素晴らしい
でも、この日は展望を目にするよりも、真っ先にササユリを探す。
あったよ~♪ ホラホラッこっちにも咲いてるよ~♪と4輪のササユリを見つける。
ササユリをカメラに収めてゆっくり展望を愉しむ
中湧く岩峰から谷を挟んで小積ダキの岩峰群、後ろには乳房岩と素晴らし岩峰
その時、熊本から来たと言う若い5人組の登山者達の言葉に思わず笑みが出る。
乳房岩?⇒(坊主岩)、石塚?⇒先の新しい展望所、自分たちの現在地は?などなど
熊本市内からの若い登山者達
湧く塚の岩峰群
以前はクライミング岩だった、坊主岩
今回は行かないが、小積ダキも展望抜群です。
乳房岩など思い違いしていたらしく、乳房岩のササユリ探索の我々と一緒に行く
乳房岩へは、鹿の瀬の岩の崩壊が激しく、新たな巻道から行く事になっていた。
巻道へ下ると、今咲いたばかりか甘い~い香りを放つササユリが1輪凛と咲いていた。
(ササユリを、全部で8輪見つけました。)
袖ダキから数分で乳房岩に着き、怖さあっても展望が愉しみたくて一行岩によじ登る。
乳房岩でのんびり展望を楽しんでいると、いつしか空模様がおかしくなってきていた。
と、1粒の雨が落ちてきて、慌てて袖ダキに引き返し、おにぎり1つ頬張って下山を急ぐ
大崩山は登りだけでなく、下りも危険な場所が多く結構時間を要する。
降り出した雨脚は激しくなるが、寒さを感じなくなった季節と下山も相まって雨具は着ず
長い梯子を降り、ガレ場を通り過ぎて小さな支流を渡る地点まで下りて来た。
飛び石を跳び、相棒さんを待つ時に、アシストしようと足を延ばした時に事は起きた。
ツルッ!やばいと踏ん張った反対の足も一緒に滑って、背中から水中にドボン
頭から水に浸かり、暫く水中で身動きがままならず、靴の中まで全身水浸しのずぶ濡れ
流石に、カメラだけは右手に差し上げていたので、相棒さんはホッと安心だったらしい
全身びしょ濡れ、登山靴の中にまで水が入って、歩くたびにグシュグシュと気持ち悪~
やっと朝方の難所の渡渉地点に下って来たが、雨で濡れた飛び石を跳ぶ勇気も消失
さっさと靴を脱いでジャブジャブ渡ると、熊本の一行さんも下って来たのでアシストする。
何とか渡渉を終えたことで安心したのだろうか?男性の1人がなんでもない場所でドボン
せっかく苦労して濡れずに済んだのに、思わぬ場所で滑って一同の笑いを誘うのだった。
***渡渉地点は、カメラを置いてアシストの為に写真なし!
渡渉を終え靴を履き直して、熊本の一行さんとお別れしてそぼ降る雨の中を登山口へ戻った。
袖ダキ周辺のササユリは見頃だろうし、上湧塚~小積ダキは腕の状態から無理だし
エイヤッ!登れるところまで登って、きつかったらリタイヤと出かけてみた。
登山口の手前から大崩山の岩峰群
7:45祝子川登山口をスタートする。
出掛けに天気予報をしっかり見てこなかった事だけが気掛かりだったが
登っても袖ダキまでと言う気楽さで、ゆっくりした歩調で歩く
3つ目の小さな沢で渡渉に手間取りながらも靴を濡らすこともなく大崩山荘く
丸木橋を恐々わたる。
大崩山荘(登山口から30分ほど)
大崩山荘から左に折れて渡渉すれば、30数回の梯子と格闘して小積ダキへ
涌く塚や三里河原へは、馬酔木の林を直進して進むことになる。
登山道は狭く至る所に露岩があって、気の抜けない歩きが続く
ロープを握っての大岩トラバースは、スリリングだが神経をすり減らす。
大岩のスロープをトラバース
登山口から約50分ほどで、三里河原(直進)と別れ湧く塚へ川を渡渉する。
渡渉点は、10数年前は丸太の1本橋で女性泣かせの橋、その後に金属製の橋が架けられた
しかし、毎年の様に祝子川は大荒れして、橋は掛けられても掛けられても流された。
2年前の流失で橋は掛けられなくなり、自力で渡渉するしかなく女性など難所になった。
この日も、前々日の大雨で水量が多く、相棒さんは岩を跳ぶ決心が付かず数分立ちんぼ
遂に後続の4人組さんに追われるように、靴を脱いでの渡渉となったのだ。
(後続の4人組をアシストする羽目になり、約10分の時間を消費、
難所のアシストだけで最後までフォローしなかった為?、1人の女性がドボン)
渡渉後は小さな支流沿いに登りながら、袖ダキに向って本格的な登りが始まる。
最後の水場を過ぎるといよいよ傾斜が増し、急坂ガレ場の難所が待ち受ける。
メタボ判定岩の後に、ガレ場が待っている。
長い梯子、今の時期はキイチゴの御馳走があるよ♪
梯子を登ると登山道は、山肌をジグザグに縫うように登って行きます。
尾根に登りつめると、大きな木の根が張り出していてもってこいの休憩場がある。
谷から気持ちのいい風が吹いて来て、汗ばんだ体に涼風が吹いて来て心地が良かった。
(ここまで登山口から2時間10分)
チョット長めの足休めをしたら、最後の急傾斜を登って袖ダキへまっしぐら
ん?新たに『展望所へ1分』の案内板があり、誘われる様に寄り道をする。
ほんの1分だから許せるが、とんでもない展望所で2度と行く事はないだろう。
長い2連のロープ
崩壊して剥き出しの岩場に長いロープが現れ、ロープを登り詰めると絶景の袖ダキに着く
いやはや、大崩山の湧く塚岩峰群の一角、袖ダキはいつ来ても素晴らしい
でも、この日は展望を目にするよりも、真っ先にササユリを探す。
あったよ~♪ ホラホラッこっちにも咲いてるよ~♪と4輪のササユリを見つける。
ササユリをカメラに収めてゆっくり展望を愉しむ
中湧く岩峰から谷を挟んで小積ダキの岩峰群、後ろには乳房岩と素晴らし岩峰
その時、熊本から来たと言う若い5人組の登山者達の言葉に思わず笑みが出る。
乳房岩?⇒(坊主岩)、石塚?⇒先の新しい展望所、自分たちの現在地は?などなど
熊本市内からの若い登山者達
湧く塚の岩峰群
以前はクライミング岩だった、坊主岩
今回は行かないが、小積ダキも展望抜群です。
乳房岩など思い違いしていたらしく、乳房岩のササユリ探索の我々と一緒に行く
乳房岩へは、鹿の瀬の岩の崩壊が激しく、新たな巻道から行く事になっていた。
巻道へ下ると、今咲いたばかりか甘い~い香りを放つササユリが1輪凛と咲いていた。
(ササユリを、全部で8輪見つけました。)
袖ダキから数分で乳房岩に着き、怖さあっても展望が愉しみたくて一行岩によじ登る。
乳房岩でのんびり展望を楽しんでいると、いつしか空模様がおかしくなってきていた。
と、1粒の雨が落ちてきて、慌てて袖ダキに引き返し、おにぎり1つ頬張って下山を急ぐ
大崩山は登りだけでなく、下りも危険な場所が多く結構時間を要する。
降り出した雨脚は激しくなるが、寒さを感じなくなった季節と下山も相まって雨具は着ず
長い梯子を降り、ガレ場を通り過ぎて小さな支流を渡る地点まで下りて来た。
飛び石を跳び、相棒さんを待つ時に、アシストしようと足を延ばした時に事は起きた。
ツルッ!やばいと踏ん張った反対の足も一緒に滑って、背中から水中にドボン
頭から水に浸かり、暫く水中で身動きがままならず、靴の中まで全身水浸しのずぶ濡れ
流石に、カメラだけは右手に差し上げていたので、相棒さんはホッと安心だったらしい
全身びしょ濡れ、登山靴の中にまで水が入って、歩くたびにグシュグシュと気持ち悪~
やっと朝方の難所の渡渉地点に下って来たが、雨で濡れた飛び石を跳ぶ勇気も消失
さっさと靴を脱いでジャブジャブ渡ると、熊本の一行さんも下って来たのでアシストする。
何とか渡渉を終えたことで安心したのだろうか?男性の1人がなんでもない場所でドボン
せっかく苦労して濡れずに済んだのに、思わぬ場所で滑って一同の笑いを誘うのだった。
***渡渉地点は、カメラを置いてアシストの為に写真なし!
渡渉を終え靴を履き直して、熊本の一行さんとお別れしてそぼ降る雨の中を登山口へ戻った。