欲張り山歩、その2
蛇越岳に登って、物足りず野稲岳まで縦走しました。
それでも、山歩時間=1時間55分
時計に目を向けても、10時時25分とお昼までは時間が有る。
凍てついた立石湖畔に降り立ち、この後に持て余す時間を考える。
全面氷結に見える立石湖
もちろん、氷の上に足を踏み入れる勇気などありません。
輝く湖面に目を投げながら思いついたのは、地形図にあった”立石山”だった。
改めて用済みになった地形図を取り出すと、山麓の道路とピークが写っていた。
「よし、登山口を探してみよう👆」と、走り出したのだった。
アイスバーンに注意しながら、何処かにあるだろう「立石山」の取り付きを探す。
登り切ったヘアカーブ、擁壁に垂れ下がるトラロープが眼に付いた。
えっ?と思いながら地形図と照らし合わせると、立石山1024mと1003mピークの尾根の先端だ
車を道路脇に駐めて、空荷でトラロープにしがみついたのだった。
思わぬ急傾斜に目は足元だけだったが、ふと視線を上げると点々と道標のピンクテープ
やがて、快適な尾根道に変り気分も足取りも軽やかになる。
地形図は100mピークを指すが、中腹をトラバースして涸れ谷へショートカットする。
稜線を右(南」に変えて、落ち葉と雪で滑る坂道を登る。
登山口から10分で到達したのは、立石山1024mだった。
展望は、ほぼゼロながら、微かに樹間から蛇越岳と野稲岳のみだった。
登りには気が付かなかったけど、氷結の立石湖を見やりながら下ったのだった。
おわり
2025の初お山歩、干支の蛇に因んで選んで歩いた山々、初山歩きと言うチト淋しいが
無事に未踏の4座を歩けたことは、健康で居られることに感謝の一念です。
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