北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.9.9 『馬追山』(まおいやま・273m) 雨が降っても楽しくおしゃべり!
今日は私にとって今年200回目の山登りだったが、
あいにくの雨で、
霧雨に濡れながらの歩行となった。
しかも今日は久しぶりに、
Kaoru&Yoshieのコンビが同行だったというのに。
しかしこの二人は雨なぞ全く意に介せず・・・
今朝9時にJR室蘭本線の、
古山駅で合流した時点では、
別の山に登ることにしていた。
ところが今朝9時までには雨が上がる、
との予報が外れて降り止まず、
であるならばどこに登っても同じ、
ということで直近の「馬追山」に登ることとした。
しかも古山駅からは、
道々「夕張~長沼線」沿線の入山口がすぐ近くだった。
そしてそこに着いた二人に感心した。
二人とも雨具だけではなく、
ちゃんと長靴を用意していた。
その辺の装備について、
初心者の二人には何も指示していなかったのだが・・・
9時35分、馬追丘陵の尾根上に長くつけられた遊歩道の、
南端から入山した。
山に足を踏み入れるとすぐ、
広大な伐採地に出る。
ここは2年前に伐採され、
その前はうっそうとした針葉樹林帯だった。
この広い風景をYoshieが気に入った。
「ああ広い、広い」と口に出して歩く。
折からの鬱陶しい霧雨なぞ、
全く気にしていない様子。
その後高度を上げて尾根の頭へと上がる。
広い伐採地の奥には、
空知平野の田園地帯が望めるのだが、
今日は雨によるガスで、
全く何も見えない。
ただただ歩きながらの会話が進む。
この二人にはもうとっくに結婚して、
家庭を持った息子がいて、
その息子たちが少年野球チームに所属していた頃からの、
ママ友だというから、
もう30年以上の付き合いということになるか?
あっ、歳バレちゃうね!
尾根上につけられた遊歩道は、
左手の有刺鉄線越しに航空自衛隊の、
「ナイキミサイル基地」を見たあと、
下降を始めて一旦林道に合流する。
そしてしばらく林道を歩いて後、
再び細い遊歩道となり、
徐々に高度を上げ、
最後は急登を経て、
10時50分、一等三角点「馬追山」。
このピークは一般的に、
「静台」として親しまれているが、
私はどうもこの名称が好きになれず、
三角点名の「馬追山」を優先したい。
一等三角点の標石(18cm角)の大きさに、
二人が驚いていた。
そのそばのベンチでちょっと早い昼食とした。
その後案内したいルートはあるが、
一向に降り止まぬ雨の中、
そのまま引き返すのが最短であるため、
またぺちゃくちゃおしゃべりをしながら引き返した。
そして二人はあいも変わらず、
降りしきる霧雨なぞ気にしない。
それどころか終始笑顔が絶えない。
最後はまた広い伐採地の中を下り、
12時20分、駐車地。
その場で即解散とした。
去年に続き今年も休みばかりで、
ずいぶん山に登らせてもらっている。
しかし、いくら時間を頂きましても、
私決して無駄には致しませんので・・・