北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2021.9.25 『待根山』(1,002m)~『ピンネシリ山』(1,100m) 仲良しおしゃべり登山
今回は久ぶりに登山道を歩くことになった。
ただ『ピンネシリ山』には、
毎年登っている気がする。
きっかけは今回同行することになった、
「run」(ルン)と話しがまとまったため。
runは私の娘と同じ歳、
出身高校が私の息子の嫁(Sa~)と同じ、
ということを知り、
もう一歩踏み込んでみると、
runの父親の出身地が、
私と同じく栗山町だった。
だったら一緒に登って、
ゆっくりお話ししましょ!
となったわけだ。
そしてそのrunと、
私の岳友Megが勤め先の同僚であり、
山登りの師匠ということが重なり、
今回のパーティーを組むことになった。
Megとは昨秋以来だ。
土曜日の朝9時前、
『ピンネシリ山』砂金沢登山口で合流。
Megとrunはまるで、
母娘のような雰囲気でやってきた。
runとは初対面の挨拶もそこそこに、
まずは歩きだしましょう。
9時05分、砂金沢登山口をスタート。
登山口から山に入ると、
にわかに紅葉が始まった草木が美しい。
そして早速会話が始まった。
runとは初めてなので、
好奇心旺盛のこの年寄りは、
聞きたいことがたくさんある。
まずは事前に得た情報の、
すり合わせだ。
それに枝葉をつけるように、
次々と質問していく。
runは予想通り、
大変オープンな性格だったので、
こちらの質問には丁寧に答えてくれる。
会話が弾むと時間を意識しないので、
ときの流れが早く感ずる。
一箇所舗装道路と交差する地点がある。
『ピンネシリ山』頂上に建つ雨量観測施設を、
維持管理するための車道だ。
登路ではここまでが前半、
この後が後半の行程となる。
そしてこの後も、
延々とおしゃべりが続く。
時折木々の切れ目から、
『ピンネシリ山』の頂上部や、
周囲の山々が眺められる。
また、Megがその辺に自生している植物で、
食べられる実があれば、
すぐに口に入れるので、
runが「これ食べれる?」、
「あれは食べれる?」と、
次々Megに質問していく。
しかしだいたいは食べられない実だ。
登山道は『待根山』の東面から北面を、
トラバースするように高度を上げていく。
そして11時15分、『ピンネシリ山』と、
『待根山』の稜線に飛び出した。
ここで一気に西の風景が見渡せる。
一堂しばしその広大な風景に見入る。
それからまず『待根山』に登る。
この登りでは背後に広がっていく、
『ピンネシリ山』の大きな姿が見事だ。
晴れた日にこの光景を目にしたことがない、
Megとrunは感動の様子。
そして11時30分、『待根山』。
ここで少し休んでから『ピンネシリ山』へ。
一旦両山のコルまで下り、
標高差160mの急な登りに取りかかる。
時折振り返って、
直前に立った『待根山』の姿を確認する。
急登に耐えてのち、
最後はゆるゆる登り、
12時15分、『ピンネシリ山』(一等三角点:賓根知山=ぴんねちやま)。
風が冷たく寒いくらいだ。
そこでようやくゆっくりと昼食とした。
この女子達は互いにスウィーツを分けあう。
それを私にもくれるのだが、
私は何も返すものがなく、
ただただ恐縮・・・
また「仲良しポーズ」で写真を撮ったあとは、
女子3人のアウターが、
信号色(3色)だと言って並んでみた。
ゆっくり食事をし、
大いに笑ったあとは、
登路で交差した車道を下る。
アスファルトの路面なので、
膝の調子がよくないMegは渋ったが、
広い車道からの方が、
ずいぶん眺めがいいと伝えるとOK。
そしてまたペチャクチャ、ペチャクチャ。
道路が広い分横に並んで歩けるので、
会話が更にはずむ。
それにしてもよくしゃべるわぁ、
Megぅ・・・
車道を最後まで歩き、
林道に下りて登山口まで歩くが、
これが意外に長く3kmほどある。
ただここもとにかく、
ペチャクチャ、ペチャクチャと尽きることがなく、
いつもほど長かった印象はない。
15時20分、駐車地。
いやあ、楽しかったねえ。
またおしゃべり登山を楽しみましょう!
その場で解散とし、
Megとrunが先に帰っていった。
そして我々は最寄りの、
「新十津川温泉」で汗を流し、
奈井江町に移動して、
林道で車中泊とした。