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2021.9.4 『鳴海沢』(284m)~『東六戸』(246m)  ワクチン接種後

 

 今週木曜日の午後、

新型コロナウィルスの二回目ワクチン接種を受けて、

昨日でちょうどまる二日が経過した。

注射した左上腕部には筋肉痛のような痛みが残ったものの、

発熱などはなかった。

ところがその後時折心臓の鼓動が強くなり、

ドックンドックンと、

はっきり感じることがあった。

このまま心臓が止まってしまうのでは?

と思うほど強く感じた。

それがワクチンに対する、

副反応なんだろうか?

また、時折瞬間的だが、

肺が苦しく感じる時がある。

一昨日はもしものことを想定し、

山には向かわず完全休養とした。

そして昨日は極力心拍数を上げぬよう、

林道歩きがほとんどを占める山へ。

Hiromiは物足りないだろうから、

自分で納得できる山に向かうよう指示したが、

もう弟子だか親友だか相棒だか、

わけのわからなくなったHiromiは、

私が心配だからとついてきてくれた。

まあ、今となってはHiromiが私の保険だ。

 昨日の朝我が家にHiromiの車を置いて、

当別町青山に向かった。

青山から道々11号線を厚田方面に走り、

峠を下りだして間もなく、

予定した林道入口に着いたのだが、

ゲート前にバリケードが置かれ、

「伐採作業中につき立ち入り禁止」とあった。

これでは諦めざるを得ず、

直近の林道歩きに変更した。

道々「青月線」に入り、

「村田の沢川」に架かる「青流橋」たもとから入る、

「村田の沢林道」を利用することにした。

 林道入口には駐車できないので、

道々を500mほど戻り、

空き地を見つけて駐車。

9時50分にスタートした。

「村田の沢林道」を歩くのは3度目だが、

Hiromiは初めてなので新鮮だ。

しかし林道は荒れてイタドリが道を狭めている。

車が走らなくなって久しいようだ。

下草が伸びて林道を覆っているものの、

乾ききっているので支障はない。

空は澄み渡り素晴らしい好天だ。

ただその分直射日光がジリジリと暑い。

時々「暑い」、「暑い」と口にしながら歩く私。

一方Hiromiは暑さなぞものともせず、

黙々と前を歩いて行く。

 Co.270で林道分岐を迎え、

その右上が「鳴海沢」だ。

しかし笹が濃く一段上に上がり、

その笹を漕ぐのに難儀する。

そしてようやく見つけた三角点標石!

10時50分、四等三角点「鳴海沢」

すぐにその場を離れて林道に戻った。

そして直前に出合った分岐から、

左方向に歩を進めていく。

すると間もなく植生がガラリと変わり、

針葉樹林帯に入る。

Hiromiが「こっちの景色の方がいいね!」

こちらの林道もびっしり草に覆われているが、

まだ歩くのに支障はない。

分岐から1.5kmほど歩いて、

林道を外れて斜面に取り付いた。

わずかな高低差でピークに上がるが、

広い面積のピークは、

いったいどこに三角点があるのかわからない。

今年ここに二度立ち、

そのいずれでも標石を確認することができなかった。

それで今回は「二人なら!」、

という期待を込めて挑んだが、

やはり見つけることができなかった。

残念・・・

それでも一応、11時40分、四等三角点「東六戸」

周辺に人為的な手が入っているので、

標石ごと土の中に埋没した可能性がある。

この三角点はもう見つからないなあ・・・

 この地点から林道を更に進んで、

最終的には周遊して駐車地に戻ることにした。

ただこの先は南に面した斜面に、

林道が刻まれているので、

太陽光をいっぱいに浴びたブッシュに、

一面覆われているであろうことが気がかりだった。

そしてその懸念は的中し、

いくらも進まないうちに、

次第に濃くなった笹が、

最後は林道を判別できなくしていた。

12時15分、進行を断念。

すぐに引き返した。

すると今度は上空をにわかに覆った真っ黒い雨雲から、

ポツリポツリと雨が落ちてきた。

その雨はアッという間に強くなり、

雨宿りをするところも見つからぬまま、

ベチャベチャになりながら歩行を続けた。

しかしそんな強い雨も、

「鳴海沢」直下の分岐まで戻ると弱くなり、

そのうち上がってしまった。

それどころか分岐下の下降では、

その辺りにわずかしか降らなかった様子。

雨雲のギリギリ端を歩いてきたようだ。

 

 13時30分、駐車地。

コロナワクチン接種後の体慣らしには、

ちょうど良い林道歩きだった。

さて、今日も体慣らしに出かけるとするか。

 

 

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