北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2021.9.20 『400m峰』~『平和』(413m) 藪の中の周遊ルート
昨日の朝は夕張の市営球場近くで目覚めた。
夕張をこよなく愛する私、
静かに過ごせる車中泊地は、
夕張ならあちこちにある。
しかし5時にタイマーをセットし、
目覚めると寒っ!
温度計を見ると8℃。
つい先日まで暑くて、
車中泊が嫌になっていたのに・・・
朝起きると私は外でストレッチ、
対してHiromiは化粧その他云々。
こんな車中泊の朝が、
もう何百回も繰り返されてきた。
しかし、目覚ましが鳴って、
それで私が起きても、
決して先には起きないHiromiだ。
そして結局最後は「起きれーっ!!」。
今回は「清水ノ沢ダム」を起点に、
ダム湖の北岸に伸びる、
古い林道を伝ってダム湖の奥まで入り、
藪を漕いで更にその北側の伐採地に上がる。
そこから「400m峰」に立ち、
尾根歩きを経て「平和」まで戻り、
最後は「滝ノ沢ダム」に下るという、
周遊ルートを考えた。
「400m峰」には先日、
「千代田」経由で立っている。
今回はおおよそその逆から、
ということになる。
「清水ノ沢ダム」に移動して、
6時45分、ダム施設の少し前に駐車し、
上下雨具着用でスタート。
気温が低いので雨具着用は心地よい。
ダム施設の横を過ぎ、
ダム湖の北岸に続く湖畔林道に足を踏み入れる。
ところがこの林道は、
とっくに廃道となり、
笹やその他の雑草が密生している。
それをかき分けながら進む。
ここの辺りはもう少し時が経過すると、
素晴らしい紅葉スポットとなる。
既に廃道となってから、
ずいぶん時が経過したと思われる林道は、
おおよそその道筋が伺われるものの、
ひどく笹に覆われた部分がある。
それらをかき分けて進むも、
湖を過ぎてしばらく進むと、
もう林道の判別がつかなくなった。
であるならば藪を漕いで、
北側に位置する「400m峰」を目指すのみ!
しかし笹薮は濃く・・・
ところがそれを漕いで登って行くと、
突然伐採地に出た。
ラッキーっ!
ホッと一息だ。
それもつかの間、
せっかく巡り合えた伐採地は、
ほんの狭い範囲で、
その上部に進むためには、
更に藪を漕がなければならなかった。
暑くて雨具は着ていられず、
薄着で藪に突入も、
直射日光で葉が乾いていたので助かった。
そしてその薮も長くは続かずも
突然林道に下り立った。
この林道が先日立った、
「400m峰」に続いていることは明らか。
ウキウキ気分で伐採地へ!
伐採地の広い風景の中、
8時40分、『400m峰』。
ここからの眺めはHiromiも気に入った。
『400m峰』からは、
北から南へと続く尾根にのる。
この尾根の北には「千代田」(四等三角点)がある。
それを南方向に進む。
地形図にはこの尾根筋に、
破線林道が記されているものの、
その痕跡が見られるのはわずかな部分だけで、
ほとんどはただの笹原に過ぎない。
笹はようやく顔を出せるようなところもあるが、
概ね腰程度の高さなので、
容易に進んでいける。
そしてこの尾根の左手は、
スッパリと切れ落ちており、
その向こうに夕張市の運動公園が見えている。
前を行くHiromiは、
そんな風景に目もくれず、
ただ黙々と笹を漕いで行く。
いくつものアップダウンを繰り返し、
9時50分、「平和」(四等三角点)。
昨秋ここに一人で立ったが、
その時に比べると、
ずいぶん笹が増えていた。
改めて標石周りの笹刈りをした。
下山は尾根筋をそのまま南に下る。
傾斜がきついので、
長靴での下降が大変だ。
ゆっくり下って湖畔に下り立った。
ここでちょうど一周したことになる。
あとはダム施設横を通り、
10時15分、駐車地。
帰宅して後片付けや写真の整理をし、
夕方Hiromiと三連休の「反省会」とした。