近隣の公立中学校の定期テストがおおむね終わりました。
ACSアカデミーでは、テスト後最初の授業では、終わったばかり(返されたばかり)のテスト直しをします。
これをしないでおくことは、そのテストにおいての最後の10パーセントの意味を台無しにしてしまうことになります。
でも、現実には声をかけない限り、たいていの生徒がテスト直しをしないか、しても中途半端な直しで終わってしまうことが、経験上少なくありません。
では、これをすることにどのような意味があるのでしょうか?
正解したものではなく、誤答したものにこそ、その生徒の力を伸ばすエッセンスが詰まっています。
ですから、この問題を解くに当たって、何をどう考え違いしていたのか、或いは理解していなかったのかを今一度明らかにして、今後同様の問題に遭遇した時には、二度と同じ間違いをしないようにすること。
答えはこれに尽きます。
これだけのことを、しかし主要教科の5科目だけでもやり遂げておくかおかないかで、確実にその生徒の近未来以降の学力、ひいては成績に大きな差が生じてきます。
生徒たちに聞けば、科目と先生によっては、一応は学校の授業でも、一定のテスト直しはするようですし、時にはそれを完成させて後日提出させることを宿題にする場合もあるようです。
それはそれで有効であり、必要なことですので、私たちとしては、それをすることの効果を最大化するためにも、私たち独自の木目細かいテスト直しを行うわけです。