大学受験における、大学入試センター試験。
基本的な問題しか出ないと言われているこの試験ですが、総得点が8割を超えれば、(ごく一部の大学を除いて)ほとんどどの大学も受けることができます。
8割と聞くと大変な印象をもちますが、裏を返せば、「基本的な問題なのに2割も落として良い」ことになります。
ここで、8割を取るのにどうすれば良いか、選択肢は2つです。
① 全教科一応満点を狙うが、実際はそのようなわけにもいかずに8割
② あらかじめ2割程度落とすところを決めて、他の部分に力を集中させ8割
私自身は高校時代②を選択して、8割を取りました。
どちらの、方法が向いているのは人によるでしょうが、②という選択もあるということを知っておいて欲しいと思っています。
ここは落とす!と決めてしまうのはとても勇気がいることであるし、その他のところでなんとしても取るという覚悟も同時に必要です。
ただ、(その人にとっての)難易度が著しく高い分野というのも確かに存在し、そこを習得する前に、ほかにやるべきところがあるという状況は十分起こりえます。
これは高校受験にも言える話で、数学などは著しく難しい問題がでる箇所もあります。
「できないから…」とこだわりを持って学習を進めることも良いですが、そこは諦めてしまって、他のところで点をとるという戦略もあります。
ただ、もう一度言いますがこれには、勇気と覚悟が必要です。
最終的な選択はをどうするかは、個人によって異なるとは思いますが、いずれにせよ、勇気と覚悟を持って臨んで欲しいです。