「勉強ができる」というのはどういうことでしょうか。
こう問われて答えるのは簡単ですよね。
「科目ごと・単元ごとの理解が出来ている」
「テストの点数が良い」
「成績が良い」
「志望校に受かるだけの力を備えている」
こういったところでしょう。
では、「勉強が出来るようになるために、まずはやらなければならないことは何でしょうか」と問われたらどうでしょう。
これには様々な答え方があるのではないでしょうか。
ACSアカデミーは、これの答えのひとつとして「段取りを確かなものとする」ことを挙げます。
段取りとは、勉強をするための環境づくり、その手立てを講じること、ツールを揃えること等を指します。
これは、主として親をはじめ、周囲の大人たちが担う分野であると考えます。
子供たち自身にこれを任せていたのでは、恐らく時間ばかりが掛かって、しかも、その割にはうまくは運ばないのではないでしょうか。
言葉を変えれば、「形から入る」とでも言いましょうか。
どういう表現であろうと、そこにあるのは、勉強することそれ自体はいわば二の次であって、まずはそれをする体制をしっかり構築することが大事であるという考え方です。
私たちは、初めて来るお子さんたちには、まずもってこの部分から組み立てていただくべく様々なアドバイスを行い、まずはお子さんの周囲に目に見えない学習環境のスキームをしっかりしたものに形作ってまいります。
こうしたやり方のほうが、目先ワークがどうの、問題処理がどうのといったことよりも、確実に効率的な勉強が出来る筈です。