昨日は夏期講習の様子について少しお伝えしました。
今回ももう少し教室の様子を綴ってみたいと思います。
今回の講習では、主に中2,3年生に「Summer Training」と題した、毎回の講習の記録表を作り、学習した科目、単元、理解できた点、まだ出来てない点、反省点を各コマそれぞれ記入してもらっています。
そしてそれを室長が一つ一つチェックしコメントをつけて返しています。
講習にも併用しているパソコンによる映像解説授業では、本人の取り組み方によってはただ漫然と眺めてるだけになってしまいがちです。
教材そのものはよいものであっても、そのような受講姿勢では全く効果がありません。
自ら目的意識を持って学ぶという姿勢、それを身に着けるためにもこの記録表を準備しました。
何が分かっていて、何が分かっていないか。そこが明確になることで、次の学習の際には、そこを理解しようと目的を持って臨めます。
何よりも大切なのは、講師に指摘されるのではなく、自分で自分の課題を見つけることです。
生徒のコメントを読んでいると、最初は大雑把な記録だったものが、だんだんと具体的な記述になってきて、中には早くも自分の課題が何かを掴みはじめた生徒もいます。
いままでの経験からもいえますが、夏のこの時期に大切な何かをつかめた子供は必ず変化します。
学習面で自信がついたり、勉強の習慣がついたり・・・と人によってその「何か」は違いますが、それは変化をうみだします。
夏期講習はその点自分を変えるきっかけを与えてくれるプログラムです。
試してみるのはいかがでしょうか?