成功は失敗と努力による

2018-06-12 23:55:00 | 学習塾・勉強の仕方

定期テストが続々返って来ています。

予想外に高得点を取って得意満面の子、反対に意気消沈気味の子などの取り合わせのバラエティはいつもどおりですが、うれしく感じるのは、多くの子達が今般のテスト結果を吟味して次に活かそうという姿勢が垣間見えることです。

前にも書いたことがありますが、勉強のコツは実は教科書や参考書を読んだり問題を問いてみたりと言うことそれ自体にあるのではなく、説明は少し難しいですが、勉強をする主体である当人の環境をいかに整えられるかというところに大きく影響されます。

ここでいう環境とは、しかし単に物理的或いは物質的なものを指しているのではありません。

それらも大切ですが、それよりも「精神的なもの」の方により多くの大切な要素があります。

モチベーション、競争意識(←あまり好きな言葉でも概念でもありませんが)などといった言葉にも置き換えられるかもしれません。

上に書いた「次に活かそうという姿勢」の例などは、反省に基づいた前向きの意識、とでも言いましょうか。

これをしているとき、その子は自らの精神世界の中に非常に良質な環境を築いているのだと思います。

本田宗一郎さんのいう「成功は失敗と努力による」という言葉がこのことを端的に表していると私は思います。


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読書について

2018-06-12 16:15:53 | 学習塾・勉強の仕方

私事ですが、読書について。

読書が好きで、というよりこれが習慣で、1~2日に一冊のペースで本を読んでいます。

昔はハードカバーの重い本でしたが、最近は持ち運びが便利なのと、ブックオフなどで容易に買えるのとで文庫が多くなりました。

ジャンルは様々ですが、好みとしてはノンフィクションが最上位に来ます。

上に「これが習慣」と書きましたが、まさにそのとおりで、この習慣を身に付けさせてくれた母親には本当に感謝しています。

読書の効能についてはいまさら書くまでもありません。

教室のほんのちょっとした時間(休憩時間など)に速読に近い速さで読むことが多いのですが、速く読もうが遅く読もうがしっかり頭には入ります。

子どもたちは、そんな様子をみて、たまに私が手にしている本の表紙を覗いたり、事務机の上に適当に積み上げられたものを離れたところから覗き込んでいたりします。

翻って、今の子供たちはと言うと、本を読まないですよね。

本を読まないから、というのもあって、言葉を知らない、漢字を知らない、文脈を掴めない、本を通しての疑似体験が出来ないなど、あまり芳しくない様相を呈してもいます。

これについて、今後の良い方向という観点から今考えていることがあります。


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