小学生の英語

2021-04-28 10:25:43 | 学習塾・勉強の仕方
学校によって、或いは年度や先生によって異なるのかもしれませんが、通常小学4年生で習うローマ字の習得と理解がここ数年とても低レベルになっているような気がします。それだけなら、或いはその子に限った問題であるのかもしれませんが、どうかな、と思うのは、その低レベルのままそれをやり過ごしてしまって今に至っていることで、ウソかまことか、子供達に「学校では時間をかけておしえてくれないの?先生も『もっとしっかり覚えるまでやれ』とか言うでしょう」と訊いても、「ううん、出来なくてもなにも言われないし、ローマ字の勉強はそれでおしまい」なんて返ってきます。それが本当なのかどうかは未確認ですが、現実に6年生になっても満足にローマ字を書けない読めない子がいるというのは事実で、このままスルーすると、この事が、その子が中学に進んですぐに英語の授業でつまずく原因のひとつになります。たまに、ローマ字と英語の理解とは無関係、などという人もいたりしますが、私はそれは違うと思います。特に読みと書きのところでこの二つは大いに関係があります。昨日の英語の授業を行った六年生も、このパターンでした。この子は低学年の頃から通塾して、今では国語と算数の理解がかなりの高レベルですが、四年生の時のローマ字の勉強が不十分で、そしてこれは反省なのですが、塾では学校の授業の進め方や進度にこれを合わせますので、結果的にはここでもローマ字の勉強もあまり出来ずに通り過ぎてしまいました。というわけで、本人の「私、英語の自信が全くない。だからここで教わりたい。中学に入ってから後悔したくない」という強いリクエストを受け入れてくれた保護者のご期待に応えるべく、今月から英語の授業を追加しました。始めたからすぐに分かるようになりました、というような簡単なものでは勿論なく、この子のケースでも、やはり単語の読みと書きのところで目下少々苦戦中ではありますが、昨日の授業開始時に、先週勉強した月の単語12個の書きのテストをしたところ、うんうん唸りながら書いてくれたものが全て正しく、私が誉めると芯から嬉しそうな顔😆。きっと家で随分練習してきたのでしょう。こういう小さな成功体験をこの子も積み上げて、英語を得意科目にして行って欲しいものです。

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