乱暴な人たち

2022-02-24 20:19:47 | 学習塾・勉強の仕方

先日、学校の教員をしている知人と、たまたま他の学習塾の関係者とが混在していた或る場に私も参加していました。その場の会の開催趣旨は、一種の社会活動の一環ということでした。

フリートーキングの中で、所謂モンスターペアレンツといわれる人たちの生態についてのトピックがありました。

モンスターペアレントという語の定義にもよりますが、この20年の間に、当会でも様々な難問を持ち込んでくる、そういう類の人たちがいなかったと言えば嘘になります。

彼ら・彼女らが乱暴なまでの形そのままに持ち込んでくる多くのそうした難問の中には、こちらの側の一定のエクストラの努力乃至譲歩で解決できたことも勿論ありますが、入会して頂いた際に交わした契約書・規約集に記載されたことをはるかに超越した要求をそのまま丸投げして一切聞く耳を持とうとしない方については、他の塾生たちの利益や権利を侵害することもありますので(といより、ほとんどの場合、もうその域に達している)、さすがにもはや限度を超えていると判断した場合には、退場を勧告することもありました。

講師に対して繰り返し暴言を吐いたり暴力的な威嚇さえする子には、こういう子をどうこう指導することは学習塾本来の仕事ではありませんし、自分の側の都合で塾で定めた授業日程の変更を含む要求を平然と繰り返す人たちに対してこちらが正論を積み重ねる必要もありません。

学校(公立だけでなく、今は私立でも)の現場では、実際に耳を疑うようなことを平気な顔で言って来たり行動で示してくる人たちもいるのだそうで、これは何もネットの中だけの話ではないようです。

生真面目ですれておらず、教育の理想に燃えて大学を出てすぐに公立中学校の凄まじい現場に放り込まれてきたある女性教員は、もう早い時期に精神的に追い詰められて疲弊の極みに達してしまい、今は休職していると、この場にいた知り合い教員が話してくれました。私など、その教員も随分お上品ですね、と思わないでもありませんが、本人にしてみればきっと深刻なのでしょう。

こんなことを思いながら短い休憩時間にネット界隈を彷徨っていた時に見つけた記事をサイトのトップページにリンクを張りました。

 


ACSアカデミー個別指導はこちらから

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする