いきなりヘンなことを言うようですが、 私は神様は いると思います。それが人間の形をしたものかどうか分かりません。 宇宙全体を司る形のないものであるのかもしれません。 それが時に キリストの形やブッタの形をもって人類の前に現れてくる。 そんなイメージです。
そしてまたヘンな事を書くようですが 人間の体の不思議な 作り、その機能 を思うと 私にはこれがとても自然に発生したものだとは思えません。 意志を持った神の創造物 ではないだろうかと、キリスト教が教える事とは少し 違いますが、 それでもそのように感じたりもしています。昔話を聞いたカトリック山手教会の神父の言葉がこうしたイメージの底にあるのかもしれません。
10何年か前に、健康を過信していた、あるいはなめきっていた私は、当時血圧が常時200以上もあったのに、 積極的にこれを治療もせず、毎日とても忙しくたち働いていました。
ある日のこと、 体が急に言うことを聞かなくなり、立ち上がることすらできなくなりました。家人が慌てて救急車を呼び、 私は即入院 となりました。脳内出血でした。 ほとんど意識のない私の横で私を診察した医師は家人に その晩がヤマですと言ったそうです。 なんとなく そのやり取りが耳に残り、 しかし私は 全くと言って良いほど死ぬということに恐怖心を抱くこともなく、ベッドの上の動かない体で淡々とそれを受け入れ いました。医師は奇跡と言っていましたが、私は 10日ほどの入院で退院し、その後 今になるまで 薬を手放せなくなりましたが、大した 後遺症もなく また変わらぬ 日々を送っています。
この事も、私にはとても不思議なことのように思え(ある意味とても不摂生な毎日を送りながらあっという間に生還して今もこうしてのうのうと暮らしていることに対して)、これも神が司る超巨大な宇宙の仕組みの中の極々小さな一個人の営みとして認められたものなのかという不遜な考えすら持っています。
昨日クルマを運転して戻る道すがら、こめかみの辺りに締め付けられるような痛みを感じました。また何かある種の神様からの警告のようなものであったかもしれないと、ボンヤリ考えながら午前2時頃帰宅して血圧を図ると、240-155もありました。倒れた当時の事がよみがえりました。