子供自身が変化する塾

2010-01-16 08:57:21 | 日記



子供達の勉強に対する向き合い方次第で、その後のはかどり方は全く違ってきます。

勉強を教える、つまり、問題の分を読み、考え方を組み立て、その仕組みを解いていくという作業が問題を解く、イコール「勉強をする」と仮に定義するなら、これ自体はそれほど難しいことではないような気がします。

これは理屈でそう思うのではなく、長年この仕事をして多くの子供達と接してきた経験から思うことです。

で、「勉強に対する向き合い方」ですが、これを前向きにさせるための工夫や方法には、所謂定型パターンはありません。

子供達の個性が千差万別であるように、或いは時期や季節ごとに状況が変化していくように、そこには常に臨機応変にこれらに対処していくことで初めて可能になるものがあります。

大変に手前味噌かもしれませんが、私達の教室でも、他の優れた学習塾と同様、ある時期を境に急に、或いは徐々に徐々に勉強に対する姿勢を前向きに変えて行ってくれる生徒が多いのです。

そういう状態になると、生徒はそれまでの「やらされている」という姿勢から、「自分で考えて勉強する」というように変化していきます。

講師に質問する場合でも、そういうところから出発してきますので、聞く内容も重く深いものがあって、受身の勉強で消費する10分が、ここでは1分の勉強でそれをはるかに上回る効果を生むことになります。

私達の立場から言うと、ここに安直なコツなどありません。

でも、ある程度の時間的猶予と、その間子供とその保護者の方の辛抱とがありさえすれば、殆ど総ての子がこうした経過を辿っていくことになる。

これも大変重い事実であることを明らかにしておきたいと思います。




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専門学科考

2010-01-15 21:36:22 | 日記
最近の公立高校は様々な特色を持っており、特に単位制や総合学科などが、生徒に人気があります。総合学科は偏差値から考慮しても、比較的入りやすいというのも人気の一因かもしれません。

 数年前までは、高校受験というと殆どの生徒が普通科を希望していましたが、最近の傾向として専門学科を初めから希望する生徒が増えてきました。
実際東京都の調査によると、今年度の志願先で例えば農業高校の食品科学が2.4倍、野津田高校福祉科が1.86倍、府中工業機械科が2.11倍という具合です。東京と神奈川は選抜形式が異なるので、数字だけで神奈川の前期選抜と比較はできませんが、世相を反映してか早くから技術を身に付けたいと考えているのでしょうか。
 
 我が塾にもそのような生徒がいますが、高校を卒業したらすぐ就職と考えている生徒ばかりではなく、専門学校や、大学も視野に入れているようです。いずれにしても高3までは面倒をみたいと考えている今日このごろです。

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中学カルチャ-ショック?

2010-01-14 21:50:26 | 日記
先日、小6男児の保護者の方が「うちの○○は中学のことが全く分かっていないのです。学生服(学ラン)を知らず、ジャ-ジが制服と思っていました。」思わず二人で笑ってしまいましたが、小学生の持つ中学に対する認識はその程度かもしれません。

 それは生活面だけでなく勉強面でも、定期テストや学習内容など多岐にわたります。入学してから戸惑うことを避けるためにも中学準備講座が有用です。

 例えば英語の授業では、小学校で学習するロ-マ字の訓令式や日本式は英語の導入としては混乱してしまうので、まず英語表記のヘボン式を復習します。単語、挨拶から英作文の基礎まで学習できるカリキュラムになっており、中学の英語の授業に無理なく入っていけるように指導します。

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考える力を育てる

2010-01-13 18:18:39 | 日記
 神奈川県教育委員会が数年前に行なった「教育に関する学校関係者向け意識調査」によると、最近の子供について「ねばり強さがある」と考える小学生は44.3%、中学生は34.1%であるのに対し、「そう思う」と答えた教員は14.4%でした。
 
 また、「自分一人で選択や判断ができる」と答えた中学生は33.7%でしたが、「そう思う」と感じている教員は12.8%でした。

 これらのことから最近の子供達は、物事を行う際ねばり強さが不足し、すぐ諦めてしまう傾向があることがわかります。更に自分で選択や判断ができないので、親や他者への依存度が高いと想像されます。

 そしてこのことは勉強にも表れています。諦めが早く、酷い時は算数の文章題の字数を一見しただけで、できないと判断してしまいます。こうなるとねばり強さ云々以前の
問題かもしれませんが。

 しかし、そのような子供にこそ個別指導の効果は顕著に表れます。前述の生徒には問題を読ませるだけで解決することもありますし、少しヒントを与えると自ら考えて答えを導き出すことができるのです。

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正攻法必殺面接ノウハウ講座

2010-01-12 01:10:42 | 日記
もう少しで公立高校の前期選抜と、そして私立高校の入試が行われます。

そこでは、殆どの生徒さんが初めてとなるであろう面接試験が行われます。

通っている中学校でも面接試験の練習をしてくれるようですが、その回数も中身も決して充分なものとは言えないようです。

また、生徒や保護者の皆さんの多くは、この面接試験の内容や行われ方に関する充分な知識をお持ちではなく、それに加えて様々な誤った情報の類が流布されてもいて、そうしたわけで、充分な準備が出来ないまま本番を迎えてしまうことが少なくないようです。

ところで、ACS藤沢校の室長は、大学を卒業して勤務した官庁と、その後一時期在籍した大手金融期間時代に、数多くの面接官としての業務を行ってきた経験に加えて、その間並びにそれ以降の研修その他で身に付けた正統派面接試験のノウハウをここで活かすべく、この時期に必ず役立つ面接指導を行います。

名づけて「正攻法必殺面接ノウハウ講座」。


勿論正当な業務として行うものですので、有料講座とはなりますが、1回80分で税込み1000円、通常は3回で完成しますが、トータルで受講される場合は割引適用で税込2500円でバッチリ身に付く面接ノウハウです。


面接に自信が無いあなた、是非ともこの機会をお見逃し無く。

お申込みは直接教室宛お電話またはメールにてどうぞ。




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「叱る」と「怒る」

2010-01-11 13:48:20 | 日記
先日、保護者と子供と私とで面談をしました。

相手の子は現在中学2年生。成績は、本来持っている彼女の素質からすれば不本意なもので、保護者の方はそのあたりを憂いて彼女を塾に預け、これを機に状況を改善させようとお考えになったのでしょう。

一方、子供の方は、そうした保護者の考えや期待は何となく頭で分かっているものの、どうしても目の前に次々現れる勉強以外の諸問題(よいことも、そうでないことも)に忙殺されて、なかなか一直線に勉強に精を出せないという、そんな状況でしょうか。

面談では、保護者の方は言葉を尽くして彼女に色々と諭して聞かせるのですが、ここで一つ気になったことがありました。

保護者の方が何かを言い終わるたびに、彼女はこう言うのです。

「ね、先生。お父さんやお母さんはいつもこうやって私を怒るの」


二度三度とこの言葉が出てきたところで、私が言いました。

「●●さん、勘違いしてはいけないよ。

お父さんやお母さんは決して怒ってなどいない。あなたがもしもそう感じるところがあるとしたら、それはあなたのある部分に対して、こうして欲しいという考えから出た言葉であって、強いて言えば、それは叱るという程度のことで、怒るというのとは似ていても全く違うものなんだよ。

怒るというのは、そうすることで少なからず親自身の気が晴れることを目的とするものであって、叱るというのは、あくまでもあなたに対して改めて欲しいことに集中された言葉であり、行為なんだよ」


彼女がこの言葉をどれだけ理解してくれたかは分かりませんが、それでもこうした小さな誤解をそのつど解いていくことが「叱る」という行為には必要なのではないかと改めて思いました。




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塾は教えるところ。勉強は家でするもの。

2010-01-09 10:52:29 | 日記


先日、入会説明に来られた親子は、去年まで他の塾に通っていたそうです。

何故そこをやめて新しい塾を探しておられるのかを尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。

「その塾では、『当塾に入れば、それだけで必ず成績が上がります。上げて見せます』などと言ってくれたので、私はすっかり安心してしまったのです。でも、結果は全くでした」

その塾の言われたことがどうであるかは私のコメントするところではありません。

この場合、はっきり申し上げて、問題はこの言葉を鵜呑みにされた保護者の側にあると思います。

塾に入っただけであたかも成績が自動的に上がるなどということがそもそもあり得る話ではないことをどうして理解できなかったのかという意味です。

私は、なにもこの話を受けて言ったわけではありませんが、このときこうお話しました。

「塾に入っただけでは成績なんか上がりませんよ。塾では勉強の仕方、問題に対する考え方や解き方を指導しますが、それは『教える』と言ってもよい部分であって、それを家で励行して頂かなければ、つまり『家で勉強』して頂かなければ成績は上がりません」

敢えて言いますが、大言壮語して後でこんな筈ではなかったというような、そんな事態は招きたくありません。

塾で万全の指導をしたとしても、それに伴う自学の習慣と励行が無ければ成績面での効果は上がらず、たとえ上がったとしても限定的にならざるを得ないものです。


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授業配信についてのお問い合わせを頂きました。

2010-01-08 16:41:29 | 日記


ACSのサイトをご覧頂いたまだ見知らぬお客様から、「国大生or慶大生による授業配信」についてお問い合わせを頂きました。

これは今年から開始した授業システムで、比較的遠距離にお住まいの方で、且つ神奈川県内で高校受験をされる方をある程度想定した企画でした。

神奈川県の高校入試システムはなかなか複雑であり、これに適宜適切に対処していくためには、単に学習指導を行うだけでなく、しっかりとした受験指導の技術が無ければなりません。

そこで、その面にも当然長けたACSのリードやアシストを得つつ、学習指導もここで受けたいという方、しかも、通塾するには少々距離的な難がある方には、非常に適した内容であると思っております。

勿論、高校受験生だけでなく、小学生から中学2年生までの各学年、或いは高校生の方に対しても、このシステムは十分に有用であると思います。

お問い合わせ下さった方も、高校生のお子さんをお持ちの保護者の方で、家庭教師ではなく、時間を掛けて通塾するのでもない、それでいて実力のある講師のしっかりとした授業を子供さんに受けさせたいということで頂いたお問い合わせでした。




電話を切った後、ふと窓の外を見ると、何とも綺麗な夕焼け空が広がっていました。



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習慣を変えて

2010-01-07 20:29:47 | 日記
 教室に着くなり「疲れた~」とか「眠い」という言葉が口癖のようになっている生徒がいます。そのような生徒は授業に集中できず、なかなか進歩できません。

聞けば、夜遅くまでテレビを見ていたり、ゲ-ムが止められなかったり、友達と延々とメ-ルをしていたという類の返事が返ってきます。

 このような子供は、当然朝寝坊し朝食を摂らず慌てて学校に行き、食事をしていないので血糖値が上がらず午前中ボ-っとしてて・・・・結局勉強が分からなくなり・・・
という悪循環を繰り返します。

 しかし、中国の故事成語に「習い性と成る」というものがあり、何事も習慣になれば性格のようになるということです。「習慣は第二の天性なり」という言葉もあります。


 朝30分早く起きれば朝食を摂れます。脳の血流が豊かになり勉強もできるようになるでしょう。やがて家庭学習の習慣も付くことでしょう。

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英語と数学のスタ-ト

2010-01-06 19:02:59 | 日記
昨日、新中1生にとって小学校の復習や英語・数学の予習は中学入学の機会を順調に迎えるために肝要なこととお伝えしましたが、例えば英語が中1の時好きになるか、あるいは嫌いになるかがその後中学、高校と影響し続けると言っても過言ではありません。

 「英語だけは、嫌いになるとおしまいの教科。とにかく好きになることが最も大切」とある英語講師は述べています。中学入学前にアルファベットが書ける、一般動詞とbe動詞が分かるという程度でも、子どもたちは安心して中学の英語の授業に臨めるはずです。

 数学に於いてもマイナスの概念を理解し、計算をするという学習でつまずく生徒が多く存在します。正負の計算が数ヶ月たっても克服できない生徒は「数学嫌~い」と言います。英数は知識を重ねてゆく教科ですから、年月が経てばその差を縮めるのは大きな労力を必要とします。

 是非、この「中1準備講座」で良いスタ-トをお薦め致します。

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★募集 中学準備講座生 

2010-01-05 18:41:51 | 日記
ACSでは、1月から★中学準備講座を開講します。

既に在籍している小学6年生の皆さんは、2009年のうちから中学生の勉強を見越して英語や数学の予習や、そこに至るまでの苦手な単元克服を行っていますので、そういう意味では実質的な準備講座は既に始まっているのですが、いよいよ塾外生、或いは新規入塾をお考えの皆さんを対象とした講座を開講するというお話です。

ACSでは、この時期、長い間この講座を行ってきました。

そこで経験的にはっきり分かることは、こうしてしっかりと事前準備を行った上で中学に進んだ生徒の場合、ほぼ例外なくその科目で苦労することがまったくないか、あってもごく限られた分野に留まっており、非常にスムーズな導入が叶えられたという事実です。

子供達はまだまだ正月気分が抜け切れなかったり、或いは小学校最後の3か月間を浮き足立った気分で過ごしているケースもありますが、そうして流れに身を任せて過ごした子と、たとえ保護者の方の強制や勧めではあっても、それを受け入れてこの時期しっかりと中学準備を行った子の、そのどちらに対しても平等に4月はやってきます。

たった一度の中学入学の機会を順調に迎えるか否かは、総てここでの決意と行動に掛かっていると言えると思うのですが、如何でしょうか。



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ライバルでも

2010-01-04 19:36:13 | 日記
 昨日はACSの目的とするところをお伝えしましたが、今日は最近の塾内の様子をお伝えしたいと思います。

ACSアカデミ-は個別指導ということで、集団塾では応じきれない様々なニ-ズに応えて参りました。部活の時間に合わせて授業時間を設定して欲しいとか、兄弟や友人と一緒にグル-プで受講したい等々、「個別指導」と謳っていても時間や教科が予め決まっている他塾とはこのような点で異なります。

 そのため保土ヶ谷区だけではなく、他の区からも交通機関を使って通塾してくる生徒が多くいます。今年の中3生もやはり幾つかの中学から集まりました。

 そして大晦日。「大晦日無料特訓ゼミ」のためにやってきたA中の中3生は、冬期講習を終えたばかりのB中の中3生を誘い特訓ゼミに強制参加させました。(笑)こうして和気あいあいと家庭的な雰囲気で一年を終えました。

 そして今日も朝と夕方冬期講習で頑張る受験生を励ましながら、全力で応援・指導することを心に固く誓いました。
その冬期講習は1月23日まで続きます。


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改めて、ACSとは?

2010-01-03 20:25:03 | 日記
明けましておめでとうございます。

ACSは、今年も惜しみなくその持てる力の全てを発揮して、生徒の皆さんの学習に関するご要望を叶えるべく邁進して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


今年は、従来のカリキュラムその他に加え、新たな試みを積極的に打ち出していくことで、皆様の、より多様なニーズにお応えする態勢を敷いてまいります。

一定料金以外何の費用負担も要らない、それでいて週に何回通塾しても可、という自由通塾制の導入、スカイプを活用した国大生と慶応大生による、通塾エリアを飛び越えた授業配信などは、そうした試みの一環です。

ACSの目標はブレるところがありません。

それは「生徒の点数を上げ、成績を上げ、そして志望校合格を勝ち取る」ことです。

ACSの全ての活動がその先に見据えるものはこれに尽きます。

全てのACS生の皆さんの希望を叶えるべく私たちは全力を尽くし、そして、来るべきときが来たら、全ての皆さんが「ここでやってよかった」と思って、そうして満面の笑みを見せる。

これが私たちの目標です。




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