子供たちは、ただ勉強する為だけに教室に来るのではなく、ここで様々な話を(自ら)したいという側面が少なからずあります。私達教室サイドからすると少し考えなくてはならないものがあるにせよ、こういう時にいつも「さあさ、勉強勉強」と言って彼らの話したい欲求を無下にシャットアウトするのではなく、適宜これに応じます。そうすることで彼らの中にある不安や不満を掬い上げてこれを解消したり解決するきっかけにすることも出来ますし、何もしないではこうしたこともないまま無機質な時間だけが流れてしまうでしょう。コミュニケーションの大切さ、とでも言いましょうか。
子供の頃から歴史の本を読むことが好きで、そのせいか、それまで知らなかった地方の町に行った時など、今でもちょっとした時間があると、ふらっと散歩に出ては古い町並を眺めたり、お寺を訪ねてみたりします。
小学五年生の頃には英語に興味を持ち始めました。育ったのが横浜市中区で、当時は隣町にアメリカ軍人の家族がまとまって住む、当時の言葉で言う外人ハウスがあって、そこに住む白人やら黒人やらの子供たちともよく野球などして遊んでいましたので、その中から自然に英語に対する興味が湧いてきたのではないかと思います。特別に人に習ったのではなく(家が裕福ではなかったこともありますが)、ほぼ独習で、五年生の頃には日本語の文を英訳するなどして遊んだりもしていました。
あの頃既にWhy don't you ~などの表現は難なく使っていました。手前味噌な言い方ですが、こうした好みや関心が、ともすれば面倒な歴史の一コマや英単語の習得、その流れなどを覚えるのにも少し役立ったような気がします。
そうした関心が数学や理科にも向かっていたなら、自分でももっとよく勉強が出来るようになっただろうなと思うことがあります。
今は、この好みや関心を、目の前の子供たちの心の中にどうやって芽生えさせ、そして継続して育んで行こうかと常日頃考えています。
少し不思議な夢を見ました。 私に これを言った人の名前とかは思い出せませんが、 なんだか知っている人のようでした。 その人が、かんで含めるように 私に言いました。
「 いいかい、 物事の進め方には三つのやり方がある。 一つ目は、かかる時間を度外視して、 とにかく 手っ取り早く やっつけること。 結果が 雑なものであることはこの場合否めないが、それを承知でやること。二つ目。 一つ目とは反対に、 時間がいくらかかっても 一つ一つを丁寧に処理していくことで完成度の高い結果を 残すことを最優先すること。三つ目。今言った一つ目と二つ目をうまく組み合わせて、 決められた時間内に 良質の 内容を伴った 目に見える結果を残すこと」
目が覚めて 思いました。 なんだろうなあ。 こんな分かりきったことを 夢の中まで出てきて言うなんて。何かの示唆だろうか。朝から気になります(ー_ー;)
今日から夏期講習&レギュラー授業の再開です。
みんな、夏休み明けのぼうっとした顔もなく(例年はこれがある)、遅刻もせず、忘れ物もほぼなく(一部の子にはありました泣)、すぐに全力で授業に入れました。
明日からは、中学生は全員前期末テスト対策に大きく軸足を移します。
9月の頭に予定されている期末テストで首尾よく前期を締めくくって成績をしっかり確保すること。これが今目の前にある我々のミッションです。
このテスト対策は、塾外製の皆さんも申し込んで頂くことが可能です。
高校生の受講も可能です。
サイトのページから、もしくは直接教室にお電話してお申込下さい。
お待ちいたしております。
昨日は授業をいれていませんでしたが、それでも事務仕事はありましたので、日中それだけをしに教室に行き、帰りに藤沢のコメダで小一時間本を読んで気持ちの中を色々と整理しました。台風が上陸した辺りでしたので、窓の外はどしゃ降りでした。
年齢が増すごとにテレビを見るのが嫌いになりました。 旅番組とか、どこそこ訪問とかの番組見るたびに、 レポーターが出てきて、少しは気の利いたことを言うかなと期待して待っていると、ほぼ100%裏切られます。 彼ら彼女らの口から出てくるものは「すげー」とか「可愛い~」とか、馬鹿か、あんたら‼️と思います。 そんな貧弱な言葉しか言えないんだったら生意気にレポーターの仕事なんか引き受けるなと言いたい。 何がすげーだ何が可愛い~だ。家で国語の教科書でも読み直してろ❗
ところで、夏休みに入って子供たちの自由研究の宿題などのアシストしています。そこには大抵自分の感想考察といったものが伴います。どれも自分の頭で考え自分で文章を作り出してコンパクトにまとめて 仕上げるものです。おしなべて子供達は このスゲー可愛い~レベルの言葉しか出てきません。そこには 気の利いた論法や表現といったものはほぼなく、 大抵は途中から、ひどくなると初めから私にアシストを求めてきます。
そういう時には、文章の作り方のコツ(基本わではありません)のようなものをかいつまんで教えますが、それでも子供達はそれらが仕上がった時に 少し嬉しそうな、少し自信に満ちたような顔をします。自分で考え自分で文章を作り自分でまとめるということの手応えをきっと感じてくれたであろう一瞬です。
今、夏期講習の真っ最中です。
夏期講習は、これをする目的をごく近未来のテストや成績に直結する学習理解の進展と充実とに置いています。
具体的には、夏休み明けすぐに予定されているテストをはじめとした、「理解度の確かめ」を首尾よく乗り越えるための準備です。ここには、こうした近未来への展望や、今ここでやっておくべきこの意味や意義の理解が必要です。
ここでやっておけば後になってその果実を手にできますし、やらなければ仮に果実を手にできたとしても、その実は決して大きくはないか、へたをすれば何の果実さえも手にできないかもしれません。
その果実というか成功体験を積むには、時間と費用が伴います。
この二つを効率的に組み合わせてやっていくことが成功への要ですし、どちらか一方しか採らない、またはどちらも採らないで成功だけを夢見ていても、それは極めて実現性の低い企てとしか思えません。