高石市役所土木部環境政策課に下記のメールを送りました。↓
親父が亡くなり実家を継ぐ事になりました。数日前から実家に戻り、現在片付けに追われています。色んな物を片付けなければならないのですが、鉢植えの処理に困っています。
親父はガーデニングが趣味でした。その為に、実家の庭には地植えの木だけでなく鉢植えの木が大小合わせて60本以上もあります。
鉢植えの木には水やりが必要です。夏になると1日に2回も水やりをしなければなりません。早朝から会社に出勤して、夕方帰って来る私には、到底そんな時間はありません。
そこで、高石市の臨時ゴミ・転宅ゴミ収集制度を利用して、指定業者に鉢植えの収集を依頼しました。しかし、「鉢植えの土は収集出来ない」と言われてしまいました。
鉢植えを収集するには、植木鉢から土をかい出し、植木と鉢をそれぞれ分けなければなりません。
何故、土は引き取ってくれないのでしょうか?60鉢以上ある鉢植えから全て土をかい出すのは不可能です。
高石市はゴミ排出量削減の為に、2013年からゴミ収集の一部従量制を実施しています。
家庭ゴミの排出について、一定量までは無料で、一定量を超えると有料となる制度です。
無料分については市から配布された無料券シールを、有料分についてもコンビニ等で買った有料券シールを、それぞれゴミ袋に貼って出さなくてはなりません。
そうやってゴミ排出量に制限を加える事で、ゴミ排出を抑制しようと目論んでいるのです。
なるほど、そのやり方で確かにゴミ排出量自体は減らす事が出来るかも知れません。でも、それは決してゴミの絶対量が減ったからではありません。
ここ数年間のゴミ排出量の減少も、決してゴミの絶対量が減ったからではないと、私は思います。むしろ、煩雑なゴミ収集方式に嫌気が差して、市民がゴミを自宅に溜め込むようになったからだと思います。
実家の片付けはスピードが命です。ただでさえ面倒な片付け作業を、ゆっくりチンタラやっていたのでは、いつ終わるか分からないし、憂鬱な気分になります。
確かにゴミの分別や総量規制は必要です。しかし、ゴミの分別に振り回されて、肝心の片付けが疎かになり、いたずらにゴミ屋敷を増やすだけでは、本末転倒ではないでしょうか?