競馬の馬券の買い方を変えたら当たりました。2月9日(日)の東京新聞杯(GⅢ・東京芝1600m)は、今までの三連複フォーメーションではなく、馬単で馬券を買うようにしました。馬券の買い方も、本命◎1頭から〇▲☆-〇▲☆△と流すのではなく、本命候補を◎〇▲3頭にして、代わりに相手△の頭数を絞るようにしました。
◎⑦ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯1着→府中牝馬S1着→マイルCS4着)
〇⑫ウォーターリヒト(キャピタルS1着→京都金杯2着)
▲①サクラトゥジュール(昨年このレース1着、京都金杯1着)
△④ボンドガール(秋華賞2着/連続上がり最速もタイム微妙)
△⑧ジュンブロッサム(富士S1着/斤量増割引)
今までだったら三連複フォーメーションで、本命サイドだけでなく中穴サイドにも買い目を広げて、差し馬だけでなく外枠の有力先行馬も△に含めて、◎1頭から広く薄く流していました。
それで〇▲☆△のうち数頭は必ず3着内に来ているのに、◎4着でずっと馬券を外して来ました。(参考記事)
そこで今回は、◎が飛んだ時の事も考えて◎〇▲3頭から流すことにして、その代わりに△の数を減らして、馬券の買い方も1・2・3着とも当てなければならない三連系の馬券ではなく、1・2着だけ当てれば良い二連系の馬券(馬単)で勝負する事にしました。
△の数を絞るには、今まで以上にレースの展開を読む必要があります。今回は東京のマイル戦なので、マイル(距離1600m)・東京競馬場に実績のある馬を中心に買う事にしました。
東京競馬場はゴール前の直線が長く、ゴール前の差し比べになる事が多いので、最後の末脚(上がり)タイムの良い馬が有利になります。
しかし、その一方で、開催が進むにつれてコースの内側が荒れてくるので、その傷んだ部分をカバーする為に、内側に仮柵を設けて、コースを外に押し広げる措置が取られます。この内側に設けられた柵の事を「内ラチ」と言います。
A→B→C…と、コースが外に押し広げられた分だけ、ゴールポストは手前に引き寄せられますので、距離は変わりません。しかし、コースが外に膨れる分だけ、外枠の馬は走る距離が長くなり、不利になります。(現在は内ラチが一番外側に押し広げられたDコースでレース開催)
私はそう判断して、外枠の先行馬は全て買い目から外しました。でも、それとは逆に、荒れた部分が内ラチによってカバーされ、外側に新たに綺麗な馬場が出現するので、外側の先行馬も走りやすくなるはずだと言う見方も出来る訳です。
この様に、同じ距離やコースのレースであっても、当日の芝の生育状況や土壌の水分量、出走馬の力量や力関係、脚質によって、予想の内容はガラリと変わります。
そこで私は、直前に行われた似たような距離やレベルのレース(3勝クラス・東京芝1800mの初音ステークス)も参考にして、①上位クラス同士の差し比べになる、②もし先行馬が絡んでも、それは外枠に入った有力先行馬ではなく、内枠の人気薄の先行馬になる(唯一2番のメイショウチタンがそれに該当)と判断。
先行馬は全て切り、もし人気薄の先行馬が3着に来ても良いように、1・2着だけ当てれば済む馬単で勝負する事にしました。馬単で⑦⑫①の裏表マルチと⑦⑫①から④⑧への流しの12点に300円ずつ。
結果はやはり、
1着〇⑫ウォーターリヒト(外枠寄りの有力差し馬)
2着△④ボンドガール(内枠寄りの有力差し馬)
3着 ②メイショウチタン(内枠の人気薄の逃げ馬)となり、
最初本命◎にしようとした⑦ブレイディヴェーグは4着に沈んでしまいました。今までの三連複フォーメーションの買い方を続けていたら、また◎4着タテ目で不的中の連続記録を更新しなければならないところでした。
1・2着だけ当てればよい馬単での的中なので、配当はそんなに多くありません。だから儲けも7千円ほどしかありません。
でも、これまでの不的中を教訓に、馬券の買い方を見直したのが奏功して、今回は見事的中をモノにする事が出来ました。馬券が当たっても外れても、自分の頭で考えて決断し、また次の糧にする。
この、まるでゲームを楽しむような感覚こそが、競馬の本当の醍醐味なのです。競馬もほどほどに楽しむようにすれば、決してギャンブル依存症にはなりません。この事だけは声を大にして言いたいです。