「ワープア解放新聞」の今後の予定について少し書いておきます。
「職場人権レポート」カテゴリーから発展した当該「新聞」ですが、現在、5名の固定「読者」を足がかりに、不定期に発行・配布を行っています。実際は、バイト先のロッカールームや送迎バスの中で、ブログ記事の文章をワードに落として印刷・コピーしたものを、仲間内の「読者」にタダで配っているだけですがw。
但し、これが意外と好評で、当初は「縮刷版」編集で一区切りついた所で一休みしようと思っていたのを、「読者」からの催促もあって、引き続き「新聞」として発行を継続する事にしました。但し、前回の「縮刷版」形式では、お金も時間もかかり過ぎるので、今後は見開き2ページぐらいのビラ形式で発行しようと考えています。
「新聞記事」の「ネタ・取材源」には事欠きません。毎日何かしらあるウチの職場で、今日はどんな「ニュース」を取り上げてやろうかと、日々感受性を研ぎ澄ましながら出勤しています。その一方で、「やれやれ今日も忙しくなる、人も少なくて大変」という気持ちにも依然として苛まされるという、プラス・マイナスの両思考が交錯する毎日を過ごしています。
この「新聞」とブログの関係ですが、ともに同じブログから派生したものであるにも関わらず、その両立を模索しなければならない状態に陥っているのが、皮肉といえば皮肉です。実は、「ワープア解放新聞」に力を入れ過ぎると、その他のブログ記事が疎かになり、反対に後者に重点を移すと、前者が等閑になるという、どっちつかずの状態になりつつあります。
しかも、それがブログ・アクセス数の推移となって直に現れるから、尚一層始末に悪い。「職場人権レポート」「ワープア解放新聞」ばかりだとアクセスがテキメンに減ります。物流業務従事者以外の一般読者にとっては、「早朝・冷蔵庫内での仕分けの大変さ」なんて経験しない限り分からないし、「ハンディ」や「静音ドーリ」がどうこう言われても、職場以外の人間にとっては、はっきり言ってどうでも良い話ですから。かと言って、従来の様な「ネオコン、新自由主義、米帝、財界、民主党、自民党、靖国右翼」批判の政治・一般記事に戻すと、今度は職場のバイト読者が「書いてる事が難しすぎる」と言って敬遠する。
その一番理想的な対策は、やはり何と言っても、私が職場の人権問題だけでなく、その他の時事問題についても、職場の仲間にも分かりやすく語れるだけの力量を、早急に身に付ける事なのでしょうが。私もブロガーの端くれとして、そう為るべく努力はしているのですが。それが簡単に出来る位なら、とっくにバイト・ブロガーなんか辞めて、今頃は作家や評論家にでもなっていますw。
そこで次善の策として、(1)完全にブログと新聞を分け、両者の二本立てで行く、(2)逆に、どちらかに一本化する(現行ブログのみで新聞は一休み、逆に今のブログをワープア解放新聞に模様替え)、の二通りの対応を考えたのですが、(1)については、果たして「そんな二足の草鞋を履くような芸当が可能か否か」、(2)については、前者の対応には「一番身近な職場の人権問題を取り上げずして、何が戦争・搾取反対か」、後者には「所詮は職場の愚痴だけで終わっているではないか」という思いが、どうしても拭えないのです。それに「職場人権レポート」以外にも書きたい事は多々あるしね。
それで色々考えた結果、やっぱり、とりあえずは(1)でも(2)でもなく、ブログ>「職場人権レポート」カテゴリー=「ワープア解放新聞」の現行枠組みで行く事にしました。
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