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桜満開の便りを聞き、私も近所の桜を撮って来ました。まずニュートラム平林駅近くにある新北島西公園の桜から。マンションや住宅街の中にある何の変哲もない都市公園ですが、実は花見の隠れた名所です。名前が知られていないので近くの住民しか知りません。公園の向こうに見えるドーム屋根の建物は住之江ボート会館で、競艇王・笹川良一のCMでおなじみの「世界(は)一家 人類(皆)兄弟」のスローガンが壁に書かれています。
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次に住之江公園の池の桜。住之江公園は近くにある住吉公園のいわば「姉妹」公園として開設されました。明治以降、国道建設や海岸の埋立で住吉公園の面積が大幅に縮小されたのに伴い、その代替措置として、新たに住之江公園が昭和初期に開設されました。ところが、その住之江公園も、大阪護国神社や住之江競輪場開設に伴い、面積が大幅に縮小されます。戦後になり、競輪場が廃止されたのを機に、野球場やテニスコート、花壇もある今の規模に拡充されました。
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その住之江公園の横を流れる住吉川沿い遊歩道の桜並木。ここも住之江公園と並ぶ桜の名所です。遊歩道にはベンチも設置され、下流の住之江大橋付近では遊歩道の幅が広がり高台みたいになっています。桜の季節になると、近くの家族連れがそこでシートを敷いてお弁当を広げるようになります。
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そして、この一帯界隈の最大の桜の名所として昔から有名な住吉公園。ここは元々は「潮かけ道」という住吉大社の参拝路でした。今の阪神高速湾岸線の辺りまで昔は海で、上記の住吉川も昔は細い入り江でした。住吉川の上流部を細江川(細井川)と呼ぶのも、その当時の地形に由来します。住吉大社の参拝客は、ここで船を降り、潮かけ道を通って住吉大社に参拝していました。住吉公園の入り口にある高灯篭も、当時の船着場にあった灯台の名残りです。
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一方、住吉大社には住吉公園ほど桜は植えられてはいませんでした。太鼓橋の周辺に数本見られる程度です。それでも、その数本の桜がある事によって、太鼓橋がさらに風情あるものになっていました。その住吉大社の横を、前述の細江川(住吉川の上流部)が流れています。その川沿いの堤防や住吉大社の末社(大歳社)の桜が彩を添えていました。
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最後に、鉄オタによって、とっておきの穴場を見つけました。南海高野線の帝塚山5号踏切です。
この踏切は、高野線住吉東駅から難波寄り約150メートルの所にあります。すぐ前の階段を上がった土盛りの上に阪堺上町線の神の木駅があり、高野線の上を上町線が高架で跨いでいます。線路の横の市営住宅の庭に咲く桜並木と一緒に、高野線と上町線の電車を撮影する事が出来ます。
但し、高野線同士、上町線同士の行き違いなら割と簡単に撮れますが、高野線・上町線電車の行き違い風景を撮るのはかなり難しかったです。私も1時間近く動画撮影しようと粘りましたが無理でした。
最後の高野線住吉東駅近くの写真、すごく懐かしいなあ…
昔、発達障害とうつ病治療で通院していた「こけ専(こころの健康総合センター)」の最寄り駅で、この風景もよく見ていたからです。
デイケアにも参加したっけ。
しかし自宅からはものすごく遠いので現在は転院して近くの病院に行ってますが(笑)
また、記事更新楽しみにしています。
私も就職活動がんばります。