第二期実務研修会が終了しました。
第1回は1995年2月、あの神戸大震災の直後に開催しました。西日本からの参加予定の方が交通遮断のため参加できないというようなこともあったのです。それから今回まで実務研修会の開催は50回くらいになると思います。
箱根ガラスの森美術館(誓いの鐘)
実務研修会の雰囲気って毎回違うんですねえ。
それは、エイジングライフ研究所が参加される方に合わせようと努力していることの表れではないかと自画自賛させてください。
ボケの本態は何か
脳機能からボケを見る
脳機能ということになれば、前頭葉の理解は不可欠ですし、脳機能テストのやり方も学んでもらわなくてはいけません。
エイジングライフ研究所の二段階方式の手技は、テストはあくまでも生活指導の入り口、生活指導のための有用な情報という捉えかたですから、テスト結果の解釈も重要です。
そして、生活歴を聞き取って、究極の目的である生活指導!
そんなこんなで、毎回研修会の内容はもともと盛りだくさんなのです。
一方で、参加される方の理解も姿勢もモチベーションも様々ですから、毎回毎回実務研修会の雰囲気が違うのは当たり前です。
脳の働きに興味を持つ方、生活歴や生活指導、テストの実施法や解釈etc
安曇野市は4名の参加でした。1日目の夜には豊科町の取り組みの話なども出て、私にとっては活動の原点に立ち戻るような思いがしました。
愛西市のTさんは、どんどん面白くなっていきましたよね。講師冥利に尽きます。
私の右脳と前頭葉を駆使しながら、皆さんの反応を確かめます。そして細かく軌道修正をしながら実務研修会を進めて行きますから、毎回違うということになるのです。
細かい修正がたびたび起こりますから、用意しておいたのに言いわすれると言う事も起こります(これは私の前頭葉の注意分配能力の機能低下)。
牧之原市Uさん横手市のSさん 碧南市Oさん
横手市のSさんへ。
Sさんの頭の中に、帰ってからの計画がいろいろに沸き立っているようにお見受けしましたよ。せっかく教室の具体的カリキュラムを聞きたいといわれたのに・・・ごめんなさい忘れました。
パワーポイントで奥州市の事例は紹介しましたが、Bマニュアル250ページから解説がありますので目を通してください。
エイジングライフ研究所が推奨する「ボケ予防教室」は地域のかくしゃく高齢者までもがその対象ですから、創作などは普通のディサービスで行われるものよりも、ちょっとおしゃれな自慢できるようなものを提供すべきです。
ゲームは、岩月脳活性化ゲーム。創作はゆうかり工房のそれぞれのHPを参考にしてみてください。
もちろん、Sさんの地区の人材の発掘や育成も大切ですよ。
木曽町Mさん 牧之原 岩見沢市Yさん
このノウハウを木曽町でどう生かせるか?Mさんのパワーに期待してます!
牧之原市Mさん「時間が短かった。もっと勉強したかった」の感想をありがとう、がんばってください。
岩見沢市Yさんは、皆が認めたやさしいテスターでした。そのペースは大切です。
松江市Aさん・
二段階方式のノウハウはもちろん仕事上で使ってほしいのですが、「脳の使い方」を「生き方の問題」と考えると、自分や家族にも生かせることがわかるでしょう。
実践の中から、力を付けていけますから、恐れずに進んでください。
去年、北海道下川町に行くときに、「押しかけましょうか?」と尋ねたら「喜んで!」といわれたのです。
これが活動しているところの返事です。そのときのことは下のブログに書きました。
岩見沢市では相談日が定期的にあって、小ボケ中心の相談がなされているとの発言にびっくりしている保健師さんがいましたね。これからもがんばってください。
北海道便りー岩見沢市http://blog.goo.ne.jp/ageinglife/d/20071024
何しろ写真を撮ることも忘れていて、二日目の4:50ごろにあわてて撮った写真です。参加者全員の紹介はできませんでした。ごめんなさい。