脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

8月の右脳訓練ーふるさとノスタルジック紀行(同窓会総会後半に認知症予防メモ)

2018年08月15日 | 正常から認知症への移り変わり


同窓会のクライマックスといえば、「応援団演舞(OB)」それに続く校歌斉唱でしょう。

何回生かわかりませんでしたが、一生懸命さに心打たれました。見せてもらっている私ですら、彼らの高校生時代が眼前に繰り広げられるような気になるのですから、当事者の皆さんの心中はいかばかりかと。かつての紅顔の美少年たち、本当にありがとうございました。
応援団演武の時は息を凝らして見るのですが、全員参加になると会場はこんな様子になります。

恒例の当番幹事が全員登壇しての挨拶。この後、来年の幹事が抱負を述べました。
戸畑校区天籟同窓会の代表幹事は、一応3学年で担当します。今年の幹事は真ん中の学年、1年先輩たちは経験者としてサポート。1年後輩も来年のためにかかわっているようです。なかなかいいシステムですね。
今年のテーマは「縁」さて来年はどんなテーマのもとに集うことになるのでしょうか?
ところで今年の幹事は50回生、来年はなんと51回生が担当だとか。

ちょっと付録を。同期生のO田さんがラインに送ってくれました。関東支部の面々です。関東支部の和気藹々さが伝わるでしょうか?

ところで、同窓会総会の前夜祭?として、高校時代の友人たちが集まってきてくれました。談論風発。アッという間の4時間でした。
そして、同窓会総会の後夜祭は、何と56年ぶりの中学校クラス会。こちらも4時間!
何十年もの時間を飛び越えて、記憶を補い合いつつ盛り上がりました。その時どちらの会でも、「こんなの、知ってる?」とか「これを見せてあげたくて」とコピーして用意してくれた友達がいました。

初発は「笑点」だということを聞きましたがはっきりしません。私はフェイスブックで目にして、1人だったのでクスクスと笑いながら読みました。
ただし、骨、血糖値、アメリカと対戦、オリンピックまで生きたい、嵐寛寿郎は普通の81歳にあてはまりますが、逆走、風呂、何も覚えてない、徘徊は普通の81歳では起きません。全部認知症になって初めて出てくる症状です。
それなのに何となく、「81歳なら、あてはまる」と思ってしまうのはなぜでしょうか?
認知症のベースに加齢があるということと無関係ではないはずです。
こういうのもありました。

その通り、私たちは誰しも老いていくのです!特に肉体的な衰えはここにかかれている通りです。
ですが、それすら個人差があります。
まして脳の老化に関してはその差は大きなものがありますね!

これを紹介してくれた同級生は、第二の人生になって勧められるままに運動も、カラオケもサークルに参加して、人生を楽しんでいます。「千文字歌うのは4曲~5曲必要」という注釈もついていました。

これも。

私が初めて目にした時は、「きょういく」と「きょうよう」だけでしたから「きょうかん」をたしました。
共感ではなく「今日、感動した」の意味です。
これらの情報は、人は誰でも老いていくという圧倒的な真実と、その老いを少しでも先延ばしにする工夫があるという教示ではないでしょうか?
認知症予防の鍵は、生活態度そのものにあります。いかに生き生きと自分の脳をフル回転させるか。特に前頭葉を使う大切さに気付いているような表現もありますね。
生活者の視点から認知症を見るときには、高齢者が、何らかのきっかけで、ないナイナイ尽くしの生活に入るところから始まって小ボケ、中ボケと進んでいって10年近くもかけて、セルフケアもできないような大ボケになるという、ごく普通の認知症の理解ができないはずがありません。認知症を引き起こす犯人は、変化も楽しみもなく生活が活発でないそのような生活が、脳の廃用性の機能低下を起こすという単純なことなのです。紹介された生活の指針はそこを上手についています。


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