梅雨に続いて夏も消化と栄養補給、気力をつくる五臓の
「脾」に気をつけます。
夏に「脾」が弱る理由は主に、暑いからと冷たいものを
多く摂るからなのですが、「脾」が弱ると、気力体力
ともに落ちるので、これが夏バテにつながらないよう
気を付けています。
家庭薬膳では「脾」の気は、五味の「甘み」を持つ
食材によって補うので、そこに塩気を足して吸収を
よくします。
「甘み」を持つ白米。
米(などの穀物) にカビの一種をつけた麹。
白粥を麹で発酵させると甘酒になります。
甘酒は甘酒は夏の養生ドリンク。
夏バテや暑気払いにもってこいです。
けれど手作りは敷居が高そうなので今夏も市販品を
いろいろと試しています。
時に失敗!「これは飲まない」ということに
なったので甘鮭を漬けました。
鮭の薬膳としての効能は、胃腸を温めて消化を改善する
効果。エネルギーを補う効果もあるので疲労回復にも。
しばらくお弁当も作らないので、甘酒で甘鮭の在庫処分!
意外と良かったけれど、塩麹で漬ける方が好みでした(笑)。
メインが鮭一切れでは、オットには足りなくて、
「(鮭があるは分かるけれど) それで、おかずは何?」と
言われるのが目に見えるので、豚肉をゆでました。
豚肉の喉ごしが良いよう、片栗粉をまぶしました。
すると、つる~ん。