エメラルド・プリンセスに乗船したのは、ロシアの古都・サンクトペテルブルク(レニングラード)にお邪魔したかったからです。しかし、今は分かりませんがその時は未だ入国にロシアのビザが必要でした。クルーズ船での二日までの滞在ならロシアのビザが必要ありませんでした。エルミタージュ美術館や冬の宮殿を堪能できました。
クルーズ船はホテルと移動手段が一体になったそれはそれは大変便利なものです。今回のダイヤモンド・プリンスでもそんな観光を夢見た沢山の乗客を乗せて訪れて来た筈です。そのダイヤモンドプリンス号が新型コロナウイルスの感染ゲームと言うか、体力勝負の環境に置かれているのです。初期に上陸させて隔離検査すればこんなに苦渋を与える事も、人権を無視する事もなく、新型コロナウイルスの孵卵器の役目を果たす事はなかったと思う次第です。
新型ですから抗体がありませんから、感染し易いのは納得ですし、もしかすると感染力が強いのかも。感染力が強いとしても、適切な治療を受ければ恐れる程の重篤な事にならない危険性は少ない、ウイルスと思われる。
以下の写真は同じプリンセスクルーズのエメラルド・プリンセス号に乗船した時のものです。
1 プリンセスクルーズの本社はほアメリカですが船の船籍はバミューダ諸島です。税金対策の便宜船籍です。船尾にはハミルトンと記載されています。
2 乗船の為にバスで港にきました。
3 我が家のキャビンです。
4 乗船した時はミニスイートと呼称されていましたが、今はジュニアスイートと言うみたいです。TVがベット側とソファーのある居間側に二台もありました。
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8 ドアの手前には水回りとクロークなどが確かあったと記憶しています。
9 お風呂など水回りです。
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12 オスロのエクスカーションの資料です。
13 スイートですから上甲板(上部デッキ)にあるのが普通ですが、我が家より未だ上に結構ありました。部屋が広い分少し下にあるのかもです。その分出っ張っていました。
14 狭くても四つの椅子が置かれていました。リクライニングになるものと、ならないものでした。
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16 日の出や日没が見えるのも最高です。ダイヤモンドプリンセスの内側キャビンでは窓もなく、見えるのはTVに映し出された船首の方向の景色だけです。大変息苦しいと思います。船内も歩き回る事も叶わず拷問とおなじです。
17 クルーズの旅はこの景色が見えるだけでも最高です。 それが、地獄になってしまいました。
18 フリースペースのイートインコーナーです。このスペースに入る時もノロウイルス対策でジェル状のアルコールを係の人に手にかけてもらってから入ります。レストラン前でも必ず同じでした。
19 レストランならトングで食べ物をつまみませんが、このブッフェスタイルだとトングを使いまわすことになります。ダイヤモンドプリンセスではこのような状態では無くお部屋から基本出られません。
20 料理が置掛けている所の上には、必ずガラスでカバーされており安全面の配慮をしています。
21 トングの使いまわしはしない方が良いかもです。
22 料理を撮って来てランチを頂いております。セレブリティーのお鮨コーナーはお気に入りでした。
ダイヤモンドプリンセスの乗客の方が検査が済み一日も早く、孵卵器から解放されることを願っています。因みに、2013年に乗船しました。