金沢城公園の石川門を潜り、日本三名園の兼六園に向かいます。
兼六園を観賞すると言うより、最短距離を歩いたに過ぎません。兼六園の雰囲気と香りを肌に沁み込ませた程度です。
次の三枚の画像は兼六園のホームぺージからの借用です。
すぐれた景観の代名詞「六勝(ろくしょう)」
六勝とは、[宏大(こうだい)][幽邃(ゆうすい)][人力(じんりょく)][蒼古(そうこ)][水泉(すいせん)][眺望(ちょうぼう)]のこと。宋の時代の書物『洛陽名園記(らくようめいえんき)』には、「洛人云う園圃(えんぽ)の勝 相兼ぬる能わざるは六 宏大を務るは幽邃少なし 人力勝るは蒼古少なし 水泉多きは眺望難し 此の六を兼ねるは 惟湖園のみ」という記述があります。その伝えるところは、以下の通りです。「庭園では六つのすぐれた景観を兼ね備えることはできない。広々とした様子(宏大)を表そうとすれば、静寂と奥深さ(幽邃)が少なくなってしまう。人の手が加わったところ(人力)には、古びた趣(蒼古)が乏しい。また、滝や池など(水泉)を多くすれば、遠くを眺めることができない」そして、「この六つの景観が共存しているのは湖園(こえん)だけだ」と結ぶのです。すばらしい景観を持した庭園として賞された湖園。兼六園は、この湖園に似つかわしく、六勝を兼ね備えているという理由から、文政5年(1822)、その名を与えられました。
1 こちらは金沢城公園の石川橋からのサクラです。
2 いま来た道を振り返り。
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4 兼六園に入る直前から道が狭い事も有り沢山の人の流れに従い歩を進めました。
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6 徽軫灯籠(ことじとうろう)
足の形状がお琴の弦を支え音程を決める琴柱(ことじ)に似ている事から琴柱と呼ばれるそうです。
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9 原村に峠の我が家にある赤松とは大違いですが、枝ぶりも芸術的で美しいです。
10 六つの内の一つであり特に眺望(ちょうぼう)が素晴らしい、超膨台です。
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20 その台座石です。
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23 ここを下ればホテルに戻る一番近い真弓坂口です。
24 振り返った所は瓢池です。
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28 真弓坂で大通りにでます。そのすぐ先には21世紀美術館もありました、地震の被害で開館していないようでした。
29 特別名勝 兼六園 真弓坂口を出て。
30 歩いてもホテルまで10分程度ですが、バスを待つ停留所からです。
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