日本国内だけではなく worldometer 等 のデータを利用して日本が世界で置かれている状況。そして英国を対比することでより理解を深めて現実を見てみたい。
今回も日本と英国を対比してしてみます。
世界的なパンデミックの中にあり、井の中の蛙大海を知らず。では、COVID-19 と戦う事は叶わない。諸外国との交流を断って水際で完全にシャットアウトする事は不可能になりつつある世の中になっている。ヨーロッパ諸国のような強制力を持つ強力な都市間封鎖を実行せずに(実行する法的根拠がない日本。)それでも、ある意味大成功を収めてきている。イギリスでは1000人/1日を超える悪夢を経て死者数も治まって現在に至っている。
データの出典は:Our World in Data です。
日本 必要とするワクチン接種完了者:3790万人 完了した割合:30.1%です。
英国 必要とするワクチン接種完了者:3850万人 完了した割合:57.7%です。
英国が国民に占めるワクチン接種は日本の倍近いです。
先にアップした「#205-’21. 日本は『さざ波』でしょうか?」でアップした中でイギリスが新型コロナウィルスの規制解除の記事をかきました。その後、英国でもインド型デルタ株の新規感染者の増加で一ヶ月解除を延長するとの記事をみかけました。でも、その記事を探しましたが見つかりませんでした。
従って、英国に於いて規制解除するのか OR 規制を継続するのか確かの事はわかりませんが、解除の立場で述べていきます。
以下は、worldometer からの引用です。
次に続くデータの図の前に、新規感染者のグラフの推移ですが、人数に重きを置かずにグラフの波形を見て頂きたと思いアップします。
日本も英国も何波かの高いピークが訪れています。
英国は、今までの波より若干低いですが、日本はアジア諸国の増加と同じく今回の波が一番高いピークを描いています。こちらは日本の感染者数の波で、水色の折り線が三日間の平均です。
こちらが英国の新規感染者の波で、今回の波が一番高いわけではありません。これも、ワクチンの接種率の高さのお蔭でしょうか。
Ⅰ COVID-19の累計死亡者数です。英国は7位につけていた12万人です。
次は日本です。1万5千人です。
Ⅱ 新規死亡者数/1日です。14位までのデータには載って来ない良い状況になって来た英国です。(インドネシアの状況は惨憺たる状況です。日本からAZ社のワクチンが贈与されています。)
英国はスリランカの次の22番手に載ってきました。前日の死亡者数は大幅に低下して65人です。
日本の前日の死亡者は8人として計上されていました。
ヨーロッパ諸国から比べれば、輝かしい成果を示しています。政府の成果というより日本人の国民性でしょうか。IOCのバッハ会長が日本の緊急事態宣言を「それは何ですか?」と頓珍漢な質問をするのもわかる感じがします。
報道機関も煽りますから、感染力の強いインド型デルタ株であっても日本ではこれで収まっているのかもしれません。
以下の事を心して実践しています。
- 可能な限り蜜を避ける事。
- 外出から戻ったら流水と洗剤による30秒以上の手洗い。
- 外ではアルコール消毒液で手を消毒できる場所では必ず行う事(満遍なく)。
- 外出している時は、手で決して顔を触れない事。
- 外ではマスクを正しく着用する事。
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