前回、5月3日にアップした『#137 -’20. TTMつよしさんの・・・』スレッドで日本国のデータについてアップしました。日本の状況が世界のどこに位置しているのかをアップします。
Worldometers のデータを利用させていただきます。世界の人口と今問題の新型コロナウイルスに関するリアルタイムなデータが載っています。
1 スクリーンショットは最新アップデート 2020年5月6日 11:28 (グリニッジ標準時刻)
全世界のコロナウイルス感染者 3,747,387名 死亡者総数 258,971名 回復者総数 1,250,965名
2 症状のある人は 2,237,451名 内、軽症者が 2,188,197名(98%)重篤で危篤状態は49,272名(2%) 退院者数と死亡者数は以下の通り。 グラフでは危機的な状況である事に変わりありません。即ちパンデミックそのものです。累計ですが右肩上がりです。
3 a トータル感染者数累計(患者数) 多い順 (5月6日 11:28 GMT) 陳腐化していますので、新しいデータを3b、3cとして追記します。
感染者数順(Total Cases )で多い順です。1米国、2スペイン、3イタリア、4英国、5フランス、6ドイツ、7ロシア、8トルコ、9ブラジル、10イラン、11中国、12カナダ、13ペルー、14ベルギー、15インド、16オランダ、17エクアドル、です。
3 b トータル感染者数累計(Total Cases )(患者数) 多い順 №1(3bと3cは、GMT時刻の14:21です。)累計の多い順いが3a と変わっています。1米国、2スペイン、3イタリア、4英国、5フランス、6ドイツ、7ロシア、8トルコ、9ブラジル、10イラン、11中国、12カナダ、13ペルー、14ベルギー、15インド、16オランダ、17サウジアラビア、18エクアドル、19スイス、です。次の表につづきます。
3 c トータル感染者数累計(Total Cases )(患者数) 多い順№2です。20ポルトガル、21メキシコ、22スウェーデン、23パキスタン、24中国、25アイルランド、26シンガポール、27ベラルーシ、28カタール、29イスラエル、30オーストリア、31日本、32アラブ首長国連邦、33ポーランド、34ルーマニア、35ウクライナ、36インドネシア、37バングラデシュ、38韓国、です。以下省略。
4 新規感染者数(New Cases) 多い順 以下すべて、元の最初の時刻にもどります。(5月6日 11:28 GMT) 1ロシア、2イラン、3ブラジル、4メキシコ、5ベラルーシ、6カタール、7バングラデシュ、8シンガポール、9パキスタン、10ウクライナ、11米国、12インドネシア、13フィリピン、14ベルギー、15ルーマニア、16ポーランド、17アフガニスタン、18オマーンです。累計では上位に登場してきていない新規の国が登場しています。必ずしも医療先進国ではない国も散見されますから大変です。
5 トータル死亡者数(Total Deaths) 多い順 この時点での1は米国で72,285名で、2はいつも間にかイギリスがジャンプアップしてきました。3イタリア、4スペイン、5フランス、6はヨーロッパとは言え人口の少ない驚きのベルギーです。7は過激な発言の大領領で物議を醸しているブラジルです。8ドイツ、9イラン、10オランダ、11中国、12カナダ、13トルコ、14は独特な対策と言うか自然に任せている感じのスウェーデンです。15メキシコ、16スイス、17インド、18エクアドルです。因みに日本は28番目で556名です。
6 新規死亡者数(New Deaths) 多い順です。新規死亡者数のトップに載っている国は、人口約1140万人のベルギーです。一日で新規死亡者が323名です。医療崩壊がおきているのでしょうか。2番目以降は新しく感染流行が始まった感じのメキシコ、ロシア、イラン、ブラジル、インドネシア、フィリピン、ルーマニア、そして米国、パキスタン、ウクライナ、ハンガリー、ホンジュラス、アフガニスタン、ポーランド、16パナマ、17ボスニアヘルツェゴビナです。拡大しているのを実感する国々です。
7 トータル回復者数(Total Recovered) 多い順 感染者数が多くて初期から感染流行が始まった地域の国々が多くなっています。最多は米国です。
8 活動的な状態(無症状ではなく症状が有る意味かと)の患者数(Active Cases) 多い順 今回の新型コロナウイルス感染者は無症状の方もいるので、このような区分けで表示しているのかも。
9 重篤な状態の患者(Serious Critical) 多い順 重篤な患者は高齢者で男性が多いようです。人工呼吸器の装着、集中治療室等での管理、ECMO(体外式膜型人工肺)の使用―などが必要となってきます。日本は医療機器が充実していると思い込んでいました。多数の死亡者を出し始めたイタリアと比べてECMO等の絶対数の少なさに驚かされました。言われてみれば、ICUなどが導入され始めたのも40年前の大学病院などからでした。日本は多い順から数えると18番目で308名とカウントされています。医師や医療従事者の治療・処置など大変だと思うと共に治療期間も長くなるのは否めません。高齢者は感染しない事が第一です。今回のCOVID-19の事が無ければECMOの事も知る事はなかったと思っています。社会資本の充実と言っても医療機器は必ずしも充足しません。患者が多くて保険請求の多い機器は充実するのが自由主義社会です。それでは今回の事のように肺疾患患者を救う究極の機器がある程度普及する為には政治の政策誘導が欠かせません。腎機能患者の人工透析器と同じで、肺の代わりをするECMOを充実する為には保険の点数を上げるなど、政治的な誘導を強く感じた次第です。他国に引けを取る事ない台数(10万人当たり何台と)を揃えるべきです。
10 人口100万人当たりの患者総数(Total Cases/1 million population ) 多い順 一番目のサンマリノ共和国はクイズにも良く出る程の人口3万人ほどの小さなイタリア国内にある内陸国です。人口が少ないですから100万人換算にすると一番目に踊り出てしまいました。イタリアのローマ市内にあるローマカソリックの総本山のヴァチカン市国も同じです。三番目のアンドラ公国も人口は8万弱ですから換算すると上位に躍り出てしまいます。カタール、ルクセンブルクと続き6番目に統計上意味のあるスペインがでてきます。因みにこの表には載っていませんが、世界平均は490名で、抑え込んだと自慢している韓国は211名で日本は121名です。
11 100万人当たりの死亡者数(Deaths / 1M pop) 多い順 №1 人口の極端に少ない上位の国は母集団が少ない為に統計上上位に載りますが意味をなしません。スペイン、イタリア、英国、フランス、オランダ等ある程度の人口を有する国でなければ意味をなしません。国家として省略はできませんが、何万に当たりで論述するより総数で扱う国々です。
12 トータルテスト(Total Tests) 多い順 №1 PCR検査の総数なので多い国は米国を始めとして100万件を超える国が10か国あります。因みに日本は表№ 3に登場します。
13 トータルテスト(Total Tests) 多い順 № 2
14 トータルテスト(Total Tests) 多い順 № 3 クウェート、ノールウェーに続き186,343件で登場します。
15 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №1
16 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №2
17 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №3
18 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №4
19 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №5
20 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №6
21 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 № 7
22 100万に当たりのテスト者数(Tests / 1M pop) 多い順 №8
8ページ目で日本がやっと登場しました。厳密に検査する事に反対ではありませんが、もう少し方法があったのではと思ってしまいます。因みに、日本では100万名あたりに検査した人は1473名です。
世界の中での位置づけをみると(この時点での):
- トータル感染者数累計(Total Cases ) :15,253名上位から31番目
- 新規感染者数(New Cases) :
- トータル死亡者数(Total Deaths) :556名上位から28番目
- 新規死亡者数(New Deaths) :
- トータル回復者数(Total Reco vered) :
- 活動的な状態の患者数(Active Cases) :
- 重篤な状態の患者(Serious Critical) :
- 人口100万人当の患者総数(Total Cases/1 M pop ) :121名
- 100万人当たりの死亡者数(Deaths / 1M pop) :
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