『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

秋の酒肴

2021-10-07 07:53:02 | 酒の肴
たまには酒肴のおはなし。

鰹の塩たたき。炙りたて、外側の脂がフッと緩んだところにキュッとレモンを絞っていただく旨さ!

冷製、子持ち鮎の淡煮。卵を抱えて丸々とした鮎のさっと炊き、ほろ苦さと滋味がお酒を進ませる!

秋刀魚や栗はもちろん、秋は美味しいものがいっぱい。
味の乗った銘酒とご一緒にどうぞ☺️

春のメニュー

2021-04-08 17:47:48 | 酒の肴
このところ営業案内ばかりなので
たまには春のホワイトボードメニューを☺️
しかし!
この中に大きな間違いがひとつあります。
わかったあなたは料理通か、
お店にいらして食べてくださったかたですね❣️

答え






「あさりと春キャベツの酒蒸し」が正しいのです。
玉子とじではありません!
玉子とじは「ホタルイカとセリ」です。
ボーッとして書き間違えて三時間気づかなかった💦
すみませんでした。

浅蜊と春甘藍の酒蒸し。
蛍烏賊と芹の卵綴じ。
どちらも季節を盛り込んだ人気メニューです。
もちろん鰆、初鰹、鯛の白子、
筍、天豆、新牛蒡、菜の花…
おすすめいっぱい!
ぜひ、お試しあれ。

師走12月、今月の四品 その4

2018-12-02 00:28:29 | 酒の肴
「さつまシャモの小鍋」

お酒のアテにもお腹を温めるにも最適なお鍋を、
今月は最高の鶏肉でつくりました。
「焼き」でもお出ししている薩摩軍鶏。
もともと闘鶏用の鶏としてタイ(シャム)から来たと言われる
しっかりとした身質と濃い旨みを持った鶏肉です。
滋味溢れる胸肉とキュッと締まった腿肉、
そしてたっぷりの野菜に美味しい豆腐と茸。
たくさんの具を特製の割り下でさっと煮上げたご馳走鍋は、
蓋を取った瞬間の香りから幸せになること間違いなしです!

(大槻作)

師走12月、今月の四品 その3

2018-12-02 00:17:17 | 酒の肴
「ブリのホイル焼き」

冬の青魚の王者、ブリ。
市場から脂の乗った特上の寒ブリを仕入れましたよ。
無農薬原料でつくった自家製の塩麹に漬け込み、
たっぷりの野菜とともにホイル焼きに仕立てました。
鰤の力強い旨味、冬野菜の甘さ、茸の歯ごたえ、
そこにこなれた塩麹のコクとバターが絡まって、
えもいわれぬ美味しさに思わず唸っちゃいます。
まさに冬のご馳走てんこ盛り!というひと皿です。

(大槻作)

師走12月、今月の四品 その2

2018-12-02 00:08:05 | 酒の肴
「ホタテの西京焼き」

市場から毎日仕入れる、北海道の最上級の帆立貝柱。
これを自家製の西京味噌に漬け、直火で焼き上げました。
味は‥‥そう、ご想像のとおり。
ホタテの甘みが味噌で引き立ち、香ばしさがお口いっぱいに拡がります。
お酒の旨みとシンクロして、ついつい盃が進んでしまう、
本当に最強の、西京焼きです!

(箕村作)

師走12月、今月の四品 その1

2018-12-01 23:56:20 | 酒の肴
早いもので、もう12月。
晩秋から初冬へ、気温もぐっと下がり、新酒も入荷し始めました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今月も「旬の四品」ができました。
いつものようにひとつずつご紹介してまいります。
ぜひぜひ、お試しください!



「蕪豆冨 牡蠣添え 菊花あんかけ」

老舗の八百屋さんが毎年おすすめしてくれる蕪。
旬を迎え、やさしい甘みがたっぷりです。
その蕪でプルプルのかぶら豆腐をつくり、
牡蠣の旨煮と焼いた蕪をのせ、上品な菊花あんをかけました。
かぶの滋味に牡蠣と菊のほろ苦さが調和して、
さっぱりとしていながら奥深い酒肴に。
フレッシュな新酒にぴったりの一品です。

(坂木作)


霜月十一月、今月の四品 その4

2018-11-04 00:16:18 | 酒の肴
「軍鶏の天婦羅」

塩焼きでもお出ししている薩摩軍鶏(さつましゃも)。
もともとシャモはタイから伝来したと言われる闘鶏用の鶏で、
しっかりした身質が特徴です。
噛むほどに肉の旨みが味わえる、野趣溢れる軍鶏を、
シンプルな天ぷらに仕立てました。
歯ごたえのあるもも肉と淡白な滋味の胸肉、両方が一つの皿で味わえます。
地鶏の中でも旨味の濃いワイルドな軍鶏、
ひと味違うとり天です、揚げたて熱々をどうぞ!

(大槻作)

霜月十一月、今月の四品 その3

2018-11-04 00:14:09 | 酒の肴
「鯖の一夜干し 有りの実おろし添え」

秋さば、寒さばとも言われるように、
この時期、真鯖は脂が乗ってきて美味しいものです。
一夜干しでさらにぎゅっと旨味を凝縮したさばをこんがりと焼き、
大根おろしでなく梨のおろしを添えました。
(有りの実というのは、梨の発音が無しに通じるための忌み言葉です)。
ジューシーな鯖に、梨のほのかな甘みが爽やかに寄り添って、
あとを引く味わいです。
薬味という脇役が引き立てる取り合わせの妙を愉しんでくださいね。

(坂木作)

霜月十一月、今月の四品 その2

2018-11-04 00:12:11 | 酒の肴
「白身魚の昆布〆と木の子の南蛮」

お刺身でもお出ししている天然活け〆の白身魚、
その日に美味しいものを選んで昆布締めにしました。
合わせたのは、シメジ、エリンギ、エノキ茸など
秋のきのこたちの、ピリッとした南蛮漬けです。
昆布のうまみがきれいにうつった上品な白身魚と
アクセントの効いたきのこの滋味。
海の恵みと山の恵みが贅沢に盛り込まれたオツな酒肴です。

(大槻作)

霜月十一月、今月の四品 その1

2018-11-04 00:05:26 | 酒の肴
木々も色づき朝晩冷え込む晩秋となりました、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今月も、旬のもの満載の「四品」ができました。
いつものように、一つずつご紹介してまいります。
ぜひぜひ、お召し上がりください!




「焼き芋の酒粕カステラ」

さつま芋の旬は秋から冬にかけて。
採れたてを少し貯蔵して乾燥させたものが
うまみを増して美味しいと言われています。
その旬のサツマイモを、ホクホクの焼き芋にし、
カステラをつくりました。
黄金色のひと切れを口に運べば、
酒粕の深いコク、甘薯の甘み、卵の滋味が拡がります。
意外だけれど日本酒にしっかりと合う濃厚なアテ、
ぜひぜひお試しください!

(箕村作)

神無月十月、今月の四品 その4

2018-10-05 02:32:13 | 酒の肴
「お出汁で仕立てた鱈入り湯豆腐」

湯豆腐は、豆腐が主役。
メニューの「冷奴」でもお馴染みの、
三軒茶屋でいちばん美味しいお豆腐屋さんから仕入れている豆腐を
鱈やきのこ、野菜と一緒に小鍋立てにしました。
鰹節も昆布もたっぷりと使った贅沢な一番出汁でさっと煮上げて
熱々の土鍋をお席にはこびます。
柔らかな豆のほの甘さ、食欲をそそるお出汁の香り。
肌寒い秋の夜長にふーふーと吹きながら食べる湯豆腐は
何よりのご馳走かと思います!

(大槻作)

神無月十月、今月の四品 その3

2018-10-05 02:26:24 | 酒の肴
「スモークサーモンにイクラ」

たっぷりの卵を抱えた鮭を店で捌き、
新鮮な身は燻製に、いくらは醤油漬けにつくりました。
’親子肴’とでも呼びたいような、相性抜群の盛り合わせです。
さっぱりとした鮭のほのかな薫香と、
美味しい醤油の味をうつしたプチプチのイクラ、
お酒と交互に口に運べば無限のループにはまりそう。
秋鮭の魅力を余すところなく味わってくださいな。

(箕村作)