『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

弥生三月、今月の五品 その5

2018-03-01 22:34:24 | 酒の肴
「大トロのみりん焼き」

来ましたよ〜、すごいやつが。
いきなりステーキなんか目じゃない!
なんて贅沢なのでしょう、大トロの焼きたてです!!

築地から仕入れる極上の本マグロの大トロ。
ジューシーな脂をさっと甘みで閉じ込めて、
みりん焼きにしました。
直火で炙った美味しさはもうこたえられません(≧∇≦)!
シンプルにして豪快、王道にして最高。
頑張った年度末、自分にあの人にこんなご褒美をあげたい‥‥
そう思ったら、迷わずこの極上の逸品をどうぞ。
添えた本山葵がまた、たまらないのです。

(箕村作)

弥生三月、今月の五品 その4

2018-03-01 22:22:05 | 酒の肴
「肉豆腐卵黄のせ」

三寒四温というように、意外と寒い夜の多い三月。
そんな、ちょっと温まりたいときにぴったりの小鍋、
熱々の肉豆腐をつくりました。
栄養たっぷりの豚バラ肉の旨味と甘辛なお出汁が葱と豆腐に沁み、
落とした卵黄でちょっとすき焼き風。
身体のすみずみに染みわたるような、ホッとする一品です。
一人で一人前食べたくなること間違いなし。
そして食べたら元気が出ること間違いなし。
新酒にも、お燗にも、よ〜く合います☺️、
ほっこりしたい日には是非。

(坂木作)

弥生三月、今月の五品 その3

2018-03-01 22:03:57 | 酒の肴
「鯛と菜花のからし酢味噌和え」

お刺身でもお出ししている真鯛を贅沢に使った一品を作りました。
産卵を控えて身が赤くなったいわゆる「桜鯛」は、
卵に栄養が行くためムチムチに脂が乗っているわけではないのですが、
越冬して身が締まった、季節感たっぷりの旬のお魚。
そこに、これまた旬の菜の花をさっと湯がいて、
キリッと爽やかな自家製の辛子酢味噌を添えました。
「ぬた」ほどしっかり和えていないので、
素材それぞれの味が引き立ちます。
鯛の紅白と菜花の緑と味噌の黄色が目に美しく、
淡いきれいな旨味とほろ苦さと酸味のハーモニーが舌に愉しく、
さらに抗酸化野菜とも言われる菜の花は身体に嬉しい。
三拍子揃って日本酒に合う、まさに王道の酒肴です!

(山口作)

弥生三月、今月の五品 その2

2018-03-01 21:53:32 | 酒の肴
「肉の肉巻き」

味わい深い合挽き肉とチーズを、豚三枚肉の塩漬けで巻いて、
ゆっくりローストした一品です。
一見「肉肉しい」のですが、食べてみると意外に軽やか。
ミートローフのような内側のさっぱり感にチーズと三枚肉の塩味がじわっと効き、
そこにパセリソースのスパイシーな爽やかさが加わって、
あとを引く、オツなアテになりました。
シュワシュワの汲みたてにごりやフレッシュな新酒にとってもよく合います。
今日のおつまみ、ここから始めてみてはいかがでしょうか。

(箕村作)




弥生三月、今月の五品 その1

2018-03-01 21:40:18 | 酒の肴
梅が咲き、桃が咲き、桜の季節も間近。
寒い日と暖かな日が入り混じるこの頃、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今月も、旬のもの満載の美味しい「五品」ができました。
いつものように一つずつご紹介して参ります、
是非ぜひ、おためしください。



「ふろ吹き大根唐揚げ」

炊いた大根の優しい甘みが活きた一品です。
外はカリッと香ばしく、中身はとろりとジューシー!
まずは熱々の揚げたてをそのままで召し上がれ、
滋味深い大根の美味しさにきっとびっくりしますよ。
そして添えたのは叩いた梅、
これを乗せると爽やかなアクセントがついて、
ひと口ごとにお酒にすっと寄り添ってくれます。
大根は日本酒のためにある!と言いたくなるような、
シンプルにして奥行きのある酒肴です。


(坂木作)