『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

2010年もお世話になりました、ありがとうございました!

2010-12-31 11:22:10 | イベント、お知らせ
おかげさまで、たくさんの方にご来店いただいて、
赤鬼は2010年の営業を無事終えることができました。

何度もいらしてくださった方、
初めていらしてくださった方、
遠方から訪れてくださった方、
久しぶりにお顔を見せてくださった方、
このブログをみてくださった方…
ほんとうに、ありがとうございました!

毎月のメニューや写真のことでたくさんご協力いただいた五百川さん、
お店の細々したことでいつもお世話になっている仲川さん、
すばらしい店内掲示を書いてくださった厚子さん、
おいしいおいしいお酒を造ってくださった蔵元のかたがたと
おいしいおいしい食材を提供してくださったお店のかたがた、
それを毎日届けて下さった酒屋さん、
そしてスタッフをいろいろな場面で支えてくれた家族や友人のかたがたに、
この場を借りて、厚く御礼申し上げます。


新年は6日(木曜日)からの営業となります。
どうぞ新しい年も、よろしくお願い申し上げます。
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。



たくさんの感謝をこめて


銘酒居酒屋 赤鬼

オーナー 滝澤暁
店長   中村健
スタッフ 北原宣明 大内康弘 外谷武史 土佐岡峻一 松田祐子 永原悟 阿部雅和 吉岡理絵子




赤鬼忘年会のお知らせ(最終案内)

2010-12-17 02:07:48 | イベント、お知らせ
先日も当ブログにてお知らせし、
店内に掲示もしておりますが、
12月23日(木/祝)は赤鬼の忘年会です。
日頃赤鬼をご愛用してくださっているかたがたへ、
感謝の気持ちをこめて、パーティをひらきます。

時間は夕方5時から、9時ごろまで。
会費は3000円です。
立食形式でのカジュアルなパーティとなります。
もうすでにご参加の連絡をくださったかたもたくさんいらっしゃいますが、
出席ご希望のかたは、20日までにご一報くださいませ。

お料理は会費に含まれます。
お酒は、普段の半額にて、キャッシュオンデリバリー方式での
ご提供となります。
各スタッフが選んだプレゼントが当たる福引きもついています。
どうぞみなさま、お気軽にご参加くださいませ。

なお、当日は、通常の営業はお休みとなります。
その日以外は、年末29日まで休まず営業いたしますので、
どうぞ、暮れの赤鬼に、ぜひぜひいらしてくださいな。
新酒も続々と入荷しております。
お待ちしております。


師走12月、今月の四品 その1

2010-12-01 16:30:37 | 酒の肴
いよいよ、年の暮れ。
温度計も一桁をさすことが多くなってきたこのごろ、
風邪ひきさんも周りに多いこのごろ。
みなさまは、如何お過ごしでしょうか。

師も走るという忙しさの12月は
忘年会やクリスマスもあり、寒さのなかで気ぜわしく時が過ぎていきます。
そんな冬の夜、
赤鬼でほっこり、ゆったり、おいしい時間を過ごしてみませんか?

味が乗ってカドがとれたりまろやかになったりしてきた生酒、
そして新酒の声もちらほら。
旨いお酒たちに合わせて、今月も名物の「四品」ができました。
ぜひぜひ、おためしください。
いつものように、ひとつずつご紹介していきます。



◆アンキモと下仁田ネギの煮付け◆


水温が下がってむっちりと育ったアンコウ、
その肝は珍味として、冬の酒肴の代表格ですね。
今月は、そのアンキモを、ふっくらと煮付けてみました。

一にも二にも、まず新鮮で質の良い素材であることが
文字通り「肝心」なアンコウ。
築地のしっかりしたお魚屋さんから仕入れた良いものをつかっています。
さっと蒸してポン酢、という定番も良いですが、
今回はすこし趣向を変えて、こっくりしたお味に煮上げました。
合わせたのは、さっと炙った下仁田葱。
これまた冬の風物詩、太くて甘くて火を通すと芯がとろけるおいしいネギです。
アンキモの濃厚な風味と、葱の甘みとが相まって、
交互に食べても一緒に口に運んでも、う・ま・い!
冬のお酒にまさにドンピシャリの、一品です。

(中村作)



師走12月、今月の四品 その2

2010-12-01 16:23:01 | 酒の肴
◆大根の立田揚げ◆


先々月、10月に「秋刀魚の立田揚げ」をこの「四品」でやったところ、
とても好評でした。
お醤油の味のしみた揚げものは、こっくりして、
ビールにもお酒にもとてもよく合いますね。
今回の「立田揚げ」は、なんと、大根をつかってみました。

薄味で煮た大根は、それだけでも冬の食卓のメインを張れる美味しさ。
その大根を、下味をつけた豚肉でくるんと巻き、
片栗粉をまぶしてさっくりと揚げました。
カリカリの衣の中から染み出てくる豚肉のうまみ、ジューシーな大根。
歯ごたえの変化もたのしい立田揚げです、
熱々をどうぞ!


(北原作)



師走12月、今月の四品 その3

2010-12-01 16:10:33 | 酒の肴
◆春菊とカニのサラダ◆


この秋なかばから「春菊のお浸し」をメニューに上げていますが、
とても好評で、オーダーした方はみなリピートしてくださっています。
地味なメニューなのに、大人気!
その秘密は、なんといっても、春菊そのものの美味しさにあります。

いい野菜がおいてあり、いつもお世話になっている八百屋さん。
赤鬼では、そこから、スーパーでは買えない、おいしい露地ものの春菊を
仕入れているのです。
きれいで細く、柔らかいこの春菊、普通の筋ばった茎とは全然違っていて、
生でも全然繊維が残らずシャキシャキと食べられます。
今月は、これをサラダに仕立ててみました。

あわせたのはカニのほぐし身。
和えごろもは山葵マヨネーズ。
カニのほのかな甘み、春菊のほろ苦さと新鮮な歯ごたえ、
ぴりっとしたわさびの風味とマヨネーズのやさしい味。
もともとの春菊のうまさを最大に活かした、絶妙なバランスの一品です。


(中村作)


師走12月、今月の四品 その4

2010-12-01 15:58:49 | 酒の肴
◆カキの甘辛鍋◆


毎月毎月「赤鬼定番の小鍋だて」とご紹介しておりますが、
先月あたりから本当に寒い夜が多くなり、
お鍋のあたたかさが身にしみる季節になったことを感じます。

今月は、いよいよ旬を迎えたプリプリの牡蛎を
お鍋に仕立ててみました。
あわせた具材は、根菜とキノコ。
シメジのうまみ、エリンギの歯ごたえ、
大根や人参の甘み…彩りよくほうれん草も加えています。
お味は、お酒に合うように少し甘辛くしてみました。
ふっくらと煮上がった牡蛎と味のしみた野菜、茸を
ふーふー吹きながらつまんで、お酒をキュッと。
冬らしく、身体の芯からあたたまるお鍋です。

(北原作)