『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

2009年、お世話になりました、ありがとうございました。

2009-12-30 14:17:31 | 赤鬼つれづれ日記
晦日、大晦日と、今年も残すところあと2日となりました。
2009年も、赤鬼はいろいろなかたのお世話になりました。
ありがとうございました!


長くいらしてくださっているかた、初めてのかた、
何かにつけて訪れてくださったかた、
久しぶりにお顔を見せてくださったかた…
今年赤鬼でおいしいお酒を愉しまれたすべてのお客さまに、
心から心から御礼申し上げます。


また、個性あるお酒たちを精魂込めて造ってくださった蔵元の方々、
ありがとうざいます!
私たちはこれからも日本酒の魅力をしっかり伝えていきたいと思います。
まだまだ寒い中の造り、たいへんだとおもいますが、
頑張ってくださいね。


そして、そのお酒を雨の日も風の日も届けてくださった酒屋さん、
おいしい食材を毎日提供してくださったお店の方々、
印刷物をいつも快く引き受けてくださった仲川さん、
ともに飲食に携わり多忙な中を交流してくださった他店の方々、
遠くからこのブログを読んでいてくださった方々、
スタッフやお店を個人的に支えてくれた家族や友人の方々に、
この場を借りて、さくさんの感謝を捧げます。


今年の営業は本日をもって最終となります。
新年は、6日(水曜日)から営業いたします。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさまがお元気でよいお年を迎えられますように。
2009年、ほんとうに、ありがとうございました。


銘酒居酒屋 赤鬼
 オーナー 滝澤暁
 店長 中村健
 スタッフ 北原宣明 山田ひかる 大内康弘 外谷武史 藤井優 土佐岡峻一 吉岡理絵子
 OB 仲村康




八百新酒造さんから酒林をいただきました!

2009-12-25 12:58:51 | イベント、お知らせ
先日、銘酒「雁木」のつくり手である
山口は岩国、八百新酒造さんから、
あたらしい酒林を送っていただきました。

「搾りをはじめましたよ」という合図に
毎年造り酒屋の軒に掲げられてきたという杉玉ですが、
昨今はお酒をあつかう場所全般のシンボルとなってきているようです。
写真は夜撮ったものなので暗いのですが、
新しい年へ向けての新しい酒林は、
店先に颯爽とした風を呼び込んでくれました。
八百新酒造さん、ありがとうございます!

八百新さんのHPはこちら。
http://www.yaoshin.co.jp/index.htm
お酒の名前の由来となった船着き場「雁木」の写真が載った
トップページです。





赤鬼は年内30日まで営業いたします。
ただし、30日はメニューのお品もなくなってゆきますし、
いつもより早じまいになります。
本日よりの6日間、お席の方もかなり埋まっておりますので、
お電話にて確認いただけますと幸いです。
新年は6日から。また当ブログでも再度告知いたします。


明日13日はお休み、そして年末年始営業の再度お知らせ

2009-12-12 15:10:18 | イベント、お知らせ
先ごろから二度ほど当ブログでお知らせしておりましたが、
明日13日(日)、赤鬼は営業をお休みさせていただきます。

そして、年内は12/30までの営業です
(当日はメニューがいろいろ売り切れていくと思いますので
どうかご容赦下さいませ)。
来年は1月6日からになります。

年末年始の営業については、年末に同様の内容で告知いたします。

忘年会のシーズン、ご予約がなかなかとれなかったり
手狭なお席でご不自由をおかけしているかたもいらっしゃいます、
申しわけございません。
みなさまが楽しくお飲みになれる席をつくりますよう
スタッフも年の瀬、気を引き締めてまいります。


「12月の四品」が出来ました!

2009-12-05 14:33:25 | 酒の肴
今年も残すところあとひと月となりました。
黄葉する銀杏並木、つめたい夜風、
そしてお店の扉をあけると、オレンジ色の光と出汁のかおり…
ちょいと一杯、で温まっていきたい、このごろですね。
(…って、年中そんなことを言ったり書いたりしていますが)。

さて、赤鬼では、
冬ならではの旬の素材をつかって、
恒例の「今月の四品」の12月版が出来ました。
ぜひぜひ、おためしください。
毎回、ひとつの記事に一枚の写真しか載せられないので
今回はメニューの写真を載せてみます。
拡大して見られないようでしたら、
のちほど一つずつ写真だけ上げますね。


◆ブリと大根の小鍋だて◆ 900円

毎月旬の素材になかみが変わる、定番「小鍋」シリーズ。
今月は、冬の魚の王様「寒ブリ」です。
鰤の身とアラを下拵えした大根とともに炊き合わせ、
さらに小さな土鍋に移して葉野菜、葱、牛蒡を加えてコトコト。
蓋を取ると、湯気と一緒にお魚の濃厚なエキスが香ります。
熱々のところをとりわけて、どうぞ。
おなかがとってもあたたまりますよ。

(北原作)


◆香箱蟹(こうばこがに)◆ 1200円

この時期にしかない、たまごを持ったずわい蟹。
山陰地方ではオヤガニ、福井では勢子ガニなどといわれます。
外国や北海道では禁漁であり
ほかの地域でも1月6日までしか捕れない、という
保護された雌の蟹はとても貴重、贅沢なこの時期だけのお味です。
塩茹でした蟹には外子も内子もたっぷり、
さらに食べやすいようにほぐした身を盛りました。
ほのかな甘味とたまごの食感は、まさに酒の肴。
お好みで酢橘やお酢で、召し上がってください。

(中村作)


◆白子の昆布風味◆ 900円

これまた、冬の味である「白子」。
湯がいたのをポン酢で食べたり、
焼いたり、鍋に入れるのが一般的ですが、
ちょっと趣向を変えて、昆布だしで霜降りにしてみました。
一回一回、昆布の出汁をあたためてさっと白子を泳がせ、
温かいうちにお出ししています。
そのままでも、お好みで薬味を使っても。
濃縮された海のもののマッチングで、お酒のすすむ一品です。

(中村作)


◆鶏と卵のポテトサラダ◆ 600円

ひさしぶりに、メニューに載りました、
うまみのしっかりした晩秋のじゃが芋でつくったポテトサラダです。
鶏と卵という親子の素材を加えてみました、
鶏肉の旨みが味に深みを添えています。
つぶした茹で卵はサラダにも混ぜ込まれていますが、
さらに細かくした黄身をトッピングして「ミモザ風」に。
ブロッコリーも入って、バランスも彩りもきれいな
食べごたえあるサラダになりました。

(北原作)



このほかにも、その日の仕入れによりますが、
「あん肝ポン酢」や「焼き銀杏」「むかごの塩茹で」「生牡蛎」など、
旬のものが勢ぞろいして、みなさまをお待ちしております。
赤鬼にいらっしゃいましたら、ぜひ、おためしください。



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後日もう一度、記事を改めて告知いたしますが、
12月は13日と31日だけお休みさせていただきます、
他の日は毎日営業です。
忘年会シーズン、とくに週末はお早めに、
お席のご予約、お問い合わせを戴けますと幸いです。