なかなか残暑の去らない季節の変わり目ですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今月も、自信を持ってお勧めする「六品」ができました。
いつもの通り、順にご紹介して参ります。
ぜひぜひ、召し上がって下さいね。
「南瓜の酒かすテラ」
これは、しょっぱなから、すごい!とひと声をあげました。
芋栗南京を、女子供の食べものと馬鹿にするなかれ。
カステラを、お菓子とだけ思うなかれ。
食べてみなければわからない、これは目から鱗のひと品ですよ。
ふわふわともっさりの中間くらいの独特の歯ごたえのあと、
南瓜のやさしい甘みのなかに、
「あああお酒だ、日本酒だ!」という酒粕のかおりが立ちのぼります。
何かソースをかけたら別の一品に生まれ変わってしまいそうな
どこか引いたたたずまいが、
逆にもう一口、もうひとくちと、後を引きます。
逃げると追いかけたくなる。まさにそんな感じです。
そしてそのくびれが、見事に日本酒飲みたい!という心に
引っ張られていくのです。
この後ろ髪はいったい何なんでしょう。
もう一度書きますね、
南瓜でカステラです、ネーミングも駄洒落です、
でも、これは、とてもみごとな酒の肴。
食べてみて、ぜひ、ウロコを落としてくださいな。
(箕村作)
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
今月も、自信を持ってお勧めする「六品」ができました。
いつもの通り、順にご紹介して参ります。
ぜひぜひ、召し上がって下さいね。
「南瓜の酒かすテラ」
これは、しょっぱなから、すごい!とひと声をあげました。
芋栗南京を、女子供の食べものと馬鹿にするなかれ。
カステラを、お菓子とだけ思うなかれ。
食べてみなければわからない、これは目から鱗のひと品ですよ。
ふわふわともっさりの中間くらいの独特の歯ごたえのあと、
南瓜のやさしい甘みのなかに、
「あああお酒だ、日本酒だ!」という酒粕のかおりが立ちのぼります。
何かソースをかけたら別の一品に生まれ変わってしまいそうな
どこか引いたたたずまいが、
逆にもう一口、もうひとくちと、後を引きます。
逃げると追いかけたくなる。まさにそんな感じです。
そしてそのくびれが、見事に日本酒飲みたい!という心に
引っ張られていくのです。
この後ろ髪はいったい何なんでしょう。
もう一度書きますね、
南瓜でカステラです、ネーミングも駄洒落です、
でも、これは、とてもみごとな酒の肴。
食べてみて、ぜひ、ウロコを落としてくださいな。
(箕村作)