『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

第52回赤鬼利酒会、結果速報!

2009-05-27 12:31:04 | イベント、お知らせ
昨晩開催されました第52回赤鬼利酒会の結果が出ました!


まずは正解を。

天の戸   (6)
天 明   (4)
橘 屋   (1)
庭のうぐいす(5)
南部美人  (3)
浦 霞   (2)

お手元の控えと照合してみてください。



参加者49名、今回はかなり難しかったようですね。
残念ながら全問正解者は出ませんでした。
以下4問正解が2人、3問が4人、2問が17人、
1問が10人、0問が16人という結果でした。


混みあうなかで順番待ちが長くなってしまった方、
申し訳ありませんでした。
ご協力ほんとうにありがとうございました。

また、今回ご都合で参加できなかったかた、
そして今回の雪辱を!とおもうかたは、
次回、秋の第53回利酒会に、ぜひご参加くださいませ。
今のところ10月27日(火)の開催予定でございます。


明日は利酒会です!(最終案内)

2009-05-25 09:04:00 | イベント、お知らせ
ひとつ前の当ブログの記事でお伝えしましたが
明日は春秋恒例の赤鬼利酒会です!
お席の方も本日現在かなりご予約をいただいており、
ありがとうございます。
ぜひぜひ、たくさんの方のお越しをお待ちしております。
今からでもご参加希望の方、まずはお店のほうへ御一報を!
03-3410-9918へ、
15時くらい~25時くらいの間でお電話下さいませ。

「滝さん日記」にもあるとおり、
赤鬼オーナーである「滝さん」も
木島平より車を飛ばしてまいります。
ぜひぜひ、お声を掛けてくださいな。
ご一緒に利き酒をたのしみましょう!


第52回赤鬼利酒会のお知らせ

2009-05-16 15:46:21 | イベント、お知らせ
前回昨年10月末に開催いたしました「赤鬼の利酒会」、
春の開催日が近づいてきましたのでご案内いたします。
たくさんのかたにご参加いただけたらと思います、
まずはご予約のお電話、お待ちしております!

「2009年春 第52回 赤鬼利酒会」

(以下文面は毎回の当ブログでのご案内を引用しております)


◆日時◆
5月26日(火)17:30~23:30の間で

◆場所◆
赤鬼店内、入り口のテーブルにて

◆参加費◆
500円(当日前払い制)

◆利き酒のしかた◆
制限時間11分、6種類のマッチング方式です。
まず、参加費と引き換えに解答用紙二枚(一枚はご自分用の控えです)を
受け取ります。
スタッフが受付順にお名前をお呼びしますので、
自分の番がきたらお酒の並べてあるテーブルに行きます。
テーブルの左半分に、銘柄の書いてあるお酒が6種類用意されています。
まずこれを利いて、それぞれの特徴を覚えます(メモを取ると良いです)。
次に反対側、テーブル右半分に、銘柄の書いていないお酒がランダムに
6種類並べてあります。
これを利きながら、制限時間の中でどれがどのお酒か用紙に記入します。
時間内であれば、往復してもかまいません。
お水もご用意しています。
11分経ちましたらスタッフが声をかけますので、
ご自分用の控えに答えを写し、解答用紙一枚を回収箱に入れてください。

◆利酒のポイント◆
最初に銘柄のわかっているお酒それぞれの、香り、旨味、癖、特徴などを、
自分なりに印象づけること。
時間内なら何度利きなおしてもよいのですが、オーナーも以前にブログで
書いております通り、一番最初のインスピレーションが大事です。
あとで変えるとだいたい外れる、と経験者は語ります。
意外と当たるのは、「自分の好きな順位」をつけてあてはめていく方法かも。
似たような質のお酒があったり、引っかけ問題があったりするので、
はずれてもおおらかに楽しみましょう!

◆全問正解すると…◆
見事6問正解された方は、名誉あるネームプレートが店内に掲げられます。
副賞として、赤鬼で使える金券一万円分をお贈りいたします。

◆お願い◆
最近、参加してくださる方が増えたので、ご来店後すぐにお申し込み頂いても
少々お待たせしてしまうことがあります。
確実に参加されたい方にはまずお席のご予約をお願いしておりますが、
ご予約いただいても、状況次第では、いらした時間にすぐに利き酒を
始められない場合がございます。どうかご諒解くださいませ。
少しでも効率よくすすめられますようスタッフも努力してまいります。
また、正解発表後のご連絡のため、解答用紙には忘れずにお名前とご連絡先を
ご記入ください。正解は店内でも当ブログでも発表します。

そのほか、わからないことがございましたら、当日でもご予約時でも
遠慮なくスタッフへお尋ねください。




年に二回の、恒例の赤鬼利酒会。
前回の第51回では、学芸大学「件(くだん)」のスタッフ北村さんが
見事に全問正解されました。
さて、今回はどうなりますことか。

ラインナップには普段赤鬼にてお出ししていないお酒が入ります。
いつもとはまた違ったお酒との対話を、
短い時間に集中して愉しんでみてくださいな。
毎回チャレンジされている方も、初めての方も、条件は同じ。
どうぞたくさんの方のご参加をお待ちしております。

なお、当日はもちろんオーナーも上京して一緒に利き酒をします、
どうぞお声をかけてくださいね。


それではさ来週の火曜日、お待ちしております!



※文中の「利酒」の「利く」という字は本来「口へんに利」と書くのですが、
筆者のPCでは変換候補にありませんでした。
正確でなくてごめんなさい。※


赤鬼で一緒に働きませんか?

2009-05-13 16:18:23 | イベント、お知らせ
初夏の候。
お酒も充実し(プライベート・ブランド大好評です)、
みなさま待望のお蕎麦もはじまって、
気候も良く宵には一杯気分の昨今ではないでしょうか?

さて、このたび赤鬼では、
一緒に働いてくださるかたを大募集いたします!

正社員、アルバイト、ともに募集中です。
正社員希望の方は委細面談。
アルバイトは15時~25時の間で応相談。
シフトの調整可能、土日働ける方歓迎いたします。
交通費&食事支給、利き酒もたくさんできますよ。
経験者はスキルに合わせて優遇、
未経験でも日本酒の好きな方であれば大歓迎です。

まずはお電話下さい、
お待ちしております。
03-3410-9918
(15時~25時、担当仲村まで)





皐月五月、今月の六品 その1

2009-05-07 11:17:48 | 酒の肴
昨日の記事に書かせていただきましたが、
五月から、「今月の四品」が「今月の六品」に
パワーアップしました。
季節感がたっぷり詰まっていて、
ちょっとひねりが効いていて、
もちろんお酒に合う、おいしいものを。
三人のスタッフが毎月知恵を絞り、
何度も試作してでき上がる料理です。
赤鬼にいらしたら、ぜひお試しくださいね。

それではいつものようにひとつずつ
ご紹介させていただきます。
(ゴールデンウィークなどでバタバタしていて
更新が一週間も遅れてすみません!)



「水茄子と揚げ新じゃがのサラダ」

まず、ひとつめは、
出回りだした泉州水茄子と、新ジャガ芋を合わせた
彩り豊かなサラダです。

アクのない水ナスはそのまま「お刺身」でもお出ししていますが、
ここでは、かるく焼いてつかいました。
水分たっぷりの新ジャガは、ひと口大に切って素揚げしてあります。
味の濃いフルーツトマトと茹でてプチプチのスナップエンドウ。
これらを、アンチョビ入りの特製ドレッシングで
さっくりと和えました。
ひとつひとつしっかりと味のある素材に、
コクのあるドレッシングがよく合います。
赤、緑、紫、黄色と彩りも美しく、
酒肴として適度なボリュームのこのサラダ、
ひと皿で、いろいろな野菜の食感が愉しめる一品です。



皐月五月、今月の六品 その2

2009-05-07 10:54:37 | 酒の肴
「初鰹と新玉葱の芽かぶポン酢」

初ものを食べると75日寿命がのびる、と昔から言われていますが、
毎年75日ぶん寿命を延ばしていたら50年でプラス10年分!
すごいなあ…とおバカな計算をしてみました。
もともとは、ものの勢い、生命力をいただいて元気になる、
ということを表現した言葉なのではないかとおもいます。

「目には青葉…」のこの季節に北へ向かう鰹。
初ものとして是非、おいしくいただきたいですね。
ここでは、シャキシャキの新玉葱と合わせて
さわやかなポン酢仕立てにしました。

ポイントは、ポン酢と合わせためかぶです。
こまかく刻んだ生めかぶはネバネバが増して、
ポン酢の味をカツオとタマネギによーく絡めてくれます。
鰹の赤さとほどよい脂、めかぶのみどりと海の味、
すきとおるように白くほの甘い玉葱。
味も彩りもきれいです。
さらに玉葱には大葉や茗荷などの香味野菜も加えられ、
初夏の風を呼ぶようなすがすがしい一品となりました。


皐月五月、今月の六品 その3

2009-05-07 10:42:23 | 酒の肴
「アスバラガスの焼き浸し」

みどり萌え出づる春。
春から初夏へ、というときに思い浮かぶ
代表的なお野菜のひとつが、アスパラガスです。
瑞々しい緑と愛らしいそのかたち。
茹でたり炒めたりフライにしたりと調理法は多彩ですが、
筆者が一番美味しいと思うのは、炭火焼きです。
バーベキューなどでは、焼けたそばから熱いうちにかぶりついてしまいます。
シンプルイズベスト、とはこのことですね。

「今月の六品」ではそこにさらにひと手間。
しっかりと太ったアスパラガスをさっと網で焼いて、
熱いうちに出汁地に浸けました。
あわく味が沁みておちついたところを、
特製のチーズマヨネーズを添えてお出ししています。
爽やかなアスパラガスと濃厚なソースは相性抜群ですが、
出汁がさりげなく効いていて、お酒にもよく合う一品です。


皐月五月、今月の六品 その4

2009-05-07 10:26:43 | 酒の肴
「春キャベツと豚の梅蒸し」

四季を通じて、「赤鬼の小鍋立て」は健在。
おかげさまで、暑いときにも寒いときにも、
ちいさな土鍋のたてる湯気が人気の一品です。
ただし、中身は折々に変わり、
季節をうつしたものになっています。

今回は、春から初夏へ、ということで
春キャベツと梅干しをつかったお鍋になりました。
定番の殻つきあさり、やわらかな春キャベツと豚肉のうす切りに、
甘さを抑えた大きな梅干しをポンと落として
お酒と出汁でさっと蒸しました。

蓋を取れば、出汁とともにほのかな梅の香り。
豚肉には酸味が良く合いますので、
梅干しをくずしながら、出来立てを召し上がってくださいな。
あさりと豚のうまみとさわやかな梅の味が
やわらかいキャベツに移って、
今月もまた、ほっこりおいしい小鍋立てです。

皐月五月、今月の六品 その5

2009-05-07 10:00:28 | 酒の肴
「鰆と新牛蒡の三つ葉あんかけ」

春に産卵のために沿岸へ姿を見せるので、
春を告げる魚として、魚へんに春と書くサワラ。
見た目から白身魚として扱われることもありますが、
成分的には赤身のお魚なのだそうです。
代表的な料理は「西京焼き」でしょうか。
ここではやはり春に出回る新ごぼうと合わせ、
三つ葉入りのあんかけにしてみました。

昆布にのせて蒸した、ほろほろとやわらかな鰆。
土のかおりもみずみずしい、出汁で炊いた新牛蒡。
ふたつの素材には、淡いようで、実はしっかりと味わい深いという共通点が。
それぞれに手をかけた、海のものと山のものの出会いです。

鰆を昆布蒸しにしたときに出た汁と
新牛蒡の煮汁とを合わせてつくった銀あんに、
双方のうまみがよく溶け込んでいます。
過ぎゆく春を惜しみつつ、
やさしいあんかけをお愉しみくださいな。






皐月五月、今月の六品 その6

2009-05-07 09:37:27 | 酒の肴
「防風と白身魚の胡麻和え」

赤鬼に来て「防風」というものを初めて知った、という方は
多いのではないでしょうか。
防風(ぼうふう)はセリ科、原産は中国、漢方薬の原料になる植物です。
同種の植物で「ハマボウフウ」というのがあり、
こちらはかつては日本各地の海岸に自生していて
野菜として(とくに刺し身のツマとして)利用されてきましたが、
ボウフウのほうは、
食用としての知名度はかなりマイナーだと思われます。
赤鬼ではこのほろ苦い葉ものを岐阜から取り寄せています。

芹や春菊に似ていますが、もっとしっかりと味の濃い葉っぱなので、
通常は茹でたものをコクのあるころもで辛子和えにしてお出ししています。
ここでは、やはりしっかりと味のある胡麻で和えてみました。
アイカタに、刺身用の白身魚(時によって鯛、アイナメ、カレイなど
種類が変わります)を合わせています。
防風の味の濃さ、ほろ苦さと、淡泊なおさかなのうまみが、
擦った煎り胡麻と隠し味のタレで溶け合って、
なかなかにオツな箸休めとなりました。


健ちゃんが帰ってきました。

2009-05-06 11:20:53 | イベント、お知らせ
ゴールデンウィークも最終日(週末までお休みの方もいらっしゃるかな?)、
毎日たくさんのご予約有り難うございます!
昨日今日と市場が連休でお魚は多少品薄になりますが、
今が盛りのおいしいお酒のラインナップと
5月のあたらしいメニューでみなさまをお待ちしております。

さて、お花見にいらしたかたや4月以降ご来店された方は
すでにご存知のことですが、
さき一昨年まで三年間赤鬼で活躍してくれた健ちゃんが、
赤鬼に復帰しました!
ほかで苦労してきた分しっかりと成長した彼を
「お帰り」とお客様も温かく迎えてくださって、
また料理に接客にお酒の勉強に、精進している毎日です。
どうぞ今後とも、よろしくお願い申し上げます。

というわけで、毎月更新される「今月の四品」は、
今まで店長仲村とスタッフ千葉が二品ずつ考案していましたが、
もう二品、健ちゃん制作のメニューが加わって、
当月から「今月の六品」となっております。
明日、一気にご紹介いたします、ぜひぜひご賞味あれ。