『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

如月二月、今月の四品 その4

2017-02-07 02:49:42 | 酒の肴
「ブリ大根の梅味噌煮」

冬の青魚の代表、脂の乗ったブリ。
そしてあまみを増した冬大根。
この組み合わせを考えた人は凄いなあと毎年思うのです。
本当に幸せなマリアージュですよね。
ここではその定番を、なんと梅味噌で仕立てました。
こっくりとした赤味噌にしっかり混ざった梅干し。
甘辛いなかに効いたこの梅の酸味がことのほか美味しくて、
ブリの豪快な旨みも脂も大根の芯の強さもギュッと引き立て、包みます。
こんなブリ大根は初めてだ、と早くもリピーターが。
濃いめの骨太なお酒に合わせて大満足!な一品です。

(坂木作)



如月二月、今月の四品 その3

2017-02-07 02:34:54 | 酒の肴
「生姜たっぷりネギマ鍋」

一年で一番寒い、この季節。
そんな時にはお鍋!
身も心もポカポカに温まる鍋ものは最高の肴ですね。
そこで登場、カジキ鮪と葱とお揚げのすっきりとした小鍋立てです。
ほろっと煮えてしっかり魚の旨みを漲らせたメカジキ、
土の恵みをその甘さに包み込んだ太ねぎ、ふっくら分厚い栃尾揚げ。
ゴテゴテしていないこのシンプルさがまた良いのです。
醬油味に生姜たっぷりのお出汁が沁みた具もよし、
その具でさらに旨くなったお出汁でまた一献もよし。
生姜と葱で少々の風邪など吹っ飛ばしてしまいそうな、
熱々が嬉しい一品です。

(中村作)

如月二月、今月の四品 その2

2017-02-07 02:22:25 | 酒の肴
「鶏と白菜のホイル焼き」

今回が「四品」の二作目となる、新鋭山口くんの一品です。
鶏はもちろん、築地の専門店から仕入れる朝締め鶏。
霜に当たって旨みを増した白菜と合わせ、
じっくりとホイル焼きにしました。
鶏の上品な滋味と白菜の甘さにうるいのほろ苦さ、
ピリッとした特製醤味噌が淡い素材たちを引き立てて、
いくらでも食べられてしまいそう。
お腹も心もホワッと温まるやさしいひと皿です。

(山口作)





如月二月、今月の四品 その1

2017-02-07 02:07:43 | 酒の肴
短い月なのにご紹介が遅れてすみません。
今月も美味しい四品ができました!
新酒続々の時期、美味しい肴も勢揃い。
是非ぜひ、おためしあれ。

それではいつものように一品ずつ上げて参ります。


「酒粕漬けクリームチーズ」

この時期、美味しい酒粕を分けていただけるので
その美味しさをおすそ分け!とばかりにつくりました、鉄板のアテ。
しっとりと酒粕に漬けたクリームチーズは箸先でチビチビ、
それだけでグイッとお酒が進んでしまいます。
クラッカーに塗ったり、生ハムでちょいと巻いたり、食べ方は自在。
フレッシュな新酒にも、ほっこり燗酒にも、
ぴったりと寄り添う一品なのです。

(箕村作)