2011年、あたらしい年が明けました。
今年も、おいしいお酒とおいしい肴で皆さまをお迎えいたします。
恒例の、「今月の四品」が、できました。
新鮮な素材をつかい、旬を盛り込み、丁寧に仕込みをして、
みなさまに召し上がっていただけるのをお待ちしています。
月替わりのおいしい四品を、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、いつものように順番にご紹介していきますね。
「柿と粟麩の白酢和え」
むかし、料理の甘みは柿を越えないように、と言われたそうです。
砂糖の出回っていない時代、柿のやさしい甘さはからだを緩め、
秋から冬の寒さをやわらげてくれたことでしょう。
田舎に行けば、必ず庭の隅や畑のわきに、柿の木がありました。
そして、柿は実はお酒を飲む人には強い味方の果物。
アルコール分解を促進する成分があります。
http://www.shokuhinjiten.com/kudamono/persimmon.html
そんな柿をつかって、ちょいと粋につくった白酢和え。
普通はお豆腐と胡麻でつくる白和えですが、贅沢にゆばを使ってみました。
そこにすこしいいお酢を加え、さっぱりと衣を仕上げてあります。
柿と一緒に和えたのは、粟麩。
粟を練り込んだ淡い黄色の生麩です。
もちもちとしたこの粟麩をこんがりと焼いてから、さっと出汁をふくませ、
柿と合わせました。
大豆も柿も胡麻も麩も、それぞれほのかな甘みを持つ素材。
それらの奏でるハーモニーがお酢のきれいな味でひきしめられた、
なんともオツな、彩りきれいな酒肴です。
おためしあれ!
(中村作)
今年も、おいしいお酒とおいしい肴で皆さまをお迎えいたします。
恒例の、「今月の四品」が、できました。
新鮮な素材をつかい、旬を盛り込み、丁寧に仕込みをして、
みなさまに召し上がっていただけるのをお待ちしています。
月替わりのおいしい四品を、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、いつものように順番にご紹介していきますね。
「柿と粟麩の白酢和え」
むかし、料理の甘みは柿を越えないように、と言われたそうです。
砂糖の出回っていない時代、柿のやさしい甘さはからだを緩め、
秋から冬の寒さをやわらげてくれたことでしょう。
田舎に行けば、必ず庭の隅や畑のわきに、柿の木がありました。
そして、柿は実はお酒を飲む人には強い味方の果物。
アルコール分解を促進する成分があります。
http://www.shokuhinjiten.com/kudamono/persimmon.html
そんな柿をつかって、ちょいと粋につくった白酢和え。
普通はお豆腐と胡麻でつくる白和えですが、贅沢にゆばを使ってみました。
そこにすこしいいお酢を加え、さっぱりと衣を仕上げてあります。
柿と一緒に和えたのは、粟麩。
粟を練り込んだ淡い黄色の生麩です。
もちもちとしたこの粟麩をこんがりと焼いてから、さっと出汁をふくませ、
柿と合わせました。
大豆も柿も胡麻も麩も、それぞれほのかな甘みを持つ素材。
それらの奏でるハーモニーがお酢のきれいな味でひきしめられた、
なんともオツな、彩りきれいな酒肴です。
おためしあれ!
(中村作)