『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

2011年 赤鬼忘年会のお知らせ

2011-10-28 01:51:54 | イベント、お知らせ
利酒会も大盛況のうちにおわり、
秋もいよいよ深まってまいりました。

少し早めですが、
今年の忘年会のご案内をさせていただきます。

◆日時 12月12日(月)夕方から
◆場所 赤鬼店内
◆会費 未定(お料理とくじが含まれます)

昨年と同じく、立食形式の気軽なパーティです。
お料理はすべてこちらでご用意させていただきます。
(いつもの赤鬼の料理とは異なります、お楽しみに!)
お酒は、普段の半額にて、キャッシュオンデリバリーにて
ご提供させていただきます。
また、当日お配りするくじを抽選して、だいたい10名さまくらいに、
赤鬼スタッフ一人一人が選んだ「ちょっと早いクリスマスプレゼント」が
当たります!
各々のスタッフの個性溢れるセレクトです。
こちらも、お楽しみに。

日頃赤鬼にいらしてくださっている方、
久しぶりに「行ってみようかな?」と思ってくださった方、
これをきっかけに赤鬼で日本酒を飲もう!と思ってくださった方、
お酒を通じていろんな人と語り合いたい方…。
どうぞふるってご参加くださいませ。
もちろん当日はオーナーも、木島平から
皆様と酌み交わす一献をたのしみに、駆けつけますよ。

詳細は追ってお知らせいたします。
わからないことは、なんでもスタッフへお尋ねください。

参加申し込みの締め切りを、
お料理の用意の都合上、12月8日(木)とさせていただきます。
初めての平日開催ですが、
ご都合のつく範囲で、ぜひぜひお越しくださいませ。
一同お待ちしております。

12月の慌ただしい中ですが、
おいしいお酒をみんなでさらにおいしく、
たのしく呑みましょう♪




第57回 恒例赤鬼利酒会 結果速報!

2011-10-26 05:31:57 | イベント、お知らせ
今回は、おそらく過去最高であろうと思われる、
70名の参加をいただいた、利き酒会でした。

さて、気になる結果速報です。


まずは正解から。

小左衛門 ( 3 )
三千桜  ( 5 )
雁 木  ( 4 )
貴    ( 6 )
一白水成 ( 2 )
陸奥八仙 ( 1 )


いかがでしたか?

全問正解のかた、おひとりだけいらっしゃいました!
早川サトルさんです。
おめでとうございます!!
赤鬼店内へ掲げられる栄誉のネームプレートと、
赤鬼でのご飲食1万円分のチケットをお贈りいたします。

以下、四問正解8名、三問正解7名、二問正解19名、
一問正解25名、ゼロ問10名という結果でした。

今回は赤鬼でもお馴染みのお酒ばかりでしたが、
当然お店でお出ししているのは生酒でスペックもちがうもの。
意外に難しかったようですね。

次回は来年5月の開催になります、
今回悔しい思いをされたかた、
どうぞまた、チャレンジして下さいね。
そしてこれをみて「よし、やってみよう」と思ったかた、
ぜひぜひ次はご参加くださいませ。

最後に、お待たせしたのに快くご協力下さった参加者のみなさま、
ありがとうございました!

第57回 恒例 赤鬼利酒会のお知らせ

2011-10-13 01:29:15 | イベント、お知らせ

前回、5月末に開催いたしました「赤鬼の利酒会」、
いよいよ今秋の開催日が近づいてまいりました。
ここにご案内させていただきます。
たくさんのかたにご参加いただけますように!
まずはご予約のお電話、お待ちしております。
(お申し込みいただければ、どなたでも参加できる利酒会です。
お店で呑んでいただきながらの参加も、利酒のみの参加も可能です)。


「2011年秋 第57回 赤鬼利酒会」

◆日時◆
10月25日(火)17:30~23:30の間で

◆場所◆
赤鬼店内(入り口のテーブル)

◆参加費◆
500円(当日前払い制)

◆利き酒のしかた◆
制限時間11分、6種類のマッチング方式です。

まず、参加費と引き換えに解答用紙を受け取ります。
解答用紙はこんなふうになっています。
(お酒の名前は一例です)
まずは、「控え」のほうを使います。
……………………………………………………………………
 提出用       | 控え
           |
☆☆☆富士 (  ) | ☆☆☆富士 (  )
☆☆☆桜  (  ) | ☆☆☆桜  (  )
☆☆☆正宗 (  ) | ☆☆☆正宗 (  )
☆☆☆の花 (  ) | ☆☆☆の花 (  )
☆☆☆寿  (  ) | ☆☆☆寿  (  )
☆☆☆娘  (  ) | ☆☆☆娘  (  )
           |
お名前        |
ご連絡先       |
……………………………………………………………………


1・スタッフが受付順にお名前をお呼びしますので、
  自分の番がきたらお酒の並べてあるテーブルに行きます。
2・利き酒用のお猪口と水のグラス、筆記用具をもらいます。
3・テーブル左半分に、銘柄の書いてあるお酒が6種類。
  これを少しずつ利いてそれぞれの特徴を憶えます。控えにメモします。
4・テーブル右半分に、銘柄の書いてないお酒が6種類(番号つき)。
  どのお酒が、何番であるか、()内に記入していきます。
5・11分の制限時間内であれば、往復して何度も利いてかまいません。
  お水を適宜飲みながら行ってください。
  利いたお酒は吐き出し用のバケツがテーブル下に用意してあります。
6・時間が来るとタイマーが鳴ります。
  控えに書いた解答を提出用の方に書き写し、回収箱へ入れてください。
  提出用にはお名前とご連絡先を必ずご記入下さい。
 

◆利酒のポイント◆
最初に銘柄のわかっているお酒それぞれの、香り、旨味、癖、特徴などを、
自分なりに印象づけること。
時間内なら何度利きなおしてもよいのですが、オーナーも以前にブログで
書いております通り、一番最初のインスピレーションが大事です。
あとで変えるとだいたい外れる、と経験者は語ります。
意外と当たるのは、「自分の好きな順位」をつけてあてはめていく方法かも。
似たような質のお酒があったり、引っかけ問題があったりするので、
はずれてもおおらかに楽しみましょう!

◆全問正解すると…◆
見事6問正解された方は、名誉あるネームプレートが店内に掲げられます。
副賞として、赤鬼で使える金券一万円分をお贈りいたします。

◆お願い◆
最近、参加してくださる方が増えたので、ご来店後すぐにお申し込み頂いても
少々お待たせしてしまうことがあります。
確実に参加されたい方にはまずお席のご予約をお願いしておりますが、
ご予約いただいても、状況次第では、いらした時間にすぐに利き酒を
始められない場合がございます。どうかご諒解くださいませ。
少しでも効率よくすすめられますようスタッフも努力してまいります。
また、正解発表後のご連絡のため、解答用紙には忘れずにお名前とご連絡先を
ご記入ください。正解は店内でも当ブログでも発表します。

そのほか、わからないことがございましたら、当日でもご予約時でも
遠慮なくスタッフへお尋ねください。

♪♪♪

年に二回の、恒例の赤鬼利酒会。
前回は全問正解はたったお一人でした。

毎回お知らせしていることですが、
ラインナップは普段赤鬼にてお出ししていない火入れのお酒となります。
いつもとはまた違ったお酒との対話を、
短い時間に集中して愉しんでみてくださいな。
毎回チャレンジされている方も、初めての方も、条件は同じ。
どうぞたくさんの方のご参加をお待ちしております。

なお、当日はもちろんオーナーも上京して一緒に利き酒をします、
どうぞお声をかけてくださいね。


それではみなさま、お待ちしております!



※文中の「利酒」の「利く」という字は本来「口へんに利」と書くのですが、
筆者のPCでは変換候補にありませんでした。
正確でなくてごめんなさい。※

神無月十月、今月の六品 その1

2011-10-04 09:55:54 | 酒の肴
天高く馬肥ゆる、秋。
透明な青に金色の木漏れ日、
「日本酒の日」からはじまる十月がやってきました。
今月もご用意しております、月替わりの六品。
三人が腕によりをかけてつくった、
旬の味と彩り豊かなお皿たちを、どうぞご堪能ください!

それではいつもどおり、ひとつずつご紹介していきます。



「二色菊と金目鯛のおひたし」

錦秋、ということばがあります。
急に寒くなった昨今、北から紅葉の便りが降りてくる日も間近ですね。
そんな秋の錦を、すこし先取りして、一品に表現してみました。

黄菊と春菊。花と葉の新鮮なハーモニーに、
ぱりっと焼いた皮目も香ばしい金目鯛を加えました。
炙った魚の旨みと二つの「菊」のほろにがさが
自慢の浸し地でしっとりとまとめられています。
赤、黄、緑と季節の色をうつしとったような小鉢は、
お酒に寄り添って盃をすすませるひと品でもあるのです。

(中村作)

神無月十月、今月の六品 その2

2011-10-04 09:54:21 | 酒の肴
「焼き茄子のオクラとろろがけ」

秋、嫁に喰わすなとまで言われる秋茄子のおいしいこと。
焼いても揚げても漬けても旨い茄子は、野菜の万能選手。
今月は、毎年恒例「深雪茄子」の素揚げも人気のメニューです。

シンプルに焼いた茄子も佳肴ですが、
「六品」ですから、ここはさらに、ひとひねり。
おいしい出汁とシャキシャキのオクラを合わせたとろろを
上からかけて、一緒に召し上がっていただきます。
ネバネバ素材の扱いが得意な店長が、王道でつくった、
まさにこれでしょう!という取り合わせです。
焼き茄子のこうばしさにとろろの旨みがからまって、
糸も引けば後も引く。
ついついお箸のすすんでしまう、一品です。

(中村作)

神無月十月、今月の六品 その3

2011-10-04 09:52:48 | 酒の肴
「焼きサバとエリンギの黒胡麻和え」

昔、赤鬼には「ほうれん草の胡麻和え」という
定番メニューがありました。
素朴だけれども、摺りたての胡麻の風味がなんともいえない、
人気の一品でした。
胡麻和えって、お酒の肴にぴったりですよね。

今月つくったこの「胡麻和え」はちょっと意外な取り合わせ。
鯖と、エリンギと、葱なのです。
それぞれをこうばしく焼いて、ざくざくとほぐし、
炒って摺った黒胡麻をベースにした地で和えました。
鯖の脂気とうまみ、エリンギの歯ごたえ、葱の深み。
焼くことでおいしさが増した素材がコクのある黒胡麻で
見事にまとまった、ひそかに自慢の一品です。
ぜひ、おためしあれ。

(北原作)

神無月十月、今月の六品 その4

2011-10-04 09:51:33 | 酒の肴
「里芋と豚スペアリブの煮もの」

根菜がますますおいしくなる季節。
そしてあたたかい煮ものが恋しくなる季節。
根菜の煮ものは秋冬のメニューに欠かせませんが、
今月は、豚のスペアリブと里芋を炊き合わせてみました。

丁寧にあくをひいたスペアリブは、
骨から出汁が染み出るまでじっくりと煮込んでいます。
べつに仕込んだ里芋を合わせてゆっくり出汁を含ませました。
甘辛でもなくお味噌味でもなく、きれいな塩味で炊いたところが
ポイントです。
やさしい豚肉の味と里芋の味、素材本来の妙味が絶妙な加減で活きている、
ほくほく、しみじみ、旨い一品です。

(北原作)

神無月十月、今月の六品 その5

2011-10-04 09:50:22 | 酒の肴
「秋鮭と生湯葉のコロッケ」

先月でも当欄で書きましたが、
秋の鮭は、産卵のため栄養が卵や白子にゆくので
身はさっぱりして脂やけしないのが大きな特徴です。
その鮭をすり身にして、みんなが大好きなコロッケをつくりました。

ご存知、赤鬼のゆばは、京都からとりよせている「ゆば長」さんのもの。
ふんわりして味わい深いこの湯葉を鮭のすり身で包み、
さっくりと揚げています。
揚げたての熱々を頬張れば、口に拡がるほのかな鮭と大豆の甘み。
上品でいてあとをひく、まさに日本酒にぴったりなコロッケです。

(菅作)

神無月十月、今月の六品 その6

2011-10-04 09:48:32 | 酒の肴

「鶏と根菜の豆乳みぞれ鍋」

急に肌寒く、秋らしくなってきたこのごろ。
毎月の定番「赤鬼の小鍋立て」も、いよいよ本領発揮の季節。
そこで登場するのは、
クリーミーな豆乳と大根おろしでつくった「豆乳みぞれ鍋」です。

具材は朝〆の新鮮な鶏もも肉、大根、人参、ごぼう。
豆乳の半煮えはふわっと膜(湯葉ですね)をつくってとろけ、
鬼おろしでざくざくとおろした大根とからんでやさしい味わい。
鶏の旨みと根菜の滋養がとけこんだスープも残らず召し上がれ。
湯気が目にもご馳走な白いお鍋で、
おいしく、あたたまってくださいな。

(菅作)