第６３回利酒会 結果速報！

第６３回利酒会、結果速報です！

まずは正解から。

川　亀　（　１　）
開　春　（　２　）
　互　　（　３　）
阿部勘　（　４　）
刈　穂　（　６　）
御前酒　（　５　）


今回、全部で６４名のご参加をいただきました。

全問正解　お二人いらっしゃいました！
　赤井さん（かがた屋スタッフさんです）
　渡瀬さん
おめでとうございます！
栄誉のネームプレートが掲げられ、
当店での一万円分の御飲食券が贈られます。

以下、四問正解３名、三問正解１０名、二問正解１３名、
一問正解２５名、０問１１名でした。

みなさま、いかがでしたでしょうか？
次回は２０１５年５月末の予定です。
ふるってご参加くださいませ。

神無月十月、今月の六品 その１

そろそろ街路樹も色づきはじめ、
朝晩の冷えを感じるようになったこのごろ。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか？

今月も、できました、恒例の「六品」。
旬の素材を活かした自信作ばかりです、
ぜひぜひご賞味下さいませ。

それではいつものように一品ずつご紹介します。


「くり栗ほっくりコロッケ」

秋と言えば、芋栗南瓜ではないけれど
根菜も木の実も美味しい季節ですね。
その栗と、さつまいもをつかって、
ひと口サイズのホクホクのコロッケをつくりました。
栗と芋のほんのりした甘みをチーズの塩味が引き締め、
からりと揚げたての衣に豆乳クリームソースが馴染みます。
秋の実りをぎゅっと玉にしたようなコロッケ、
ビールにもお酒にも、バッチリ合いますよ。

（藤重作）

神無月十月、今月の六品 その２

「戻りカツオと長芋の芥子和え」

焼けばパチパチと脂のしたたるような戻りカツオ、
今が旬の真っ盛りです。
うまみの詰まったこの鰹をさっと炙り、
皮目のパリパリしたところ、とろりとした赤身の両方を
上品な出汁でコトコト炊いた長芋と合わせました。
和え衣の芥子がピリッと効いて、
コクがあるのにあと口さわやか。
紅白の彩りも美しい、目にもゆたかな秋の肴です。

（中村作）

神無月十月、今月の六品 その３

「鶏とチーズの燻製」

自家製の燻製はこれまでも何度かお披露目してきましたが、
今回は、鶏とチーズをいぶしてみました。
築地の専門店から仕入れる朝締めの鶏です。
味も脂もほどよいところを少し甘辛にほろほろに炊いてから
燻煙した手羽元（食べやすいよう骨を外してあります）。
日本酒に合うよう加減された淡い燻味が
そこはかとなくあとを引きます。
これだけでも、チーズと一緒に召し上がっても。
ちょいちょいと箸が進む絶好の「アテ」ですよ。

（箕村作）

神無月十月、今月の六品 その４

「秋鮭のクリームグラタン」

秋味もいま、出盛り。
少しさっぱりとした秋の鮭は、いろいろな素材に馴染みやすいので
料理の幅も拡がります。
この鮭をつかって、みんなが大好きなグラタンをつくりました。
鮭の味にほくほくとした里芋、プリプリの茸。
クリームソースにブレンドした強めのお味噌が
具材を引き立てて香ります。
具とソースの馴染み具合が、味の乗った秋のお酒に
きっとよく合うことでしょう。
カリっと熱々の焼きたてを召し上がれ。

（松本作）

神無月十月、今月の六品 その５

「炙り秋刀魚のオカラ寿司」

秋刀魚の旬はまさに、今。
脂も見事につやつやと乗ったサンマは
焼き魚でも美味しいけれど、
「六品」ではちょっと変わったお寿司に仕立ててみました。
酢飯の代わりに、いいお出汁できっぱりと炊き上げた
オカラをつかっています。
照り照りの、うまみがぎゅっと濃い秋刀魚と
やわらかなオカラのやさしさが
口の中でほどけて、なんともいえない旨さ。
ぜひ、おためしくださいね。

（箕村作）

神無月十月、今月の六品 その６

「豚とキノコの粕鍋」

秋風がつめたくなり木々の葉も色づくころには
酒粕の汁物がうれしいですね。
そこで、今月の小鍋立ては、
酒蔵さんからいただくおいしい酒粕と白味噌をベースに
ほっこりとあたたまる、粕鍋にしました。
疲労回復にも美容にも効く栄養素たっぷりの豚肉をメインに、
季節のキノコをいろいろ取り合わせ、
やさしい豚の脂と酒粕味噌のコクがとろけるよう。
滋味を吸った豆腐も葱もおいしくなって、
身も心もあたたまるお鍋です。

（大内作）