『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

毎夏恒例、赤鬼浴衣会のお知らせ

2013-07-17 00:56:44 | イベント、お知らせ
二週間、はやく夏が来たような今年のお天気。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
夏はこれから本番。
そこで、毎年恒例の、赤鬼浴衣会のお知らせです。

下記の四日間、
ゆかたを着てご来店下さったお客さまは、
お会計から
女性二割引、男性一割引、いたします!

暑気払いの一環として、
ゆかた姿で粋に風流に夏の日本酒を楽しもう、という趣旨で
ずっと行われてきた赤鬼の伝統行事。

日にちは、七月と八月の、最終の土曜と日曜です。
7月→27(土)、28(日)
8月→24(土)、25(日)
毎年お席は多少混み合いますので、
どうぞ、お早めにご予約お願い申し上げます。
お誘い合わせての皆様のお越しをお待ちしております!



文月七月、今月の六品 その1

2013-07-06 09:47:09 | 酒の肴
梅雨から夏へ、
うつりかわる季節を反映して
照り降りのめまぐるしく変化するこの季節。
みなさま、如何お過ごしでしょうか。

今月も、旬をてんこもりにした「六品」ができました。
自信持ってお勧めする、美味しい夏の肴です。
ぜひ、お試しあれ!

それではいつものようにひとつずつご紹介していきます。


「ささみと夏野菜のマリネ」

パッと目を引く、鮮やかな色合い。
美味しそうに盛られた野菜たっぷりの一品です。
築地の専門店から毎朝仕入れる新鮮な鶏、
片栗粉をはたいてプルンと茹でたささみは、
うまみがぎゅっと閉じこめられて、しっとり。
トマトや胡瓜、茄子などの夏野菜は
みずみずしい食感と歯ごたえ、彩りで季節感たっぷり。
これらを塩麹とアンチョビオイルをつかった
特製ソースで和えました。
味がきれいに馴染んだマリネはサラダとはまた違って、
夏吟醸を引き立てる爽やかな酒肴。
身体にうれしいおいしさで、あとをひきますよ。

(中村作)



文月七月、今月の六品 その2

2013-07-06 09:25:38 | 酒の肴
「トビウオ入り自家製板わさ」

お蕎麦屋さんの酒肴の定番、板わさ。
シンプルなだけに、蒲鉾の旨さがものをいいます。
旬のトビウオは西の方ではアゴといい、
刺し身も叩きもいけるし焼いて出汁にも使われる、美味しい魚。
二日酔いに効くナイアシンを豊富に含んだ
酒飲みにうれしい魚でもあります。
そのトビウオを使った手作り蒲鉾は
しっとりとして、魚のほのかな甘みと旨味が詰まっています。
添えたのは、蔵元さんからいただいた酒粕を使った
これまた自家製の、ぴりっとした山葵漬け。
まさにゴールデンコンビ、
日本酒に合わないわけがないという、王道の酒肴です。

(池田作)



文月七月、今月の六品その3

2013-07-06 09:17:01 | 酒の肴
「冷製トマト茶碗蒸し」

みんな大好きな茶碗蒸し。
手がかかるし蒸し加減が難しいのですが、
なめらかな卵と出汁のマッチングはこたえられません。
そこで、夏にぴったりの、冷たい茶碗蒸しをつくってみました。
一番出汁の上品な旨さが際立ち、
トマトの酸味、爽やかさが合わさって、
プルプルと、地だけでいくらでも食べられてしまいそう。
鶏、海老、三つ葉、椎茸とシンプルな具材を包み込み、
まさに初夏のごちそう!に仕立てられた逸品です。

(箕村作)


文月七月、今月の六品 その4

2013-07-06 09:07:34 | 酒の肴
「焼き穴子と白瓜の柚子胡椒和え」

夏穴子、梅雨穴子と呼ばれ、夏が旬とされるアナゴですが、
実は身に脂の乗るのは冬。
脂の乗っていないほうが美味しいとされる珍しい魚なのです。
ほっそりしてほのかな甘みがあるこの季節のアナゴを
さっと焼いて、瓜と和えました。
すこしのぬめりが旨味を閉じこめた穴子と
ぱりぱりの白瓜の相性は抜群。
柚子胡椒の爽やかな風味でどんどん箸がすすみそうな、
オツな夏の酒肴です!

(池田作)


文月七月、今月の六品 その5

2013-07-06 08:58:52 | 酒の肴
「タコのやわらか煮 わさびジュレ」

関西では半夏生にタコを食べる習慣がありますね。
真ダコは七月が旬、低カロリーでタウリン豊富な
いまの季節にぴったりの食材です。
その蛸をゆっくりとやわらかく炊いて、
そのお出汁でジュレをつくってかけました。
山葵のきいたこのジュレ、絶品です。
冬瓜と一緒に盛られた洒落たひと皿は、
出揃った夏の吟醸酒にぴったりの、あとをひく味わいですよ。

(箕村作)


文月七月、今月の六品 その6

2013-07-06 08:35:33 | 酒の肴
「アジなつみれ鍋」

初夏を代表する青魚、アジ。
叩いてよし、焼いてよし、旨みゆたかな魚ですが、
小型~中型のものが出回るこの季節が
もっとも味が良いとされています。
脳や目によいDHA、血液サラサラEPA、
骨を強くしストレス解消に役立つカルシウムも豊富。
まさに旬のこのアジでふんわりと作ったつみれを
野菜とともにウマウマな出汁でさっと煮あげたのが
今月の小鍋立てです。
冷房びえも吹っ飛ぶようなおいしいお鍋で
蒸し暑さで疲れた身体に栄養をゆきわたらせましょう!

(大内作)