『銘酒居酒屋・赤鬼』赤鬼だより

東京三軒茶屋にある『銘酒居酒屋・赤鬼』のスタッフが、お酒周り、お店周り、そして旬のよしなしごとをトツトツと綴ります。

今年も、ありがとうございました。

2013-12-31 09:48:51 | イベント、お知らせ
冬晴れの気持ち良い大晦日となりました。
赤鬼は、昨日を持ちまして、つつがなく今年の営業を終えることが出来ました。
お客さま、お酒をつくる方々、おいしい素材を届けてくれた方々、
スタッフを支えてくれた周りの方々に、
心から感謝し、御礼申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。

新年は一月七日から営業いたします。
いっそう、良いお店で在れるよう、
スタッフも充電して、また、がんばります。


みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。


2013年12月31日

赤鬼従業員一同
(オーナー滝澤、店長中村、板長箕村、大内、池田、松田、川崎、戸上、藤重、山崎、吉岡)

年末年始、営業のお知らせ

2013-12-12 01:19:14 | イベント、お知らせ
いよいよ今年もあと三週間。
みなさま、風邪などお召しにならないよう、お気をつけてお過ごし下さいませ。

年末年始の営業は、下記の通りです。

2013年
 12月30日(月)まで
   (ただし、15時開店、売り切れ御免の変則営業となります。
    だいたい21時ごろには閉店となりますので、
    ご予約および状況は、お問い合わせ下さい。)

2014年
 1月7日(火)から
   (通常営業です)。

よろしくお願い申し上げます。


師走12月、今月の六品 その1

2013-12-04 01:05:14 | 酒の肴
気温が十度を切ると、とたんにキリキリと
空気が肌を刺すようになりますね。
年末、いろいろ忙しい季節ですが、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

今月も、季節感満載、旬のものを凝縮した
自慢の六品が、できました。
さっそく好評をいただいております。
ぜひぜひ、召し上がってくださいな。
それではいつものようにひとつずつ、ご紹介していきます。



「伊達巻」

その名もシンプルな、伊達巻です。
おせちには定番の伊達巻ですが、
「おいしい!」という一本に出会うことは稀な気がします。
プロの味は家ではつくれないもの。
この伊達巻には、甘いものが得意でない筆者も
思わず唸りました。

上等なすり身と良い出汁、新鮮な卵を
板長の秘伝の合わせで焼いたこの伊達巻、
しっとりとして、あとをひきます。
飲みばなの口取りにも良し、お酒にも合う、
〆の軽いデザートにもなるという万能選手。
伊達巻のイメージが変わること、間違いなしですよ!

(箕村作)


師走12月、今月の六品 その2

2013-12-04 00:49:42 | 酒の肴
「かきチー」

生でも焼いてもフライにしても美味しい冬の味覚、牡蠣。
ほろ苦く濃厚な牡蠣の塩辛は、それだけで最高の日本酒の友です。
それをさらにひとひねりして、あたらしい一品をつくりました。
クリームチーズのまったり感と牡蠣のうまみが溶け合って、
ちょいと箸でつまんではお酒を飲む、が無限のループになりそうな、
危険(笑)かつウマウマな酒肴です。
もう少しだけ飲みたい時のお供にも、是非!
これは新しい定番になりそうな予感です。

(中村作)

師走12月、今月の六品 その3

2013-12-04 00:32:32 | 酒の肴
「鶏と下仁田ねぎの田楽みそ焼き」

おでんの元祖、田楽。
こっくりと甘辛のお味噌で食べるこんにゃくやお豆腐は
おいしいものですね。
今回は、その田楽をちょっとアレンジして、
オーブン焼きにしてみました。

築地の鶏専門店から仕入れる朝〆の新鮮な鶏肉、
甘みのつまった太い下仁田葱。
そのまま串にさしてねぎま焼きでも旨い素材を
さっと下煮して、糸こんにゃくも合わせ、
お味噌たっぷりで焼きました。
少し焦がしたお味噌の風味が広がり、
味も歯ごたえもお酒にぴったり。
鉄板の、アテですよ!

(池田作)


師走12月、今月の六品 その4

2013-12-04 00:22:18 | 酒の肴
「豚ヒレの天ぷら」

慌ただしい月、師走。
忘年会だクリスマスだと言っているうちに
あっという間に仕事納めがやってきます。
年末進行ということばもあるくらい、押し詰まった季節ですね。
一年の、総決算。
そんなときには、ちょっと身体にいいものを食べて、
元気に乗り切りたいものです。

疲労回復にかかせない栄養素をたっぷり含んだ豚肉、
そのおいしいヒレ肉を、
カツレツでもフライでもなく天ぷらに料りました。
サクッと揚がった衣に包まれた
ジューシーでやさしい味わいのヒレ肉は、
天つゆで食べると思いがけない美味しさ。
豚肉の天ぷらってあまり聞きませんが、
これはいけます!お試しあれ。

(箕村作)


師走12月、今月の六品 その5

2013-12-04 00:06:19 | 酒の肴
「平目の煮おろし」

冬は、白いものが美味しい季節であるような気がします。
白子、葱、白菜、大根、かぶら。
湯豆腐の白やにごり酒の白もよき風情。
白身魚の王様、ヒラメもまた、冬に旨い魚のひとつですね。

赤鬼クオリティで仕入れた質も鮮度も最高の平目を
カラリと揚げて、煮おろしに仕立てました。
おろしに使ったのは大根でなく蕪。
やさしい甘みが魚の上品さを引き立てます。
美味しいお出汁と蕪おろしのたっぷりかかった
熱々の揚げ出しで、
幸せな冬の一献をどうぞ!

(大内作)






師走12月、今月の六品 その6

2013-12-03 23:54:59 | 酒の肴
「タコ団子とキャベツの香味鍋」

木枯らしのつめたい冬の夜、
熱々のお鍋はほんとうにご馳走ですね。
身体の芯から温まる、そして日本酒に合う、
力強くてやさしいお鍋をつくりました。

白身魚と蛸をたたいてふんわりつくった
うまみたっぷりのお団子と、
ほんのりあまいキャベツ、葱、椎茸、豆腐を、
上品な塩味のスープでさっと煮込みました。
仕上げに特製の香味油をちょっと垂らしているので
お鍋の蓋を取ったとたん、こうばしい葱の香りがたちのぼります。
きれいな味が後を引き、コクの出たお出汁を飲み干した時には
すっかりポカポカ、
おなかも幸せになっていることでしょう。

(池田作)