花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

師走だってのにお休み取って歌舞伎座へ

2015-12-11 | 日記
朝晩すっかり寒くなりましたね。

まだ暖房使ってませんよ。
いつから入れますかねぇ?

と、昨日下書きしていたら、今日はなんでしょ、この生ぬるさ。
金曜は鍋ね!と週頭から決めていたのにどうしてくれるのよ。

汗かきかき我慢大会になっちゃいそう。




さて、師走というくらいで誰もが忙しいというさなか、お休み取って歌舞伎座に行ってきました。

どうーーーーーーーーーーしても見たかったんです、玉三郎さんと七之助さん。



11時開演なのでいろいろ家事を片付けていたらちょっと余裕のない時間になってしまい、
地下鉄乗り換えで慌てて乗り込んだら快速運転で東銀座通過という「うっそーーー!!!」
な展開に。

シラナカットヨ、通過する電車があるなんて。


都心に勤めていても自分の生息域外はまったく疎い田舎者丸出しなのです。





資金不足もあって3階席2列目でガマン

そんな時には父の形見の双眼鏡(お父さんありがとう♡)







お昼ご飯は禁断の糖質オン!

だっていい匂いに誘われちゃったんだもん





七之助さん、いつ見てもきれい!
演ずる女性の姿がドキドキしちゃうくらいすっごくきれいです。

お初で見る中車(香川照之)さん、本来は立役なんてしょうけど、夜の部の初女形らしい
配役、よかったです。
息子の團子くん、かわいかったです。
お上手だった。


夜の部の七之助さんから玉三郎さんへと幕で娘役が換わる通し狂言「妹背山婦女庭訓」

語れるほど多くを観ていないのであまり言えませんが、顔では頬がすっとした七之助さん
より玉三郎さんの方が実年齢はずっと上なのに不思議と若い娘っぽく見えたように思います。
お肌の年齢はそれはもう言っちゃいけませんね。


どちらもステキでした。
でも玉さまはやっぱり別格、という感じです。

ストーリーを書くと長いので割愛しますけど、わけもわからず無体な仕打ちを受け
あげく切り付けられて瀕死の時に、自分の恋人が身分違いであったこと、この命が
愛する人のお役に立つと聞かされて、それを受け入れながらも最後に一目会いたいと
思う願いも空しいままに死んでいく、という場面が感動的でした。

思わず「会わせてあげてよー」と、心の中で。


お芝居とは関係ないけど、自分が死ぬときって、きっと病室であれなんであれ、一人の
可能性が高いだろうな、と思ってたけど、やっぱり好きな人の顔を一目見たいって思う
のかな?なんて大真面目に考えてしまいました。
最後まで意識があれば、だけど。

もっとも、最後に一目見たいと思う相手がそのときいるか??? ^_^;
ここが肝心。




観劇後は近くでご飯、と思ったものの行ってみようと思ったお店はどうやらいっぱいの
模様、ということでいつものmammaに行こうとしたら、電車逆方向乗りという失態。

東銀座って会社から歩いて10分たらずの場所なのに。
なんで逆乗りなんてことに??



さて、来週は古典とは離れて SPINNIN RONIN の舞台「ROKKA ZAMURAI」を見に行きます。


公演情報