



1区:田口雅也 (2年・日章学園)
最近1区に起用される事が多く、そして外さない田口ですが、明治の文元、法政の西池、駒澤の由布などを抑えて、見事な区間賞でした。高校時代の5,000Mのベストタイムが14分54秒ですから、素晴らしい成長ですね

2区:設楽啓太 (3年・武蔵越生)
3年連続で 「花の2区」を任され区間3位 (日本人1位)、ここも日体大の本田、駒澤の窪田、学連選抜の早川(東海)、青学の大谷など強敵は多かったものの、強風をものともせず、区間賞は立派でした

3区:設楽悠太 (3年・武蔵越生)
1年生時と同じ3区を任され、兄弟の襷リレー実現、兄が好走すれば弟も好走すると言う相乗効果を見せました。近年3区の重要性が見直され、ここにエースを持って来る大学も多いです。今回も、日本学生界のエース、早稲田の大迫、青学のスーパールーキー久保田、明治の主将の菊地、駒澤の主力の中村などが走りましたが、彼らを抑えての区間賞は賞賛に値すると思います

4区:淀川弦太 (2年・秋田工業)
当初4区を走る予定だった今井 (2年・学法石川) が体調不良のため、急遽出場。今井とはそんなに力の差は無いと思われましたが、後続に差を詰められました。秋田の公立高校出身ながらメンバー入りしましたが、来年の捲土重来に期待したいです

5区:定方俊樹 (3年・川棚)
区間10位、ブレーキとまでは言えませんが、日体大の服部、早稲田の山本と比較すると、力不足は否めませんでした。
東洋大学初の親子二代に渡る箱根ランナーになりましたが、ほろ苦い箱根デビューとなりました。後半に早稲田の山本がアクシデント?で失速したので、早稲田と4秒差で済みました

今日2人 サブのメンバーを使いましたので、明日の復路を走る可能性があるのは、当初からのメンバー5人+あと2人。
6区は昨年区間賞の市川が居ます。残りのメンバーでは早稲田はそんなに強い選手は居ませんし、駒澤は攪上、久我、千葉と有力選手が残って居ますが、往路での東洋大学との差が、4分以上ありますので、余程のブレーキが無い限り、逆転される事は無いと思います。
青学もエース出岐が残ってますが、本来の調子なら、2区か3区に使って来ると思います。
明治は力のある下級生の有村と八木沢が残って居ます。チョット不気味ではありますね。
問題は往路を制して、盛り上がっている日体大です。復路の選手は、私は余り知らないのですが、東洋大の
6区の市川が差を余り縮められなかったり、逆に離されたりすると、ズルズル行くかもしれないですね。
東洋大の酒井監督は、ルーキーの服部を主要区間で使うと明言してます。私は9区だと思いますが、今日の日体大との差 (2分39秒) を考えると、早めの7区起用も有り得ますね。ただしいくら力のあるルーキーでも好走するとは限りませんよ。
今日の往路でも、駒澤のエース窪田は区間7位に沈み、早稲田の大迫も風に泣かされ、区間賞を獲れませんでした。
とにかく、まだ優勝の可能性は十分にあります。逆転で2連覇目指して、GO


