



惜しくも敗れた東海大四高も同様の事が言えますね。双方お疲れ様でした


さて昨日はレンタルDVD

主演は高倉健ですが、任侠路線以降の高倉健主演作品では、この映画が一番の出来ですね。(確信します。)
監督が降旗康男、脚本は倉本聰ですから、これだけでも良い映画に違いないと思っちゃいますが、
高倉健と倍賞千恵子の他にも、
いしだあゆみ・北林谷栄・藤木悠・永島敏行・古手川祐子・名古屋章・田中邦衛・小松政夫・草野大悟・宇崎竜堂・烏丸せつ子・根津甚八・室田日出男・池部良・佐藤慶・大滝秀治・寺田農・竜雷太・小林年侍 など錚々たる顔ぶれです。
もう30年以上も劇場で観た私は、高倉健・倍賞千恵子・いしだあゆみ・室田日出男の4人しか覚えておりませんでした。
良い映画は、劇場だけでなく、TVの再放送やDVDなども含めて、最低でも三回は観ないと駄目ですね

冒頭のワンシーンしか登場せず、しかも一言も台詞を発しない いしだあゆみが、印象に残る演技を見せています。室田日出男も台詞は僅かでしたが、存在感ありますね。
舞台は北海道ですが、高倉健には北海道が良く似合いますね。網走番外地・幸福の黄色いハンカチ・遥かなる山の呼び声・海峡 (あれは青森でしたか?) など。
それにしても倍賞千恵子の演技は特筆モノです。私は自他共に認める吉永小百合の大ファンですが、ああ言う役は吉永には出来ないでしょうね。

北海道で生まれ育った私は、留萌・増毛・雄冬・上砂川・歌登・北見枝幸などの名前を聞くだけで、嬉しくなりました。そちら方面に縁のある方は、尚更でしょうね。
非常にシリアスな映画ですが、2シーン程チョッピリ笑わせる場面も出て来ます。
影の主役は、八代亜紀かも知れませんね。解らない方は是非DVDを観て下さいませ。