稀勢の里は全休、白鵬は4日目から休場、そしてついに鶴竜までもが休場と横綱不在の名古屋場所になっちゃいましたね

栃ノ心も今日玉鷲の捨て身の小手投げに屈し土が付き、幕内の全勝は御嶽海ただ1人になっちゃいました

今日は5勝6敗と分が悪く、三場所連続負けている正代を一方的な相撲で退け、危なげなく6連勝です

これから対戦する予定だった横綱は不在だし、大関高安は相撲がバタバタして本調子ではなさそうだし、苦手の逸ノ城も精彩が無く、栃ノ心と遠藤辺りが要注意でしょうかね。
今日のTVの解説者の元関脇栃乃和歌は、御嶽海が所属する出羽海一門の重鎮である春日野親方でしたが、御嶽海を褒めてはいたものの、やはり稽古が足りないと苦言を呈しておりましたね。
御嶽海と言えば押し相撲一点張りの印象を受けますが、今日の正代戦などは自分から前みつを取りに行ってます。
師匠の出羽海親方 (元小城の花) は前捌きが上手い力士だったので、その影響も受けているでしょうし、押し相撲一辺倒では大関になれない、なっても短命大関か大関止まりなのは歴史が証明しています。(若羽黒、大受、千代大海など)
三役を長く維持していますが、三役ではまだ二桁勝ち星を記録していません。後半に負けが込むのは稽古不足だとの指摘がありますが、それを見返すような成績を残して、泡良くば賜杯を抱いて欲しいと思っています

三横綱に衰えが見え、栃ノ心は安定はしていますが、30歳を超えています。次世代の期待の星は遠藤と御嶽海でありましょう
