不知火アスカの"きのむくままに"

その時やっている事や思っている事…が今や模型製作記に。時々悪乗り。
(スローペースでも私らしくいきますようー☆)

第172回 スプレー無しでカーボン塗装は出来るのか リベンジ編

2007年10月23日 10時53分21秒 | プラモデル関連の話題
さてさて、昨日は無謀な挑戦をして、あっけなく負けてしまったワケです。


170回でも書いてましたが、塗料が足りてないので、どっちにしても買出しに行く予定でした。なので、市内まで買出しに行きました。





そしてリベンジのためのアイテム!ということで、エッチングメッシュを購入~。これ、高いです(苦笑)多分ですが、横が4センチぐらい、縦が10センチくらいかな(目分量)、600円する代物です。製作費用から考えるとこんなもんでしょうか。


なお、カーボンデカールには遭遇しませんでした。




さて、カーボン塗装を無謀にも筆で挑戦するこの企画、果たして誰かが参考にするのかはものすごく疑問なんだけど、個人的プライドにかけて!
ま、あれです、筆塗りこだわりによる悪乗り(笑)


でも技術的に表現手法が広がるのはいいことだと思うのでいいかな、と。


では本題っ。





今回は中研ぎ無しですが、リターダーを適度に加えて均一面を作っておきます。同じくセミグロスブラックを使用。





とりあえず練習なので、側面にエッチングメッシュを手で押さえながら作業します。

昨日と同じ焼鉄色を筆先につけて、適度に塗料を落としてから、筆先で上から叩くように塗ります。ドライブラシするほど塗料を落としてしまうとつきませんし、あまり塗料がついているとにじみの原因になります。そこは何度か様子見て挑戦・・・・・






結論:十分可能!


ただし、いくつか問題点もありました。


1.塗料の含み具合に関して
この写真の右上の方をみるとわかりますが、最初はやはり失敗してます。で、やり方を掴み始めた下の部分、そうはいっても濃さにムラが出来てます。
今回、焼鉄色は原液ままでつかったので、リターダーや薄め液等を使うことでなんらかの改善は見込めそう。

2.使う筆に関して
多分、上から叩く方法でないと出来ないと思うんですが、その時使う筆の硬さはかなり重要だと思います。今回、やわらかい部類に入る、動物毛の(でも安物の)平筆でした。例えば、合成繊維であればある程度の硬さがあるでしょうから、筆によってやりやすいものがあるかもしれません。
もちろん、筆を変えることで塗料の含み具合にも差が出るので、微調整は必要ですが。



最後にさっとつや消しスモークを塗ってコートして完成です。







正直、筆でするものではなさそうです(汗)。


あと、四角じゃなくて、ひし形の方がいいかも、とか。




とりあえず、筆塗りで出来ないこともないので、カーボン塗装はスプレーやエアブラシ塗装でしか出来ない!って言われたら反論しましょう。一応出来る、と(笑)




…こんな終わり方でいいのかな?





ところで、他にも筆塗りで出来ないといわれてることがいくつかあります。


身近なところで言うと、メタリック塗装です。実際、かなり手間がかかるのであまり使われない技法だとも感じますけど。やり方は、シルバー→クリアー→クリアーカラー(→研ぎ出し)です。筆ではメタリックを均一に塗るのが難しいのと、クリアーコートが難しいです。これに関してはきっと問題ないと思います。所詮”難しい”であって”不可能”ではないです。気が向けばやろうかな。


あと、やっぱりバイクや車のスケールモデルで見る、マフラーの焼け表現です。参考ページはコチラ。正直これだけは、ちょっと筆の限界を感じてます。対策方法としては、やはりウェザリングの応用が一番近そうです。が、今は無理そう;;;;






そんなわけです。

なんだかすこし不完全燃焼な気もしてますが、気を取り直してF189の製作に戻ろっと。


何か良さそうな方法思いついたら教えてください。挑戦してみるので。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする