雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社12 江之島町の新羅大明神

2010年05月07日 13時44分59秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社12 江之島町の新羅大明神

 浜松市南区役所のすぐ東南に浜松江ノ島高校がありますが、芳川を渡る江南大橋を南に渡って、江の島高校北」信号を過ぎると、道が東へ曲がっていきます。
 最初の信号を南へ曲がると、すぐ右(西)に見えてきます。

 東向きの神社です。
 静岡県神社庁のホームページでは「新羅(しんら)神社」となっています。

 江戸時代に、小笠原源太夫(げんだゆう)基長さんは、出身地の近江の園城寺にあった新羅神社を勧奨しました。
 この近江の新羅神社は、平安時代の源氏の頭領・源義家さんの弟・新羅三郎義光さんが元服した神社です。
 祭神は「新羅三郎義光」です。

 つまり近江から来た新羅系朝鮮人の子孫がこのあたりにたくさんいたということでしょうか。

 小笠原源太夫さんは、五島地区に農業用水と水運のための「源太夫堀」を整備した人です。
 遠州浜団地の西の端に「源太夫橋」があります。

 問題は、堂々と「新羅」を名乗った「新羅三郎義光」さんとは何物か、ということです。研究します。