雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 5月23日(日) 大雨の予報と…自然と社会と

2010年05月24日 06時08分02秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月23日(日) 大雨の予報と…自然と社会と

 早朝に仕事から帰ってきました。昨夜は、大雨の予報でしたが、うまく仕事のあいだは小雨で終わりました。
 
 N子さんが、珍しく、夜中にボクが出かける時に、玄関に出てきて「いってらっしゃい」と言ってくれて、30年前の新婚当時の感覚が蘇って、幸せでした。

 午前5時頃に家に戻って、玄関を開けると、玄関に、N子さんが支度してくれた下着が置いてありました。
 ありがとう、N子さん。
 すごく豊穣な,幸せな気分になって、今から寝ます。




本と映像の森43 一色登希彦『日本沈没3 D計画』小学館

2010年05月24日 05時33分34秒 | 本と映像の森
本と映像の森43 一色登希彦『日本沈没3 D計画』<ビッグコミックス>、小学館、2006年9月1日初版第1刷、212p、定価505円+消費税

 第3巻から、雨宮の関心のある部分を拾います。ほかの人なら、違う拾い方があると思いますが。
 第3巻は、大晦日の「雑種天国」から始まります。最初は、小野寺さんの回想。

1 スケール

 日本海溝の底から浮上するあいだの、マッドサイエンチスト田所博士(実際には、いちばん正常な人かも)のセリフ。

 「小野寺くん、わしは最近、街を歩いていて ふと、道路を見下ろして…「こんなところに こんな物があっただろうか?」と思う場所に 路面のヒビ割れを見つけて、しばらく 立ち止まってしまった。」

 「分かっている、幸長(ゆきなが)。東京の路地の亀裂が 今見たものと 直につながっているなどと 言いたいわけではない。」

 「わしが言いたいのは この一連の物事を 見る時の スケールの置き方の 問題だ。」

 「そのスケールを 大きくとりすぎれば 拾えるものを 拾い損ね。小さすぎれば 相関する広範な事象を 読み取り損ねる…デリケートな 問題だ。」

 「小野寺くん、我々が見たものは ものそのものではなく,大きな物事の 片鱗にすぎない。意味する総体は 別にある。その総体の全体像が 分かるまでは 事の重大さも 推し量れない。」

2 小野寺さんと玲子さんの大晦日の会話

 小野寺「すまない…呼び出しといて オレ… ロクに話もしてない… 楽しくもなんともないよな」

 玲子「なに!あはは、そんな事?いいんだよ 小野寺くん ぜんっぜん!! だって今話したくないんじゃなくて うまく話せないだけなんでしょ? 
 だから、私に声をかけてくれたんでしょ?」

 小野寺「なんで俺を、“うまく話せなくて困ってる”…って 思った…?それはお前が日々、仕事と日常の間で 味わっている思いだからか?」