雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

人間・心・集団の学習8 魂・人格の幸せとくらし・生活の幸せ

2010年05月25日 05時49分13秒 | 人間・生命・宇宙
人間・心・集団の学習8 魂・人格の幸せとくらし・生活の幸せ

 「幸せ」という時に、2種類の「幸せ」「幸福」があるのではないかと、思いました。
 以下、それについての考察です。

 ひとつは、当然、くらしや労働や家庭がふつうに維持できる「幸せ」です。この「幸せ」は、物質的な、他人との「協同」「たたかい」「連帯」によって、よりよくしていくことができます。

 ところが、もう1種類の「幸せ」は、物質的な・社会的関係的なものでもなく、心の・精神的なものでもなく、人間の中枢である「魂」「人格」に関係していて、これは自分自身や親しい「旅の仲間」との関係でだけ、考えられます。

 この「魂・人格の幸せ」は、「くらしの幸せ」と平行して、どちらも追求されないと、人間って、いびつに歪んでいくと思います。

 ただし、この「魂・人格」は、発達したりしないと思います。ただ、幼い頃からの「魂・人格・霊性」が、汚染されたり,歪んだりしないように、つねに「魂・人格」を磨かないといけないと思います。

 宮沢賢治さんの童話『ホモイの火』を読んでください。