雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

浜松と遠州の歴史1 『浜松市史 新編史料編6』

2010年05月12日 07時38分39秒 | 浜松静岡郷土史
浜松と遠州の歴史1 『浜松市史 新編史料編6』浜松市、2010年、A5版、1218ページ、価格2800円。

 1959年(昭和34年)5月から、2008(平成19年)までの浜松市政や浜松市の歴史資料、610点を収録しています。
 
 浜松市の図書館で扱っています。
 郵送の場合は、郵送料金として切手代450円が必要です。
 
 発刊記念講演会が6月19日(土)午後と、6月26日(土)午後に開催されます。
 定員50人で、先着順です。

人間・心・集団の学習7 民主的運営と個人的・専制的運営

2010年05月12日 06時58分41秒 | 人間・生命・宇宙
人間・心・集団の学習7 民主的運営と個人的・専制的運営

 組織・集団の運営と決定はどうあるべきか、ここ数年、雨宮は信頼できる仲間(妻のN子さんを含みます)とともに、いろいろ悩み、追求してきました。

 解決してスッキリ運営している組織・団体もあるし、解決できずに、そこで包囲されて孤軍奮闘でのたれ死にするのもいやなので、雨宮夫妻としてはそこは見捨てた組織もあります。

 「民主団体」「民主的運営」といえるのは、2種類しかないと思います。
 
 一つの道は、満場一致制を原則にして、参加者全員で納得のいくまで、とことん、話し合って、議案を修正していくことです。


 二つめの道は,満場一致制を目標にしつつも、どうしても一致しないときには、参加者全員の投票で、多数決決定をすることです。
 
 この2つ以外に、民主組織・民主的運営はないと思います。

 戦国時代を扱った小説、たとえば、宮城谷昌光さんの小説『風は山河より』『新三河物語』を読むと、戦国時代の武将たちは、部下を集めて、まず存分に部下たちの意向を言わせて、その上で、自分が全責任を負って決めるのだと、書いてありました。
 
 もちろん、それは、民主的運営・民主的組織ではありません。ありえません。

 民主的運営とは、とにかく定期的に会議を開いて、そこで決めていることだと、考える人がいるなら、それは大きな誤解だと思います。

 民主主義を、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・上杉景勝の水準に下ろしてはいけないと思います。

 民主的か、非民主的か、の分かれ道は、満場一致制か多数決制のどちらかを採用しているか、それとも声の大きい人や責任者の判断だけで決めているかどうか、だと思います。
 
 もしみなさんが参加している会議が、みんなに総意を図らずに、責任者だけの大きな声で決めるのなら、それは、400年前の戦国時代の水準だということだと思います。
 (反論・批判、受け付けます)

 

雨宮日記 5月10日(月) ショパンさんピアノ協奏曲再論

2010年05月12日 06時42分24秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月10日(月) ショパンさんピアノ協奏曲再論

 「雨宮日記 4月23日(金)」「ショパン(ゼロ才)の洗礼の日」でこう書きました。
 
 「今大好きなのは、ショパンさんのピアノ協奏曲1番・2番と、ラフマニノフさんのピアノ協奏曲2番・3番なのですが、ラフマニノフさんのピアノとオケのからみあった緊密な構成の曲を聴くと(からみあいすぎて時々、ピアノの旋律が聞き取れません)、ショパンさんのピアノ協奏曲は、すごく好きなのですが、オーケストラがバックで伴奏するピアノソナタという感じがします」と。

 さっき「審美眼要請日誌」さんのホームページにアクセスしたら、以下の文章がありました。
 
 「ショパンのピアノ協奏曲が「ピアニストの、ピアニストによる、ピアニストのための協奏曲」だということは確かだと思う。第1番も第2番も、ピアノ・パートの入念な書かれ方に対して、オーケストラ・パートは響きが単調で、意外なほど繊細さがない。明らかに、常に音楽をひっぱっていくのはピアノで、オーケストラは添え物としての役割しかもらっていない。作曲された動機が、20歳そこそこだったショパンがピアニストとしての自分を売り込むための自作自演用、ということも一因なのかもしれない。でも、同じくピアニスト兼作曲家だったラフマニノフも、バルトークも、もうちょっと丁寧にオーケストラ・パートを書いてるんだけどなぁ」と。

 やっぱり!誰が聞いてもそうなんだ、と思って、雨宮は自分の感性にすこし自信がつきました。
 
 5年に1回ワルシャワで「国際ショパンコンクール」がおこなわれます。
 いま『週刊モーニング』で隔週連載しているマンガ「ピアノの森」が、2人の主人公の少年、一ノ瀬海(かい)と雨宮修平が、最終予選に挑んでいます。
 この第3次予選に通ると、いよいよ、ショパンのピアノ協奏曲を演奏するラストの本選です。

 修平は、1番?2番?海は、1番?2番?どっちを演奏するのか、楽しみです。