雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 1月3日(火) 古いカメラ用のリバーサルフィルムが無い!

2012年01月04日 15時54分55秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月3日(火) 古いカメラ用のリバーサルフィルムが無い!

 久しぶりに、多分数ヶ月ぶりに則子さんと馬込川を散歩しました。

 冬鳥のカモたち、ヒドリガモやマガモやカルガモなどもいましたが、真っ黒くてクチバシが真っ白いオオバンも9羽見掛けました。

 黒と白のコントラストが青い川に映えて、とてもいいですよ。

 望遠側に強いデジカメで撮影したのですが、どうもピントが悪くてきれいに撮れないので、しかたなく古いフィルム一眼レフを持ち出して、電池(CR-2を2個)とスライド用のリバーサルフィルムを買いに近くのコンビニを回りました。

 ところがネガフィルムしかないのですね。前は、確かに家の近くのコンビニで買ったと思うのですが。

 仕方なく、遠くまで買いに行く事にして、今日は断念しました。

 今日で短かったお休みは終わり、仕事に入ります。

  ☆

 則子さんとドライブしながら、NHKラジオで宇宙飛行士・向井千秋さんのお話を聞いていて、健康の「自己管理」それも「身体の自己管理」と「心の自己管理」の話をしていたので、いろいろ考えました。

 自己管理とは、別の言い方をすると自己コントロールすることです。

 自己管理するためには、自分の心の状態を自己認識しないといけません。つまり「私の心はいまこういう状態にある」という客観的な認識です。
 
 そのためには、ジブンの心の中に、自分の主観的な心と、それを客観的に認識する「もう一人の自分」がいないとできません。
 
 つまり、自分を二重化するわけです。

 自分の中に、自分を映す鏡(ミラー)がある状態を想像することになります。

 そういう「自己認識」「自己管理」の前提は、自分がいかなる他人によってもコントロール・支配されていないというのが前提になります。

 つまり他人が「私はこう思う」あるいはマスコミが「解説者はこう言っています」、宗教で「教祖様はこう言っています」、大学で「教授の意見はこうです」などに自分が左右されないことです。

 そういう自立した自主的な個人によってしか、正常な民主的な組織・集団は作れないというのがボクの意見です。

 ある集団に属することによって、自分が何か変わったように思うのは幻想に過ぎないのではないでしょうか。個人にとってそれは参考資料程度にしか過ぎません。

 判断を下すのは一人ひとりであることをつねに厳粛に受け止めて生きていきたいと思います。

 最初に戻りますが、正しい判断を下すには、主観的な自分と客観的な自分の二重化、そしてその二重化した2人の自分の対話が必要なのではないでしょうか。

 つまり、自分と自分の対話です。

 

世界の古代史 1月3日(火) テレビで世界の古代史発掘からベスト20

2012年01月04日 05時15分08秒 | 古代史を考える

世界の古代史 1月3日(火) テレビで世界の古代史発掘からベスト20

 TBS系テレビ之でなんと5時間の特番、『緊急スクープ!!世界初公開・・・夢の古代秘宝史上空前の大発掘SP』が面白かったです。

 なにしろ黄金発掘など、世界の発掘からベスト20を選んで放映しながら、マヤのピラミッドと、世界最古の黄金文明のブルガリア・トラキア(騎馬遊牧民族です)と、古代ロマの皇帝ネロの地下遺跡と3カ所を「同時中継」するという企画、その3カ所が、夜の日本と同時刻に、同じように真っ昼間という「同時中継」でしたが「ベスト20」の方がよかったですね。

 日本からは出雲大社と出雲の青銅器、そして博多の金印でした。

 アンデスの黄金国家「シカン」の謎のミイラ、それから古代エジプトのラムセス2世がつくったアブ・シンベル神殿に年2回だけ太陽が神殿の奥のラムセス2世像まで差し込んで像を輝かせる驚異、すごかったです。

 それと、古代ロマの遺跡が現在のロマ市街地の地下15mにあるという、とんでもない話。どういうことかというと、ロマはもともと低湿地に作られたので、たびたび大洪水で市街地が埋もれて、その埋もれた住宅の上に、何層にも住宅を建てたので、過去の古代ロマのネロ時代の市街地が、現代では15m地下になるという、初耳でした。

 一番黄金が豪華なのは、やはりツタンカーメンさんの墓だそうです。

 すごいのは、これを発見したカーターさんは、そのお目当ての「王家の谷」の全体にグリッドをめぐらして、その一つ一つをすべて掘っていったのだそうです。ところが、どうしても出ない。
 
 もうだめなのか、と思ったそのときに、カーターさんはその中に、古代の建物があって、その下は発掘してないことに気づいたそうです。

 そこで、その建物を取り除いて、そこを掘り始めたら!それが思春期に死んだ青年王のツタンカーメンさんの墓の発掘の始まりでした。

 もう一つ、番組でも取り上げられた「黄金のミケーネ」では、発見者のシュリーマンさんが、ホメロスの叙事詩・神話を信じて、ミケーネを発掘したことが高く評価されていました。

 残念ながら、同じシュリーマンさんによる「トロヤ」発掘は、語られませんでしたが、神話という点では、有名なトロヤ戦争の発端になったのが、神々による軋轢、「一番美しい女神に与えられるリンゴ」というのですから、とても事実の歴史とは思えませんね。

 ところが、シュリーマンさんは「トロヤ戦争」、ギリシア軍によるトロヤ攻撃が事実であると信じ、そのギリシャ軍の攻撃で廃墟となったトロヤを発掘してしまったのです。

 同じように、あまりにも空想的とされてきた、日本神話で有名な出雲の、出雲大社の巨大な建造物(推定で高さ48m)が事実であることも、出雲大社での巨大柱の出土で証明されました。

 残念ながら、ギリシャ神話と、日本神話のリアリティ(真実性)の意味について、まだまだ、普通の市民には浸透していないように思います。

 『古事記』も『日本書紀』も、事実と真実を伝えているのだと、ボクは思います。
 

 5時間とあまりに長い番組なので、録画しておきましたが、まだ全部は見ていません。